月別アーカイブ: 2018年2月

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祝 卒業  平成29年度第108回報徳学園高等学校卒業式

本日、平成29年度 第108回 報徳学園高等学校 卒業式を行いました。卒業生諸君、卒業生保護者様、ご卒業おめでとうございます。晴れ晴れとした表情で、卒業生377名の卒業証書授与が行われました。また、精皆勤賞受賞者185名、報徳教育学術奨励賞受賞者78名の表彰も行われました。
これから皆さんは新たな進路で、それぞれの人生を歩んでいきます。楽しいこと・つらいこと・苦しいこと、様々なことを経験するでしょう。その一つ一つが自分の糧となり、成長していきます。時には立ち止まることも必要かもしれません。そんな時は、報徳学園に顔を出しに来てください。我々はいつでも、君たちの成長と成功を祈っております。

本日はご卒業誠におめでとうございます。

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平成29年度 第108回高等学校卒業式が執り行われました。

厳しい寒さの続く中、暖かく柔らかい日差しに恵まれた良き日に、第108回高等学校卒業式が執り行われました。377名の卒業生は晴れやかかつ厳粛な面持ちで式に臨みました。三年間・六年間の思い出は語りつくすことができず、名残惜しい様子でもありました。次のステージへ歩みだす強い志と意気込みを胸に、共に過ごした友人との別れの時を過ごしていました。式典は、国歌斉唱、校風三則朗唱、卒業証書授与、精皆勤者表彰、奨励賞表彰を経て、学校長式辞、理事長祝辞、同窓会長祝辞、推譲会長祝辞を頂きました。送辞、答辞では在校生、卒業生からそれぞれの熱い思いを伝えられ、胸の熱くなる一幕もあり、とても良い卒業式になりました。将来へ向けて報徳での学びを心に刻み、輝かしく羽ばたいていってもらいたいと願っています。

卒業式①

卒業式②

卒業式③

卒業式④

卒業式予行が開催されました。

来る2月17日(土)に第108回高校卒業式が執り行われます。本日、高校Ⅲ年生はその卒業式に向け予行に参加しました。教室で通知表や卒業アルバム、推譲会だより等、配布物を受け取った後、クラスごとに会場となる体育館へ入場しました。学年主任の池田先生から式典に際しての諸注意があり、予行が始まると久しぶりに顔を合わせた和やかなムードから一転、厳粛なムードで取り組むことができました。歌唱練習にはお二人の音楽の先生から発声のポイントや呼吸法などをご指導いただき、大きな声で正確に歌うことができるようになりました。今日の予行を踏まえ、当日の卒業式に厳粛かつ堂々とした態度で臨み、立派な晴れ舞台としてくれることを祈っています。

卒業式予行(皆勤者)

卒業式予行(卒業証書授与)

卒業式予行(歌唱練習)

進路指導部主催 講演会(高校生保護者対象)実施のお知らせ

 本校高校生保護者の皆様を対象に、以下の要領にて講演会を実施させていただきます。また、次年度から放課後講座として『金次郎SEMINAR』、放課後自習室・個別指導として『金次郎STUDEO』を開設いたしますので併せて説明させていただきます。

 日  時 3月3日(土)13:30~15:00ごろ
 場  所 大谷記念講堂
 対  象 本校高校生保護者の皆様
 予  定 13:30~14:00 松村先生
      清風、清風南海などの進学校でハイレベルクラスの運営等、進路指導部に長く携わっておられました。
      14:00~14:30 進路指導部 森田
      14:30~15:00 『金次郎STUDEO』スタッフ 藤井

 ぜひご出席いただきますよう、よろしくお願いします。

進路指導部講演会(高校保護者対象)

ラグビー部 兵庫県中学校新人戦

 2月12日(月)関西学院大学第2フィールドで行われました兵庫県中学校新人大会を優勝することができました。この結果、4月から行われます兵庫県中学生春季ラグビーフットボール大会に中学校からは第1シードとしての出場となります。引き続きご声援をお願いいたします。

結果  優 勝
 15分ハーフ
 報徳+六甲 26-7 関西学院+灘
 報徳+六甲 31-0 甲南

英語ディベート大会

 2月11日に行われた英語ディベート大会に4年A組(高Ⅰ、Ⅱ進コース)が出場し、予選で琴丘高校、神大付属高校を破って決勝トーナメントへ進み、ベスト8という結果を残すことができました。
 教科横断学習の一環として様々な教科内で取り組み、多くの時間をかけて頑張ってきた取り組みですので、良い結果が出たことは喜ばしい限りです。
 この経験を糧に彼らがさらなる成長を遂げてくれることを期待します。

ディベート賞状

ディベート2

ディベート3

兵庫柔道グランプリ2018

日時  平成30年2月11日(日・祝)

会場  グリーンアリーナ神戸

結果
【兵庫県高等学校柔道選手権】
 亀田  聖 (Ⅱ-5) 2回戦敗退
 古居 慎二郎(4-2) 2回戦敗退
 
 以上の結果となりました。
 高校選手権に本校から2名が選出され、出場しました。力を充分に発揮することができず、入賞することはできませんでした。
 これから春以降に始まる総体に向けて、課題を克服し更に頑張りたいと思います。ご声援ありがとうございました。

推譲会教育部講演会が開催されました

推譲会教育部講演会は保護者の皆さまが昨今の教育事情やニーズに応じて企画して頂き、ご子息の教育・成長についてご理解を深めて頂く好機となっております。今回は、こどもコンサルタントの原坂一郎先生に「男子中・高生のトリセツ~認めるだけでうまくいく~」という題でご講演頂きました。成長期ごとの子どもの変化に応じた親の接し方について、また、より良い成長のために男子の特徴をどう捉えればよいのかなど、思春期の男子を育てるうえで重要なポイントをご教授頂きました。特に、「認める」をキーワードに具体的な声掛け、接し方についてご助言があり、保護者の皆さまがすぐに実践に移して頂ける内容で、実りのあるものでした。最後に、関西を中心に歌手活動をされている佐々江辰弥氏から「いま、大切なもの」というテーマで歌をお聞かせ頂き、より身近に子どもの教育・成長について向き合う機会となりました。
推譲会教育部の皆さま、企画から運営にわたりご尽力頂き、ありがとうございました。

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今月のうた・ことば

二月のことば
天理は万古変ぜず、人道は一日怠れば忽ちに廃す

今月のことばには『二宮翁夜話』第6話に載っている言葉を選びました。第6話は報徳思想関係の話でよく出てくる「天道」と「人道」の違いについて、尊徳翁がわかりやすく説明した話です。「天理(天道)」とは、尊徳翁のあげた例でいえば、田畑に雑草が生えたり、川の堤が崩れたり、溝に土砂がたまって埋まったり、橋の木が腐って壊れたりすること、つまり自然のまま放っておくと生じる現象のことをいいます。それに対して「人道」は、田畑に生えた雑草を取り除いて米や麦を育てること、つまり天のめぐみをうけつつも、自然のままではなく人の手を加えることによって有益な状況を作り出すことをいいます。
人間で考えると、いろいろな私欲を持つことが天理ということになります。しかし私欲のままに生きるということは、田畑に生えた雑草をそのままにすることと同じであると尊徳翁は言います。だから己に克つことこそが人道であるとしました。これがいわゆる「人道作為論」という考え方です。
『二宮翁夜話』第5話でも、人間と野生動物を対比することで天道と人道の違いについて説明しています。野生動物は雨に濡れ、日に照らされ、風に吹かれながら生活している。食べるものも近くに生育している草や木の実を食べ、何もなければ食べることもない。それに対して人間は住居を作って風雨をしのぎ、衣服を作って寒暑をしのぐ。さらには蔵をつくって米を蓄え、いつでも食べられるようにしている。つまり人間は自然のままに生活しているのではなく、作為を“続けながら”生活しているのです。雑草はすぐに生えてくるので頻繁に草抜きをしなくてはなりません。住居や衣服も放っておくと壊れたり汚れたりしていくので、定期的に修繕したり洗ったりしなくてはなりません。米も勝手に生えてはこないので、手をかけながら育てなければなりません。人間は普通に生活しているようにみえながら、実際にはいろいろなことをしてその生活を維持しているわけです。
「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といいます。1月は1年の初めであり、「今年の目標」を立てた人も多いと思います。しかし早くも1月は終わり、もう2月になりました。油断をしていると2月も終わり、すぐに3月も終わってしまうことでしょう。そうならないように、しっかりと目標を定め、強い心を持って取り組んでいくことで、心の田によきみのりを得ていきたいと思います。

ユニクロから感謝状とフォトレポートが届きました。

中学1・2年生Ⅱ進コース

学園祭で回収させていただいた子ども服が、ユニクロを通して東アフリカに位置するタンザニアに届けられました。タンザニアでは、周辺国のブルンジやコンゴ民主共和国などから逃れてきた、約31万人の難民が3つの難民キャンプに分かれて避難生活をしています。そこで避難生活を送る難民の人たちに、大人の服も合わせて約110万着の服が届けられました。その際のフォトレポートと感謝状が届きましたので、その一部を報告致します。ご協力ありがとうございました。

感謝状

フォトレポート①

フォトレポート②