月別アーカイブ: 2022年1月

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ワンダーフォーゲル部 活動報告

1月30日(日)、2022年最初の活動となりました。例年、体慣らしの意味を含めて中山連山に登っていたので、今年も行ってきました。前回が天候不良で中止となったので、久しぶりの登山となり、疲れが見えた生徒もいましたが、天候はとても良く気持ちのいい活動となりました。今年度の活動も残り少ないですが、様々な活動の中で思い出を作ってほしいと思います。

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R4近畿新人(個人)鬼塚・滝浪・新本

柔道部 第63回近畿高等学校柔道新人大会 個人試合

日時  令和4年1月29日(土)

会場  兵庫県立武道館

結果
 60kg級 前中 恒亮 (Ⅰ-7)ベスト8
 66kg級 杉山 力人 (Ⅰ-3)2回戦敗退
 73kg級 鬼塚 勇芯 (Ⅱ-4)優 勝
      新本 慶  (Ⅰ-6)第2位
 81kg級 貝田 陸大 (Ⅱ-9)ベスト8
 90kg級 滝浪 昭嘉 (Ⅱ-3)第2位
100kg級 髙石 昇平 (Ⅱ-3)2回戦敗退

以上の結果となりました。
近畿圏内の県・府高校新人大会個人戦の各階級上位入賞者で行う本大会に本校より7名が出場しました。
73kg級の鬼塚が接戦を制し、優勝しました。昨年の大会では90kg級で片山凪(Ⅲ-6)が優勝、2年前の大会では66kg級で岸武蔵(現東海大1年)が優勝したため、3年連続で個人戦にて優勝者を輩出することができました。鬼塚は準々決勝戦にて、中学時に敗退している京都府73kg級優勝者と対戦し、ゴールデンスコアののち一本勝ちすることができました。そのまま波に乗り、決勝戦は報徳同士での対戦となりましたが、持っている力を十分に発揮して全試合一本勝ちで優勝することができました。
同じく73kg級の新本も準決勝戦では滋賀県73kg級優勝者と対戦しましたが、自分の柔道を徹底しゴールデンスコアにて技有を取り、接戦を制することができました。
90kg級の滝浪は準決勝戦にて、京都府無差別級優勝者と対戦し、試合中盤に技有を取り、勝つことができました。新本、滝浪ともに決勝戦では負けてしまったものの、第2位という素晴らしい結果を収めることができました。
他の4名の選手は、あと少しのところでの敗戦が多くありました。組手を早く優位な状態にすること、技の威力を高めることなど、次への課題が見つかりました。
この大会で経験できたことを生かし、これからもさらに精神面、技術面を強化したいと思います。
2月5日(土)には和歌山ビックウェーブに於いて近畿大会の団体戦が行われるため、上位進出を目指して頑張りたいと思います。ご声援ありがとうございました。
R4近畿新人(個人)鬼塚・滝浪・新本

令和3年度 中学弁論大会 本選

2022年も早1月を終えようとしています。去る25日開催された弁論大会では中学1年生から3年生までが同じ舞台で、弁論を競いました。
各学年の主題は
1年「私の大切にしているもの」
2年「○ ○ への感謝」
3年「僕の高校生活」     です。
発表者(弁士)の許可を得て、弁論の一部を抜粋させてもらいました。全文ではないので、主旨が伝わらないかもしれませんが、私はすべての弁論に感動したのです。

1-1 髙橋 瞬 君
人との出逢いを大切にしている高橋君。その理由を説明しながら1年生ながら堂々とトップバッターとして発表してくれました。
原稿からの抜粋
「私は13年間生きてきた中で、この報徳学園に入学するという決断をしたことが一番大きな決断でした。(略)この報徳学園でのたくさんの出逢いは私にとって自分をより良いものにしていく大切な出逢いばかりです。ここにいるみなさんと出逢えたことに感謝し、一緒により良い学園生活が送れるようにがんばりたいと思います。」
①1-1高橋君

2-2 浅田 康志
多忙な両親に代わり、無償の愛を浅田君兄弟に注いでくださるおじいさんに感謝している浅田君。おじいさんの愛情あふれる行いの数々を発表してくれました。彼はそのおじいさんの生き方がどのような努力によってなされたものかを知ることで、これからの生き方を模索しようとしていました。             原文から抜粋
「大学に行っても、何か資格を取らなければ、遊んでいるのと同じだそうだ。(略)今のじいちゃんを見ていると妙に納得してしまう。今までにいくつもの資格を取り(略)のびのびと暮らしている。じいちゃんが若い頃にたくさん働いたからだろう」

②2-2浅田君

2-1 田中 彰人
人々の命の営みを支えている動物、身近な存在で心を癒し生きる喜びを与えてくれる動物。彼自身、毎日お世話している生き物がいるからでしょうか、説得力のある弁論でした。そんな動物たちへの感謝の気持ちを心のこもった表現で発表してくれました。
原文から抜粋
「動物たちは身近な場所で、多くの人たちを助けています。だから私はこれからも動物に対する感謝、そして尊敬を絶対に忘れません」

③2-1田中君

3-2 足立 尚樹
共働きの両親への感謝を発表してくれた足立君。夜遅く帰宅してからの夕食の準備。洗濯ものの片づけ。朝早くからの弁当作り。家事だけでなく、私学である報徳学園に通わせてもらい、習い事にも行かせてもらっていることへの感謝の気持ちから冬休みに、夕飯の下準備や洗濯物など家事を1週間続けた足立君。        原文から抜粋
「私は今、親に『ありがとう』という言葉を伝える事がはずかしいため、『ありがとう』 と言葉にしなくても、一緒に話したり、今までと同じく手伝いを続けることで、自分なりの感謝の気持ちを伝えていきたいです。そして、私を応援してくれている両親の気持ちに応えて、これからも学校や部活動を頑張っていきたいです」

④2-1足立君

3-2 渡部 瑠唯
成績が出る時、試合で負けた時、「こんなはずじゃなかったのに、、、」と何度も思った渡部君。高校生になったら、文武両道を目指そうとしている彼を驚かせたのは東大医学部6年生 内山選手が日本陸上選手権 女子三段跳びを制したニュースと彼女の「もっと、頑張っている人はたくさんいるはずで、自分はどちらも大事なので好きなことに打ち込んでいるだけで」という言葉だった。                  原文から抜粋
「最終的に大学受験で学校を選べるようになりたい。部活動の剣道では誰もが憧れる選手になりたいし、一番好きな技の飛び込み面は誰にも負けないようにしたい。(略)高校生終了時に『こんなはずじゃなかった』と後悔せず、頑張って良かったと笑えるように一日一日を大切に過ごしたい」

⑤3-2渡部君

3-2 竹内 悠貴
中学校生活3年間を素直な気持ちで振り返り反省し、高校生活へ向かおうとしている竹内君。睡眠時間を大切にすること、部活と勉強を両立することを頑張り、高校生活3年間を無駄にしたくないと力強く発表してくれました。                          
原文から抜粋
「『当たり前のことに手を抜かず行い、出来ないことに努力し続ける』を自分にとっての当たり前にしていこうと思います」

⑥3-2竹内君

3-2 山根 優生
時間を『人生で一番の宝物』と考えた山根君。時間は人生において一番の宝物であり、一方で抗うことができないものとして捉えた彼は、時間への立ち向い方を次のように述べ、最後は強い決意を発表するとともに、「ともに時間について考えよう」と皆に呼びかけていました。                              
原文から抜粋
「楽しむときは楽しみ、勉強する時は勉強する。また、時には自分を見つめ直す時間を持つ。これが僕が思う時間という敵に立ち向かう最善の方法であると思う」「高校生活では(略)その時その時が一番の宝物として残せるような時間の使い方をしたい。僕の考えを押し付けるつもりはありませんが、時間について一度深く考えてみましょう」

⑦3-2山根君

1-1 吉村 尚優
周囲を笑顔にする 人を幸せにする 世界を救う 寿命をのばす そんな「笑顔」を大切にしている吉村君。笑顔のメリットについて大学の論文なども調べていました。新型コロナ禍にあって、誰しもうつむきがちになりそうな世の中、周囲の人により良く生きてもらいたいとの願いがこもった発表でした。
原文から抜粋
「笑顔になるということは人間であれば誰でもできることですよね。(略)誰もが嫌な思いをせずにできることなので、私は笑顔を大切にし、笑顔をもっと広げていきたいと思います」

⑧1-1吉村君

2-2 中尾 羽瑠
中学生になったら「こんな自分になりたい」「どんな行事があるのかな」など新しい環境への期待しかなかった中尾君。しかし新型コロナ禍で、失われつつあった希望を呼び覚ましてくださったのは彼のおばあさんの次の言葉。「命があることは素晴らしいこと。今こうして元気であることは、神様が与えてくれた宝物、今ある自分に感謝して、自分ができることをすることが大切なんやと思う」というおばあさんの言葉を聞いて、彼は次のように発表してくれました。
原文から抜粋
「僕の周りには奇跡があふれている。一日一日を元気でいられることはとても幸せなことだ。多くの人に支えられて今の自分があること、仲間がそばにいてくれるからこそ、しんどいこともがんばれること、今あるこの環境にそして、今ここに自分があることに感謝しながら、僕自身が誰かの為になれるように日々努力したい」

⑨2-2中尾君

1-2 大家 海青
生まれつき耳が聞こえなかった彼はご両親の懸命の支えと本人の毎日のトレーニングにより、報徳で学園生活を送っています。それを可能にしてくれている両耳の人工内耳とご両親への感謝を発表してくれました。毎日の充電、メンテナンスを必要とする人工内耳。これまで3度交換してきた人工内耳。今後も5年に一度新しく開発される人工内耳。幼いころの苦労、物心がついたころに受けた悲しい出来事を乗り越えてきた大家君。改良される度に両親に経済的な負担をかけてしまうことを申し訳なく感じている大家君。                      原文から抜粋
「人工内耳のおかげで、みんなと同じように勉強出来たり、好きな野球や将棋ができたり、たくさんやりたいことができるので、人工内耳に出会えてよかったです。」「これからもあきらめずに色々なことに挑戦し、同じような障がいのある子たちに勇気を与えられるような人になりたいです。」

⑩1-2大家君

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中学朝会(自彊会選挙)

1月26日(火)の1限目に大谷記念講堂で、中学朝会(自彊会選挙)を行いました。
会長、副会長、書記の立候補者7名が立会演説を行いました。
中にはバク転でアピールした立候補者もいました。
そして、教室に戻り、Classiで投票をし、
1年生は
 副会長に1-A 吉俣くん
  書記に1-A 田村くん

が選ばれました。

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中学自彊会役員選挙 立会演説会

1限目のHRの時間に記念講堂で、令和4年度の中学校自彊会役員選挙の立会演説会が行われました。来年度は2年生が中心となり自彊会活動が行われます。男気を出して勇気ある立候補を下記の4名の生徒がしてくれました。

◆会長候補  1組 田中君 3組 利川君 A組 中村君
◆副会長候補 1組 足立君 3組 古根君

※投票結果
会 長:3組 利川君  副会長:3組 古根君に決まりました。
田中君と中村君は執行委員として執行部に入り活動してくれます。
令和4年度の中学校の自彊会活動のかじ取りをよろしくお願いします。

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2022.01.26集会

高校放送集会

 1月26日(水)1限に高校放送集会がありました。本来ならばマラソン大会の表彰を行う集会だったのですが、残念ながらコロナ禍のためマラソン大会は中止になってしまいました。
 その代わりうれしい表彰がありました。本校が第65回県高校総体の男子学校対抗で3大会連続27度目の優勝を飾ったのです。「72.5点」という得点にはⅡ年生の活躍も大きく寄与していると思います。来年度はいよいよ自分たちの代で臨む総体です。4連覇を目指して頑張っていきましょう!

2022.01.26集会

兵庫県高等学校総合体育大会 学校対抗総合得点男子 第1位

1月26日(水)高校朝会で、私から以下のあいさつをさせていただきました。

 皆さん、おはようございます。11日の放送集会以来ですね。今日は、うれしい知らせがありましたので、皆さんに報告させていただきます。報徳学園高等学校が先日、兵庫県高等学校体育連盟から表彰されたのです。賞状を読み上げます。
賞状 第65回兵庫県高等学校総合体育大会 学校対抗総合得点 男子 72.5点 第1位 報徳学園高等学校 輝かしい成績に心から賛辞を贈る 令和4年1月24日 兵庫県高等学校体育連盟 会長  升川清則    
以上です。
全国大会に出場したクラブを始め、全国大会まで後一歩というところで悔し涙を流したクラブなど、すべてのクラブ、部員一人一人がそれぞれの力を結集した結果であるとともに、クラブに所属していない諸君も含めて、学級や学年で日々全校生徒が学園生活全般を大切にしてきたからだと思っています。特に新型コロナ禍にあって、学園の生徒諸君 皆さんが先生方や顧問からの言葉や指導、その中に込められた思いや願いをしっかり心で受け止め、保護者の皆さんのご支援もあり、常識ある行動・自覚ある生活をおくってきたからだと心から感謝しています。ありがとうございます。
夏の総体だけでなく、年末年始に行われた数々の高校全国大会でも、選手や関係者が新型コロナウイルスに感染したため、全国出場を勝ち取りながらも、その場に立てなかった学校がありました。懸命に努力する生徒諸君がたくさんいる報徳学園の皆さんにとっても、決して他人事ではなかったはずです。
先ほど、報告した表彰は令和に入っても、報徳学園が兵庫県高等学校のスポーツ界をけん引している証です。この表彰を報徳学園の全生徒の誇りにするとともに、武道場、体育館、フィールド、ピッチ、コート、トラックなど練習場所だけでなく、それらを離れた場所でも、一人の人間として、報徳学園の一生徒として、自覚と責任ある生活をしましょう。また、一人一人が自覚と責任ある行動をとるだけでなく、「自分に負けている仲間、負けそうな仲間」「安易な方向に流されている仲間、流されそうな仲間」がそばにいたら、見捨てないで共に高めあえる方向に声を掛け、助け合える温かな人間関係のある報徳学園にしましょう。
令和4年がスタートして早26日、月末目前、よく言われる「1月は行く」、目前に控えた2月も「2月は逃げる」、「3月は去る」これから年度末までの日々はあっという間に過ぎていきます。時間を大切にして、本日報告させていただいたようなうれしい知らせが今後も続くことを願っています。
今日、この放送を聞くことができない諸君の為に、ホームページ「校長より」の箇所に、このあいさつをアップしておきます。以上で総体県高等学校対抗第1位の伝達表彰並びに校長のあいさつを終わります。

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朝日を浴びて、武庫川河川敷を疾走する報徳長距離部員
(画像とあいさつは関係ありませんが、私は毎朝彼らからも元気と勇気をもらっています)

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中学弁論大会 本選

記念講堂で3・4校時を使い、中学弁論大会 本選を実施しました。クラス、学年予選を経て各学年4名の12名。本番は欠席により11名で熱い戦いが行われました。コロナ禍での実施に対する諸注意があり、緊張感ある雰囲気でスタートしました。2年生代表の4名は堂々とした態度で自分の想いを述べました。全員の弁論後、生徒投票、審査員教員の投票で各賞が決まりました。2年生は2組『浅田君 自彊会長賞』同じく2組『中尾君 最優秀賞』が選ばれました。最後に学校長より講評があり、生徒諸君の聞く態度に賞賛されました。また、弁士の皆さんのそれぞれの熱い想いが伝わる内容で、嬉しく目頭が熱くなる思いで感動しましたとのお話がありました。弁士・審査をした生徒全員お疲れさま。みんなよく頑張りました。この頑張りを是非、授業中にもお願いしますよ。

◆中学弁論大会 本選出場者
1組:足立君『両親への感謝』1組:田中君『動物への感謝』
2組:浅田君『じいちゃんに感謝』2組:中尾君『仲間へ感謝』

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中学弁論大会(本選)

1月25日(火)の3、4限目に大谷記念講堂で、中学弁論大会(本選)を行いました。
中学1年生から3年生までのクラスの代表11名が発表をしました。
その結果、

1-2 大家くん

が優秀賞を取ることができました。
最後の元田校長先生の講評では、「演説を聞く側の生徒の態度もとても良かった。弁士の発表も素晴らしかった。」というお話がありました。

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大寒翌日早朝の人工芝グラウンド

兵庫県北部はたくさんの雪が降り続いているようです。県南部の本校でも、今朝はうっすら白く雪が積もっている(とまでは言えないかもしれませんが、下の写真のような状況の)人工芝グラウンドでした。IMG_2404IMG_2405IMG_2407IMG_2410

誰の足跡もない人工芝の上を歩くのは気持ちいいものです。それでも、間もなく中学サッカー部が朝練習を始めました。どのクラブ活動も練習中であっても、私がそばを通りかかると爽やかなあいさつを投げかけてくれるのですが、あいさつはもちろん、荷物の整理など当たり前のことが当たり前にできて、礼儀正しく爽やかな中学サッカー部員の姿を朝見ると、その日一日私は元気と勇気をもらえるのです。

新型コロナウイルス オミクロン株が感染のほとんどを占めるようになり、その感染の広がりから学校を始め、社会活動が制限を受けつつあります。県高校生の代表として都道府県対抗駅伝や世界への道につながる各大会に出場予定だった陸上部長距離選手や柔道選手を始め、今月末に本校東側武庫川河川敷をスタート・ゴールとして開催予定だった西宮市中学校新人駅伝競走大会に向けて頑張ってきた中学生たちも、努力の成果を発揮する大切な舞台を失いました。このように、中止や延期されることが今後も予想されますが、この新型コロナウイルスによって、改めて私たちが考えていかねばならないのは、「どう生きるか」「なんのために生きるか」というそれぞれの生き方の自己選択・自己決定ではないでしょうか?このことなくして、時間だけが過ぎていくことをすごく恐ろしく感じているのは私だけではないでしょう。
報徳学園生徒諸君、場所や時間、与えらえたもの、与えられるもの、受け身の生き方でなく、自らの意思・選択・決定による積極的な「生き方」について、近くにいる友人、仲間、ご家族の方、そして先生方と短時間でもいいので、話してみませんか?