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[2021.11.1]

今月のうた・ことば

十一月のことば

百事、決定と注意が肝要だ
 何事によらず、すべて事は決定と注意に
  よって成就するものだ

(決定(けつじょう)とは、あることをこうと決めて信じて疑わずに動かさないこと)

秋本番の11月です。後期中間考査まで1ヶ月、令和3年もあと2ヶ月です。なんだテストまでまだ1ヶ月と考えていませんか?まだ先のことで心配ないと考えるか、もう1ヶ月かボチボチ準備だと考えるかです。尊徳翁は、一日に一度ずつ米びつの米をかきならしていれば米が突然不足することは決してないと言われた。日頃から注意して暮らすと、この位だと余るとか不足するとかがわかるはず。この注意をせずに不足を驚くのは愚の至り、不注意の極みだと。
みなさんの課題提出、テスト、大学入試、部活の試合も全て突然来るわけではありません。尊徳翁は、ことを進める際には前もって環境(時間・場所等)を十分に調査し、周囲の変化に注意を払いながら確実に実行していけば、ほとんどのことは乗り切っていけるのであるから、良い計画造りを行なうようにと教えています。例えば体調を崩す、課題の数が増える、家の予定が入る、怪我をする等のいろんな事が突発的に起こります。だからこそ、早め早めの計画・準備が必要となるのでしょうね。有事即応です。これを書いている私自身も毎度毎度の反省です。肝に銘じてと思うのですが…
前もって覚悟を決め計画を立て注意を払いながら実行していく。万が一上手くいかなくてもやるだけやったならば悔いもなく、改善点も見えてきます。一夜漬け、三日坊主、形だけの実行では願いが叶いませんよね。これも人としての値打ち、徳なのだろうと思います。
今年もあと2ヶ月、覚悟を決めて締めくくり、次の準備をしていきましょう。

R03 11月のことば

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