校長より

中学高校 [2021.5.22]

記憶

今朝、その場所に前日にはなかった新しいお花が活けられていました。彼のお父さんお母さんでしょうか?昨年のある週末、その場所から遠くを見つめるお二人を見かけたことがあります。または、部活動の仲間?先生?いずれにしろ彼を知る誰かが活けた綺麗なお花です。

この意味を忘れずにいてほしい。学園に関わる全ての人に。そして未来ある魂に。

「行ってきまーす」「ただいまー」は日々当たり前のあいさつではなく、奇跡の連続の結果なのだと痛感させられたその日から、まだ1年経過していません。親は「わが子の健やかな成長の為に働いている」と極論してもいいと思っています。自転車事故は被害者になるだけでなく、多大な責任を課せられる加害者になる可能性もあります。

毎年4月当初、中学校1年と高等学校1年対象に、警察交通課の方にお越しいただいて交通安全教育講習会を計画しています。今年は、緊急事態宣言の発令と警察署の都合により、その講習会が延期されています。代わりに、各担任から交通安全や交通法規の順守、あわせて登下校路でのマナーについて指導しています。

報徳学園生諸君 君の命は君だけのものではありません。君を思う方々の一部でもあるのです。

報徳学園生諸君 君の言動が報徳学園110年の歴史と伝統を、そしてその未来を支えていくのです。

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