校長より

中学高校 [2022.1.19]

トンガ沖大噴火から4日

15日(土)午後、火山島フンガトンガ・フンガハアパイが噴火しました。この噴火による被害の全容は未だ不明です。トンガ王国 首都ヌクアロファ北方に位置するマンゴー島では、すべての家屋が破壊されたそうです。この規模の噴火は10年に1度程度の頻度で発生しているそうで、この火山の過去の噴火に照らし合わせると1000年に1度の出来事だと分析している科学者もいます。
南半球で発生しているため、1991年6月に発生したフィリピンのピナトゥボ山の噴火(地球規模では広範囲に長い期間滞在した噴煙により平均気温が0.5℃減少し、オゾン層が一部破壊されたそうです)の時のような日本への被害はないという報道もありますが、今は我が国のことよりも、現地への救援作業を優先させてほしいものです。
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今朝、朝日が昇ってくるのを校舎4階東端の踊り場から見ていました。こんな朝日がトンガの海にも上っていることを願いました。
超音速(マッハ10)で飛ぶミサイル開発に勤しむよりも超音速で海上にも着水できる乗り物を作ってくれれば、報徳学園から1時間足らずでマンゴー島現地に到着できるのに。
本の少し、舵の方向を変えるだけで、より良い道を歩むことができるかもしれません。
本の少し、考え方を変えるだけで、より良い生き方をできるかもしれません。
報徳学園の生徒諸君、より良い道を歩むためにより良い生き方をするために、私たちはどんな風に舵をとり、どんな風に考えられるようにすればいいと考えますか?

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