[2025.6.2]
六月のことば 苦と楽の花さく木々をよく見れば 心の植ゑし実の生えしなり この歌は、『解説 二宮先生道歌選』にある「反省の歌」と題されているものです。 二宮尊徳先生は、作物などを育てるとき、米を植えれば米ができ…続きを読む
[2025.5.16]
5月16日(金)に段上小学校2年生が生活科の授業の「まちたんけん」で本校を訪れてくれました。 正門前の金次郎像、人工芝グラウンド、教室のICT機器など、どの施設にも興味津々で見学をしてくれました。また、校長室では、校長先…続きを読む
[2025.4.1]
四月のことば 今ここに独りの農夫ありて、一反(いったん)歩(ぶ)の荒地を開発せんと欲する時、一(ひと)鍬(くわ)ずつ切り起こすより先(せん)なるはなく、また順(じゅん)なるはなし。 新入生の皆さん、ご入学誠におめ…続きを読む
[2025.3.1]
三月のことば まく種のすぐにそのまま生い立ちて 花と見るまに実のる草々 この歌は「種を蒔けばやがて花を咲かせ、花が枯れた後は種を残し、また次の花を咲かせるための準備をする」という意味です。種を作らなければ…続きを読む
[2025.2.1]
二月のことば 右足一歩 左足一歩づつ進み歩行するより 速やかなるはなく 順なるはなし 例えば、難関大学の受験を目指して勉強するとき、その道のりは計り知れなく遠いものに感じられるでしょう。英語では文法の勉強をし、多数の…続きを読む
[2025.1.1]
一月のことば 見渡せば遠き近きはなかりけり 己おのれが住処にぞある 報徳生の皆さん明けましておめでとうございます。 この歌は、「解説 二宮先生道歌選」にある「遠近の歌」と題されているもので、内容は以下の通りで…続きを読む
[2024.12.1]
十二月のことば 日々日々に積る心のちりあくた あらひながして我をたづねん 12月に入り、今年も残すところ1カ月となりました。12月を師走(しわす)と言い、諸説ありますが、「昔は年末に僧侶がお経をあげるため、家々を忙…続きを読む
[2024.11.1]
十一月のことば 世の中は捨てあじろ木の丈くらべ それこれともに長し短し この歌は、ことわざで言うところの「帯に短し襷(たすき)に長し」です。『二宮翁夜話』では、尊徳先生が神道、儒教、仏教それぞれの長…続きを読む
[2024.10.13]
10月12日(土)に大市八幡神社の太鼓台曳行が行われ、15時頃本校正門に立ち寄りました。小学生をはじめ、地域の人も多数参加しており、本校相撲部員も一緒に太鼓台をひきました。太鼓台をひく方々の中には、本校卒業生もおられ、久…続きを読む
[2024.10.1]
十月のことば 丹精は誰しらずともおのづから 秋のみのりのまさる数々 この道歌は、『二宮先生道歌選』の中の一首で、「丹精の歌」という名がついています。丹精し精励している人の仕事は、誰も見ていなく褒められなくても、秋に…続きを読む