豊かな心を育み、確かな未来へ導く
活力に満ちた学園生活

元気で規則正しい生活、明るい学園生活の中で、一人ひとりの個性や能力がどんどん伸びて行く。 これが「以徳報徳」の全人教育を柱とした報徳教育の基本的な目標です。そして、もう一つの柱が「経文緯武」。心身のバランスが取れた人間形成を目指した文武両道の推進です。 授業・補習・講座等を効果的に組み合わせたきめ細かい教科指導、全国に名を馳せる活発なクラブ活動、社会に出ても通用する人間を作るための生活指導、そして社会に役立つ人間として自己実現を可能にするための進路指導。これは全て、わが国を代表する偉人二宮尊徳翁の報徳教育に基づいて日々研鑽・実践されています。

昭和36年創立50周年を迎えて。左から自彊会館・体育館・南校舎のたたずまい。

二宮尊徳翁

至誠と実行

 本学園の校章は、「桜」の花の中に明治44年(1911年)創立当時の学校名である、報徳実業学校の「実」の文字を配したものである。桜は日本人の心を象徴し、実はまごころであり、実践である。
すなわち、至誠をもって実行するという意味があり、報徳精神による教育を行い、花も実もある人間を育成したいとの意義を持っている。

校風三則

報徳学園の教育目標以徳報徳とは・・・

一、 感謝と真心をこめて、地道に努力(至誠、勤労)
二、 適正な度合いを設けて、計画的な暮らし(分度)
三、 生まれた余力を、未来の自分と他者のために(推譲)

上記3項目は、江戸時代末期の農政家、二宮尊徳(金次郎)翁の思想の根幹です。
これが学園の「教育」の基となります。

徳を以って徳に報いる一円融合の和の精神をもとに、ヒューマニズム豊かな個性ある人間形成を本校の教育目標としている。
人間が意義あり価値ある生活をいとなもうと欲する限り、誠実に働くこと(至誠・勤労)の必要なことはいうまでもなく、また、適正な度合(分度)を定めて、単に利己的でなく、互いに譲り合うこと(推譲)なくして、社会生活は円満平和に繁栄することができないのは明らかなことである。そのためには、

1. 如何なる苦難にもたえぬく心身

2. それを支える自立的精神

3. 自他を敬愛し、責任を重んじ、世の為、人の為にすすんで貢献し、
  天地人に感謝することのできる人間をつくりたいと念願している。

このような教育目標をつらぬくために、わが国が生み出した代表的な日本人『二宮尊徳翁』の人格と思想に基づいた報徳教育を根幹として、知育・徳育・体育の均衝のとれた質実剛健な人材の育成と心田の開発につとめている。

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