校長より

中学高校 [2022.4.25]

4月23日 子ども読書の日

毎朝、始業前の教室で、黙々と読書する中学生の姿があります。標記「子ども読書の日」は2001年12月12日成立、公布・施行された法律「子どもの読書活動の推進に関する法律案」で決められたようです。なぜ、この日が選ばれたのか?
・「ロミオとジュリエット」「ハムレット」などの著者シェイクスピアと「ドン・キホーテ」の著者セルバンテスの命日である
・ユネスコが「世界・本と著作権の日」と宣言している日
にちなんで選ばれたそうです。

中学2年生(各自、興味のある本を持参して)
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私はいま手元に並行して読んでいる本が5冊あります。(私の場合は時間を作ってではなく)時間ができたときに、少しずつ読んでいます。同僚にお借りした本、かつて共に働いた仲間から紹介された本、本屋さんで見つけた本など様々です。

中学1年生(全校生が群読している「二宮尊徳のことば」)
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今年のGW(ゴールデンウィーク)は生憎の空模様の様です。神様が「まだまだ、気を緩めてはいけませんよ。余り出歩くことなく、今しばらく自粛した生活を心掛けなさい」とでも言っているかのようです。報徳学園の生徒諸君、GWの時間を読書で過ごすために手元に本を用意してみませんか?
ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村 智さんの言葉
「豊かな想像力を養う一番良い方法は、読書する習慣を持つことだと思います」

北海道で悲しい事故が発生しています。事故に遭遇された方はもちろん、ご家族のことを考えると胸が詰まる思いです。と同時に北海道の同じ業種の観光産業にも暗い影を落としそうです。

西の地では、まだ戦闘が続いています。先日、その国の国花が「ひまわり」だと新聞のコラムで知りました。「ひまわり」が咲き乱れる頃、その花のように国民に笑顔が戻ってくれているでしょうか?某国の首相は、先日この戦闘が来年末まで続くと言っていました。私は1970年に公開された映画「ひまわり」のことを思い出しました。第二次世界大戦後45年経過しての映画でした。映画という作りものの中でさえ、悲劇を痛感させられたのに、今は連日、テレビやスマホから現実の悲劇と向き合っています。2か月以上経過して、やっと世界の平和機関代表がその地に向かいます。

報徳学園の生徒諸君、今君はこの現実に何を思い、どんな未来を生きていこうと考えていますか?
 

 

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