[2022.1.21]
兵庫県北部はたくさんの雪が降り続いているようです。県南部の本校でも、今朝はうっすら白く雪が積もっている(とまでは言えないかもしれませんが、下の写真のような状況の)人工芝グラウンドでした。
誰の足跡もない人工芝の上を歩くのは気持ちいいものです。それでも、間もなく中学サッカー部が朝練習を始めました。どのクラブ活動も練習中であっても、私がそばを通りかかると爽やかなあいさつを投げかけてくれるのですが、あいさつはもちろん、荷物の整理など当たり前のことが当たり前にできて、礼儀正しく爽やかな中学サッカー部員の姿を朝見ると、その日一日私は元気と勇気をもらえるのです。
新型コロナウイルス オミクロン株が感染のほとんどを占めるようになり、その感染の広がりから学校を始め、社会活動が制限を受けつつあります。県高校生の代表として都道府県対抗駅伝や世界への道につながる各大会に出場予定だった陸上部長距離選手や柔道選手を始め、今月末に本校東側武庫川河川敷をスタート・ゴールとして開催予定だった西宮市中学校新人駅伝競走大会に向けて頑張ってきた中学生たちも、努力の成果を発揮する大切な舞台を失いました。このように、中止や延期されることが今後も予想されますが、この新型コロナウイルスによって、改めて私たちが考えていかねばならないのは、「どう生きるか」「なんのために生きるか」というそれぞれの生き方の自己選択・自己決定ではないでしょうか?このことなくして、時間だけが過ぎていくことをすごく恐ろしく感じているのは私だけではないでしょう。
報徳学園生徒諸君、場所や時間、与えらえたもの、与えられるもの、受け身の生き方でなく、自らの意思・選択・決定による積極的な「生き方」について、近くにいる友人、仲間、ご家族の方、そして先生方と短時間でもいいので、話してみませんか?