校長より

中学高校 [2022.12.5]

人権週間(12月4日~12月10日)

昨日から標記のとおり、人権週間が始まっています。報徳学園の生徒諸君、既に学習したかもしれませんが、改めてこの時期に一度この人権週間について、どのような趣旨でスタートされたものか確認しておきましょう。

ある日のことです。中学3年生の生徒から「校長先生、南門から自転車で入ってくるときに、路面がガタガタで、危ないのです」と声をかけられました。私は「近く、修繕していただける箇所があります。路面がすべて完璧になることはなくても、スピードを出さないで、利用者がお互い気をつけあって怪我をしないようにしてくださいね」と言葉を返すと、「はい、分かりました」と笑顔で返事してくれました。
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その生徒は自分のためというわけではなく、報徳学園生やその場所を利用する方々すべてのためを思い、私に声をかけてくれたのだと思います。
身近な問題や課題を改善するために、それぞれができることがあります。

誰もがより良く生きていくために、私たち一人一人が生きていく上で出会う様々な問題や課題を自分の問題として捉え、互いの命を大切にしていくことを考え、可能なことから実行に移していくための「人権週間」です。

テスト勉強も大切ですが、ちょっと息抜きする際に「誰かの為に僕にできることはないだろうか?」と考えてみませんか?

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