校長より

中学高校 [2023.1.14]

14日 2つの入試スタート 報徳学園中学校入学試験 大学入学共通テスト

令和5年 2023年 1月14日(土)報徳学園中学校入学試験 大学入学共通テストが小雨の中、スタートしました。
それぞれの入学試験にたくさんの児童生徒が挑戦しています。
日本の入学試験は一発勝負と言われますが、僕はそうは思いたくありません。確かに結果は出ますが、それまでの日々、結果が出た後の日々も含めて、児童生徒は成長していくのですから、勝敗で語るよりも、それぞれが自分の真の姿を知る大切な一つの機会として、試験やテストがあると考えたいのです。

報徳学園中学校での学校生活を熱望する児童が皆合格してくれることを願っています。
3年~6年、報徳学園で学んできた高Ⅲ生諸君がそれぞれ希望する大学に進学できるように、今日からの大学入学共通テストで予想通りの成果を挙げてくれることを祈っています。

余談1)
昨日から今朝にかけて、受験児童を迎えるべく、試験会場つくりが行われました。試験当日の今日は生憎の雨模様です。それでも、気温が高く暖かいのが救いです。気温が高く、雨による湿度で、試験会場の廊下に結露ができているので、受験生を迎えながら「おはようございます。校舎内足元を注意してくださいね」と受験生一人一人目を見ながら、声をかけたところ、ほとんどの生徒が「ハイ、ありがとうございます」と笑顔で返事をしてくれました。声をかけられる児童生徒がいる学校という空間を私はこの上なく愛しています。
DSCN8813DSCN8814DSCN8815DSCN8818

余談2)
2021年1月、それまで実施されていた大学入試センター試験から「大学入学共通テスト」に代わり、今年で3回目となります。このテストの実施にともない、これまで同様一般入試が「一般選抜」に、高校での成績などを重視する推薦入試が「学校推薦型選抜」に、大学が求める学生象にふさわしいか評価するAO入試が「総合型選抜」の3つに整理されました。
多くの私立大学も今日からの2日間のテストを「共通テスト利用方式」として導入しています。この共通テストにより知識ばかりを問うのではなく、思考力や発想力を問うために、問題文の分量が増え、日常生活や資料データをもとに考える学習過程を意識した問題が増えました。しかし、共通テストもマークシート方式に変わりはなく、学園で先生方とやり取りしてきた学習のキャッチボールや、授業中級友や仲間と交わし合ったパスのことを考えれば、学園生諸君「共通テスト恐るるに足りず」です。健闘を祈ります。

余談3)
中学1次午後入試が先ほど終わりました。帰途に着く児童一人一人に挨拶しました。どの受験生も礼儀正しく、きちんと挨拶を返してくれました。気持ちのよい中学入試初日となりました。全員合格してくれることを祈っています。

←戻る

ページトップ