校長より

中学高校 [2023.7.11]

おにぎりと水分

高校生は業間(授業と授業の間)に、食堂へおにぎりを買いに行くことができます。
各業間には、体育館下ピロティに設置されている自販機前で友人と談笑しながら、飲み物を買ったりする生徒たちの姿があります。もちろん、授業開始時間に遅れることは決してありません。
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業間には、市販のものより安く必要な文具を購入する為に購買部にも行きます。
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ぽつんと水筒               午前中の体育の授業
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今朝、兵庫県と和歌山県に「熱中症警戒アラート」が発令されており、気になりグラウンドを見ると、暑さ厳しき中ですが生徒は皆元気に人工芝グラウンドや全天候型グラウンドを走り回っています。そこへ行く途中、ベンチにポツンと水筒がありました。名前がきちんと書かれているので、大丈夫だと思います。

おにぎりと水筒
育ち盛りの生徒諸君にとって、食事はとても大切です。暑さ厳しき夏には水分補給は生命維持にも欠かせないものです。
お昼のお弁当を作られる保護者の皆さんは、この暑さに対してお弁当の保冷も気になる季節です。大きな水筒を持たせても足りているだろうかと不安になる時もあるのではないでしょうか?自販機の飲み物も決して安くはありません。可能な限り、自宅から準備した方が経済的でもありますが、のどに刺激のある飲み物、少し甘い飲み物も欲する年頃です。
子育てしている保護者にとっては、勉強や部活動だけでなく、毎日当たり前のようにに登校している我が子のことで、健康はやはり一番気になることだと思います。

業間でも、生徒たちは私に元気なあいさつをしてくれます。このあいさつにどれだけ元気をもらえているか分かりません。若者のあいさつのもつ力を大切にできる社会であってほしい。私はあいさつできることが当たり前ではないことをいつも痛感させられています。
先週末から、梅雨前線と線状降水帯が重なる地域では多数の命が失われています。また、今こうしている瞬間も、ウクライナではロシアからクラスター爆弾(悪魔の爆弾)が飛来しており、アメリカもウクライナにクラスター爆弾の供与をすることになったと聞きます。それらの場所で、学園生のような爽やかなあいさつがあるはずもありません。

いつまでも、生徒の爽やかなあいさつが続く学園となるよう祈り、尽力したい。

 

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