校長より

中学高校 [2023.8.28]

夏期休業後の宿題考査・到達度テスト・模試

今日から明日(一部学年・コース)まで、休業明けの考査を実施しています。2科目を終えたばかりのある教室に顔を出して、「まだ2教科終わったばかりだね。残りも頑張ってくださいね」と声をかけると、元気な「ハイ」という返事が返ってきました。
もちろん、結果は大切ですが、このような反応を示せることも、成長だと思っています。点数では測れない力も、育てていきたいのです。
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余談1
今週の金曜日 9月1日は神奈川県および東京府(現在:東京都)を中心に隣接する茨城県・千葉県から静岡県東部までの内陸と沿岸に及ぶ広い範囲に甚大な被害(死者・行方不明者は推定10万5,000人)となった1923年の関東大震災から、100年となる日です。新聞ではそれらを取り扱う記事も徐々に見受けられますが、テレビなどでも、たくさん放送されるでしょう。
単純に犠牲者数で災害や紛争を測ることは無意味なことです。それでも今、世界で発生している自然災害や紛争などによる犠牲者の数とは比べ物にならないほどの犠牲者が、私たちの国の歴史に刻まれていることを知っておくことは大切なことだと思います。その上で、自然災害については、犠牲者を出さない、一人でも犠牲者を少なくするために、防災・減災の備えが必要です。
新型コロナウイルス感染症対策による閉塞感からの解放感は、仕方ないことかもしれません。しかし、東日本大震災後に国民みなが心配していた原発や南海トラフ地震に対する意識はどうでしょうか?
先日、新聞コラムに「焦眉の急」という言葉を見ました。
報徳生諸君、君の家は南海トラフ地震に備えていますか?何パーセントくらい準備できていますか?

余談2
ハンガリー ブタペストで開催中の女子長距離選手2人の言葉に感動
10,000メートル決勝 11位 シファン・ハッサン選手(東京五輪 5,000mと10,000mで金メダル)
Life is always up and down.And that would make it beautiful.」人生は山あり谷あり。だから、美しい。
※ ゴール手前20mトップを走っていたが、接触により転倒11位ゴール
5,000m決勝 8位入賞 田中希実選手
でも、やっぱり怒りだけじゃなくて、自分自身への許しが必要なんだなって、この大会で初めて気づくことができて。それは気づかせてくれたのは、いろんな支えがあったからで、本当に私一人じゃここまで来れなかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」。
※ 昨年のアメリカ オレゴン州で開催された陸上世界選手権で800、1,500、5,000の3種目に出場し、その結果に満足できず、本人曰く「すごくむなしくて悲しくて、何の悲しみか分からなかったんですけど、逆にその悲しみが怒りに変わって、この1年ずっと努力してきて」と語り、本大会も1,500m予選後いろいろなことがあったようです。

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