校長より

中学高校 [2023.10.25]

学びを継続できるということ

今週末は4年ぶりに飲食を伴う一般公開や、推譲していただいた品ものを販売するバザーのある学園祭が開催されます。ここまで、準備に誠心誠意取り組んでいただいたすべての皆様に、心から感謝申し上げます。

さて、学園祭の開催ももちろんですが、標題に記したように「学びを継続できる」「できている」こと、学園として当たり前の日常を過ごせていることを本当にしあわせなことだと感じさせられています。
先週18日には、たくさんの保護者の皆さんにお越しいただき、授業参観していただきました。
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翌19日の朝小テストの風景から
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タブレットを使っての小テストも当たり前となった昨今、学習アプリを使って学びの自走ができる生徒がどんどん増えてくれることを期待しています。

だからこそ、強く思うのです。このように学びを継続できているのが当たり前ではないということを。
今朝、ガザでは、2000人以上の子どもたちの命が奪われたと報道されていました。10月8日にパレスチナ・ガザ地区を実効支配する武装組織ハマスが、かつてない規模でイスラエルを攻撃したことを旦に発生した軍事諸突で失われたガザ側の子どもたちの命。
今から40年ほど前の話になりますが、知人の牧師さんがガザを訪れた際の出来事から、僕に次のような問いを投げかけてきました「狭い場所、町中にたくさんの子どもたちがいるんだ。元田さん、このことをどう思う?」正直なところ、どう答えたか覚えていないのですが牧師さん曰く「ガザの人たちにとって、子どもこそが未来なんだ。ガザの力なんだ」と言われたことがとても、印象に残っています。その意味について、ここでは触れませんが、皆さんは毎日この報道を観ながら、どんなことを考えていますか?
今世紀を「難民の世紀」「紛争の世紀」という好ましくない表現から、好転させるにはどうすればいいのでしょう?

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