校長より

中学高校 [2024.1.15]

中学校入学試験 最終日

未明から降っていた雨も止みましたが、入試3日目(最終日)の朝は初日二日目とは違い、薄曇りの天候となりました。
この3日間、学園にお子さんを送り出してくださった保護者の皆さん、学園を勧めてくださった塾関係者の皆さん、そして中学校受験会場である学園周辺の地域の皆さん、たくさんの方々のおかげで、入学試験を間もなく無事終えようとしています。

DSCN9283DSCN9282
昨日から、合格発表もしています。昨今、ネットで合否をお知らせする学校がありますが、報徳学園は学園で合否を記した封筒を受験者家族に手渡しています。

余談)
昨日の朝刊に「中学生避難 250人希望」の見出しがありました。記事によると「輪島市内の市立中学校3校401人のうち、250人が県南部の体験学習施設(親元から100Km離れた施設)に移ることに同意した」とありました。高校受験を控えて、早急に学習環境を整えてあげようとするものだと思います。
今日を最終日とするわが校のように私学受験する児童のことや小学校のことが気になり、輪島市内の2小学校についてネット検索してみましたが、小学校ホームページからは「新入生(小学1年)説明会を延期します」という情報しか得られません。ホームページで情報を発信するどころではないのでしょう。
小学生や中学生など被災地の子どもたちにとって、いま一番必要なことは何なのかを現地の先生方はずっと考えて行動されていることと思います。

上記記事を読んだとき、みんなと一緒に避難しない、できない中学生は、どんな思いだろうか?と心に浮かびました。某新聞コラムには「家族を結ぶ糸はときに、向かい風が強くなればなるほど太くなる」とありました。避難する中学生も避難しない中学生も同じ状況にあると思います。これも同コラムから 東日本大震災で被災した中学生作品<知ったこと それは家族の 大切さ>

 

←戻る

ページトップ