校長より

中学高校 [2023.2.10]

合格体験講演会

2月9日(木)3校時
この春卒業を控えた高校Ⅲ年生4名が、中学進学、または高校入学から大学合格までの日々を「合格体験」として語ってくれました。
高校から入学した生徒は文武両道を目指し、部活動を終えた後、自らを強制的に金次郎スタジオに向かわせました。
また、ある生徒は「部活動後に4時間は勉強に充てることができるところを何とか2時間毎日がんばれ!勉強仲間を作れ!」と後輩を励ましました。さらに「勉強は何時間やったかよりも、学習内容に何回触れたかが重要だ」と考査範囲や学習内容を何度も繰り返す必要性とあわせて、公立高校の入試問題をやって自分の立ち位置を確認する必要性を語ってくれました。また、ある生徒は「スマホはリビングに置いて、ふろ上がりには自室の机に座ることを心掛けた」とスマホとの付き合い方を語ってくれました。
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 後輩を思い、準備し語ってくれた4名の高Ⅲ生に心から感謝しています。

 司会者が最後に「聞いて終わりでなく、実践していきましょう」と講演会を締めくくりました。

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追記
 6日(月)午前4時17分、トルコ、1939年以降、最大規模マグニチュード7.8の地震が約200万人が住む南部の都市ガジアンテプ(Gaziantep)など人口が比較的多い地域を襲った。睡眠中の人々が「倒壊した建物の下敷きになった」ケースが多かった。
(震源地に近いカフラマンマラシュは兵庫県 朝来市と同じくらいの緯度です。今は、とても寒い季節なのです)

トルコは、世界で最も地震の活発な地域の一つで、1999年には北アナトリア(North Anatolia)断層で起きた地震で1万7000人以上が死亡している。今回の地震は、トルコ南東部に延びる東アナトリア(East Anatolia)断層に沿って発生した。

 東アナトリア断層ではマグニチュード7を超えるような地震は200年以上起きていなかったため、人々は「危険性を軽視していた」と言われている。地震への不十分な備えも犠牲者拡大の要因になったらしい。

 日本だけでなく、多くの国々の災害救助隊が現地に入り、人命救助、傷ついた方々を支援するため活躍している。戦争なんてやってる場合じゃない。

 ただ、ある雑誌で気になる記事を読んだ。「ドイツのある財団が2021年に実施した調査では、トルコの18歳~25歳の70%以上が他の国で暮らしたいと考えていて、60%以上がトルコの未来を悲観している」とあった。トルコ外務省によると国外で暮らしているトルコ人は650万人を超えており、2016年以降、学生、若いプロフェッショナル、セレブ、中上流階級、宗教団体まで、あらゆる人たちが国を出ていっているらしい。

 一方、シリアは10年以上続く内戦の死者が民間人だけで30万人。空爆で街を破壊された数百何人が避難生活を強いられる地域を、この震災が襲った。シリアへの諸外国による災害救助は困難を極めているらしい。

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