４月２０日、総領事リチャード・メイ・ジュニア氏が報徳学園を訪問されました。
若い頃、日本の高校生に英語を教えられた経験がある総領事は、若者の成長への期待も大きく、春の選抜高校野球大会での応援も含めた報徳学園生皆の活躍をご覧になり、大阪から近くでもあるのでと本校を訪問されました。
この日は、中学生３学年全員と高校Ⅰ、Ⅱ年生全員が校外学習に出かけており、高Ⅲ生も模試の日で生徒との触れ合いは叶わないことをご承知で、多忙な日程の中、わざわざお越しくださいました。
「二宮尊徳の教えを建学の精神として、文武両道で頑張る生徒たちの学園です」とお伝えしました。

以下は、リチャード・メイ・ジュニア総領事のプロフィールです。
CONSUL GENERAL Richard Mei, Jr.

Richard Mei, Jr. joined the foreign service in 1987 and while working at the US Embassy in Tokyo in 2000, he resigned to work for Merrill Lynch Japan as their communications director. He rejoined the State Department in 2002 and was promoted to the senior foreign service in 2016. A career public diplomacy (PD) officer, he has served in that capacity in Japan (three times), Burma, Bulgaria, Serbia, Kosovo, Kenya, Brazil, and the Bureau of Educational and Cultural Affairs (Fulbright program). Besides living in Tokyo, Yokohama, Nagoya, and Fukuoka, he has travelled to all of Japan’s 47 prefectures.
Working in Osaka-Kobe marks a return to the region where, as a Mombusho English Fellow (present day Japan Exchange and Teaching Program), his unofficial PD career began in 1981. Richard is a native New Yorker, worked as an Assistant to NYC Mayor Ed Koch, and graduated from the University of Massachusetts, Amherst, and Columbia University.

略歴
総領事　リチャード・メイ・ジュニア

リチャード・メイ・ジュニアは1987年に米国国務省に入省。東京の米国大使館在任中の2000年、メリルリンチ日本証券のコミュニケーションディレクターに就任するため国務省を退省。2002年に国務省に復帰し、2016年には上級外交官に昇進した。広報・文化交流を専門とする外交官であり、この分野の業務で日本に3度赴任している。ビルマ、ブルガリア、セルビア、コソボ、ケニア、ブラジルの大使館にも勤務。フルブライト・プログラムを担当する国務省教育文化局での勤務経験もある。東京、横浜、名古屋、福岡での在住中に、47都道府県全てを訪れている。

大阪・神戸への着任は、1981年に文部省英語教育プログラム（JETプログラムの前身）に参加するという非公式な形ではあるものの、外交キャリアが始まった場所への帰還でもある。ニューヨーク市出身。ニューヨーク市長エド・コッチの補佐官を務めたこともある。マサチューセッツ州立大学、アマースト校、コロンビア大学院を卒業している。