校長より

中学高校 [2023.7.3]

朝の学園

蒸し暑い朝、汗だくで登校してくる生徒
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生徒諸君は、週明けも元気なあいさつを交わしながら、登校しています。自転車で登校する生徒も、公共交通機関を使って駅から徒歩で登校する生徒も、いつもと変わらず学園で学でることを当たり前と考えることなく、学びつづけてくれていると信じています。なぜなら、学園で毎月初めに全校生徒で学ぶ報徳の教え「七月のことば」
何事も事足りて過ぎて事足らず 徳に報ゆる道のみえねば
から胸に届くものがあったと思うからなのです。

読書する生徒、タブレットの小テストに臨む生徒、紙ベースの小テストに臨む生徒
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報徳生は何事も当たり前と捉えず、今あることへの感謝の気持ちを失うことなく、学園生活を送っています。

余談1)先週末の豪雨で大きな被害が出たと報じられている大分県由布市、山口県美祢市。どこまで、気象予報が正確かつ迅速になっても、起こってしまう災害があります。私たちは、いざという時、その時の為に常に準備しておかねばなりません。

余談2)先日の某新聞コラムに井上陽水さんの「傘がない」を題材に報道の在り方が語られていました。
そこに「大きな問題を伝えつつも、世人をうつ『つめたい雨』を忘れない」と決意が語られると同時に、陽水さんが同詞集で「傘は平和や優しさだったりする」と語っているとありました。コラムの最後は「だから、ひとはよく、傘を忘れるのか。忘れて、失って、それからいつも、しまったと悔やむのか。ああ、傘がない」と締めくくられていました。
高校時代、よく口ずさみました。こんなに深く考えることもなく。
 
 

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