校長より

中学高校 [2023.7.21]

梅雨明け 夏季休業初日 補習

近畿を含むいくつかの地域で、昨日梅雨明けとなりました。今朝はひときわセミの鳴き声が大きく感じます。

昨日の集会では、高校生には「以徳報徳」について考え、実践してくれることを期待していると話しました。中学生には夏季総体伝達表彰の後のあいさつということもあり、中学生全員が表彰を受けた仲間に送る拍手の温かさに感動したこと、表彰を受けた部員一人一人がステージ上で自らの言葉できちんと想いを全体に向かって表現できた素晴らしさについて話しました。
夏期休業を前に発した校長の言葉が、生徒諸君の心に届き、彼らの成長につながってくれていることを願っています。

さて、今日から7月末まで、補習授業・夏期講座が実施されています。
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12時過ぎ、補習を終えた中学生3名に「午後は部活ですか?」と尋ねました。うち2人は「はい、ラグビー部です」「ハイ、野球部です」「僕はテニス部ですが、部活オフなので金次郎スタジオ(自主学習スペース)に行きます」
学園生、充実した夏休み初日!

余談)今朝の某新聞コラムに「傘」にまつわるエピソードがありました。下校見守りの81歳女性がにわか雨に遭遇し困っていると小2ぐらいの女の子が駆け寄ってきて背伸びしながら小さな傘に入れてくれたという話です。先日、学園に3カ月前のこととして、ご高齢の女性からメールが届きました。内容は先の甲子園球場で決勝戦に敗れた直後の報徳生のことばと態度に関するものです。その女性は、球場近くでガックリとした生徒に声をかけようかどうしようか迷っておられたそうです。それでも勇気を出して「敗れて残念でしたね」と声をかけられたそうです。その生徒は「いえ、夏がありますから。がんばります。ありがとうございます」と清々しく返事したそうです。その女性はその後、ずっとその日の生徒の姿に励まされているとメールをくださったのです。
傘を差しだした幼い小学生、突然の励ましの言葉に応えた報徳生
真の強さ、ほんとうの姿とは、こんな瞬間に現れるのですね。
間もなく、兵庫県ベスト8をかけた闘いが始まります。

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