[2024.3.29]
昨日28日(木)昼過ぎに春休みの学園周辺地域を散策しました。
学園西に位置する段上小学校正門の前を歩いていると目に飛び込んできたのは
児童や地域の皆さんの目に留まる場所に、本校野球部を応援する掲示がされていました。
報徳学園は、西宮市の段上地区の東端に位置する学び舎です。西宮はもちろん、阪神間、県下を始め、全国から「二宮尊徳先生の教えを建学の精神とする報徳学園」で文武両道を目指す生徒が集っています。
上の掲示物が示すように、段上地域の皆さんは地元の子どもたち同様に、学園生を応援してくださっています。地域の皆さんに愛されていることを改めて実感しました。ありがとうございます。
昨日は夕方から小雨が降っていましたが、たくさんのちびっ子や地域の方々が野球部の熱戦を応援する為に本学園 大谷記念講堂に来てくださいました。
私はこの段上地区から通う生徒がたくさん在籍する公立中学校で平成7年から数学科教師として6年間、平成26年から校長として5年間勤務していました。その後、様々なご縁があって、教師生活43年間の最後の5年間を報徳学園中学校・高等学校(参与2年間、校長3年間)で務めさせていただきました。
報徳学園教職員はもちろんですが、保護者を始め、地域の皆さんに支えられた5年間でした。心から、感謝申し上げます。
毎朝続けてきた朝のルーティンの校地周辺散策を本日2024年3月29日で最後にします。今朝は素晴らしい学校で勤務することができた喜びをかみしめながら、人工芝グラウンドや武庫川河川敷を一歩一歩大切に歩きました。
毎朝、この武庫川河川敷を走っている陸上部長距離部員を見るのが好きだった私です。週に何回かは長距離部員と同じ朝の時間帯に硬式テニス部員が河川敷を走っています。生徒たちと一緒に走る顧問2人の姿を見るのも楽しみの一つでした。
生徒たちに寄り添って走る先生のように報徳学園は生徒たちに寄り添って、共に前を向いて歩み、しっかり支える学校です。卒業して巣立っても生徒を忘れない学校です。
最後に、報徳学園に心を寄せていただいているすべての皆様に感謝して、ホームページ「校長より」の更新を終えます。3年というわずかな期間でしたが、ご覧いただきました皆さん、ありがとうございました。