月別アーカイブ: 2017年2月

柔道部 兵庫柔道グランプリ2017

日時  平成29年2月11日(土・祝)

会場  グリーンアリーナ神戸

結果
 【兵庫県高等学校柔道選手権】
  窪田 風雅(Ⅱ-7)  ベスト8
  楠部 勇之介(Ⅱ-7) ベスト8
  小守 健將(Ⅱ-3)  2回戦敗退
  薮田 豪樹(Ⅱ-7)  2回戦敗退
  長谷 泰成(Ⅱ-6)  1回戦敗退

 【兵庫県中学校柔道選手権】
  片山 凪(1-2)   ベスト8
  金田 天馬(2-1)  2回戦敗退
 
以上の結果となりました。
高校選手権には本校から5名、中学選手権には本校から2名出場しました。高校生、中学生ともに、力を充分に発揮することができず、入賞することはできませんでした。
これから春以降に始まる総体に向けて、課題を克服し更に頑張りたいと思います。ご声援ありがとうございました。

生活指導部 講演会

平成29年2月8日(水) 13時30分、本学園内大谷記念講堂において生活指導部主催の講演会がおこなわれました。今回は上方落語協会会員の落語家、桂わかばさんと、桂あおばさんをお迎えして「師匠桂ざこばと出会って」をテーマに講演と、落語を披露してもらいました。講演会では桂わかばさんが、付き人をしていた頃に学んだことや、失敗した体験談などをユーモアたっぷりに話されました。そしてその後あおばさんが、「移動動物園」を、そしてわかばさんが、「片棒」を披露し、会場は笑いの渦に包まれ、大満足の一日となりました。

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スキー部 全国総体出場

1月31日(火)から2月6日(月)に渡って開催された第66回全国高等学校スキー大会へ出場しました。1日目のクロスカントリーフリースタイルの試合会場である群馬県片品村の武尊牧場スキー場が悪天候のため試合が順延となり、予定よりも1日長い参戦となりました。男子10kmクラシカル競技では3年柏岡遥太郎が146位、3年河本岳が152位、2年宮崎根於が181位、男子10knフリー競技では3年河本岳が143位、3年柏岡遥太郎が148位、2年宮崎根於が181位となりました。3年柏岡は2月14日(火)から開催される第72回国民体育大会冬季大会の兵庫県選手団の一員として選出されました。厳しい環境の中、それぞれの力をしっかりと発揮してくれました。ご声援ありがとうございました。

河本

宮崎

柏岡

第10回兵庫県高校生英語ディベートコンテストが行われました。

2月5日(日)神戸市外国語大学において、第10回兵庫県高校生英語ディベートコンテストが行われました。報徳学園からも今回、初出場いたしました。雨の中でしたが、早目に会場に到着し、来るディベートの最終確認を行いました。結果は…予選で対戦させて頂いた宝塚西高校、葺合高校に完敗いたしました。初めての舞台ということもあり緊張もありました。対戦校のCross-Examination(尋問)に的確な応答ができませんでした。しかし、準備したvisual aid (視覚教材)を用いて懸命にディベートに取り組む姿勢は、心打たれるものがありました。 Did you enjoy debating? Do you think your English improved after struggling preparing for these debates? If you can say “Yes”, We are all winners. 閉会式で運営委員の方がおっしゃっていた言葉です。「このディベートを楽しめましたか?このディベートへの取り組みを通じて英語力が上がったと感じますか?この2つの質問にYesと答える事ができるなら、僕たちはみんな勝者だよ。」ディベートの勝ち負けではなく、この日の為に過ごした貴重な時間、多くの携わってくれた先生方、保護者の皆さん、クラスメイトに感謝し、これからの学習と生活に活かして行ってくれることを願います。

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柔道部 第58回近畿高等学校柔道新人大会

日時  平成29年2月4日(土)

会場  東和薬品RACTABドーム

結果
<団体戦> ベスト16
 (1回戦)報徳 シード
 (2回戦)報徳 ◎(2人残し)  和歌山工業
 (3回戦)報徳  (2人残し)◎ 東海大学付属仰星

以上の結果となりました。
県新人戦での結果より、兵庫県より10校が近畿大会に出場し、本校は兵庫県のベスト4ということで、兵庫県3位校として出場しました。
1回戦、本校はシードとなり、2回戦からの出場となりました。
2回戦は、先週行われた近畿大会個人戦で90kg級第3位に入賞した選手率いる和歌山工業と対戦しました。先鋒が引き分け、次鋒が3人抜き、相手校の大将90kg級3位の選手との戦いになりました。本校の次鋒、中堅が一本負けし、副将が投げることはできませんでしたが、攻め立てて指導3で勝ち、2人残しで勝利しました。
3回戦は大阪府の優勝校で、今大会も優勝した東海大学付属仰星と対戦し、先鋒、次鋒が相手校の先鋒に抜かれてしまい、本校の中堅が1人抜いたものの、相手の次鋒に一本負け。本校の副将が惜しい場面が何度かありましたが、相手校の次鋒と引き分け。本校大将と、相手校中堅との戦いになり、うまく引き分けられてしまい、2人残しでの敗退となりました。
この大会で得たことと反省点をしっかりと見直して、今後の大会に向けて一層努力をしたいと思います。
また、2月11日には県新人大会個人戦の結果から選抜された選手のみで行う体重無差別の兵庫グランプリ高校柔道選手権がグリーンアリーナ神戸にて行われます。優勝を目指して頑張りたいと思います。
ご声援ありがとうございました。

剣道部 第26回西宮市中学校冬季剣道錬成大会 

日時 平成29年2月5日(日)

会場 西宮市立大社中学校 体育館

結果 男子団体戦 第3位
予選リーグ
 報徳・鳴南  対  瓦木C(2-0)
 報徳・鳴南  対  仁川 (1-1)
 報徳・鳴南  対  甲陵 (0-3)

決勝トーナメント
 一回戦 報徳・鳴尾南 対 今津B (3-1)
 二回戦 報徳・鳴尾南 対 甲陽学院(1-1)*本数勝ち
 三回戦 報徳・鳴尾南 対 瓦木B (2-0) 
 準決勝 報徳・鳴尾南 対 瓦木A (0-3)

出場メンバー
 先鋒 鈴鹿士典
 次鋒 諸田(鳴尾南中)
 中堅 河合未希哉
 副将 川津謙信
 大将 宮﨑彰馬 

H28 中学 西宮冬季大会

平成28年度全国中学校体育大会 第54回全国中学校スキー大会

日時  平成29年2月2日(木)~5日(日)

会場  山形県 最上郡 真室川町 秋山クロスカントリーコース

結果
・クロスカントリークラシカル(5km)
 順位   氏名   学年  タイム
 124  堀 秀宇   2  19分59秒4
 137 出口 満博   2  20分58秒9
 161 尾上 大悟   2  24分41秒6
・クロスカントリーフリー(5km)
 順位   氏名   学年  タイム
 117 出口 満博   2  16分58秒3
 134  堀 秀宇   2  18分25秒5

平成29年2月2日(木)~2月5日(日)の期間で山形県 最上郡 真室川町 秋山クロスカントリーコースにて開催された全国中学校スキー大会に本校から3名の生徒が出場しました。選手たちは現地で2日間練習を行い、試合に挑みました。試合ではそれぞれの力を十分に出し切り、滑りきることが出来ました。

 また、本大会は大雪警報の為中止となった近畿大会のも兼ねており。近畿大会の結果は以下の様になりました。
・クロスカントリーフリー(5km)
 順位   氏名   学年  タイム
 1  出口 満博   2  16分58秒3
 5   堀 秀宇   2  18分25秒5

本当に生徒たちは頑張ってくれました。この結果を糧にして来シーズンも更に上を目指して頑張っていって欲しいと思います。

ユニクロとUNHCRから感謝状が届きました。

昨年(平成28年)10月に本校で行われた学園祭で、中学1、2年生Ⅱ進コースの生徒が中心となり、ユニクロが主催している“届けよう、服のチカラ”プロジェクトに参加し、1141着の子ども服を回収しました。回収した子ども服が、ユニクロとUNHCRを通して、無事に世界の難民の子どもたちに届けられた報告と、感謝状をいただきました。この経験を生かして、国際問題や環境問題に関心を持ち、今後も社会貢献活動に取り組みたいと思います。

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今月のうた・ことば

二月のことば
               恩を思うの道

 人間はこの世の中のあらゆるものが循環してることを見失い目先のことばかりを追いかけると、今の恩徳を感じられなくなるものです。また、自分のことばかりを心配して、周りが見えなくなってしまえば、余計に不幸なことばかりを思い幸福であることに気付けなくなるように思います。
 二宮翁夜話に書かれている尊徳先生の言葉を紹介します。

世の人情の常で、明日食べるものがないときは、他に借りに行こうかとか、救いを乞おうとかする心はあるが、さていよいよ明日は食う物がないときには、釜も膳椀も洗う心もなくなるという。人情としては、まことにもってもっとものことであるが、この心は困窮がその身を離れない根源である。なぜなら、日々釜を洗い、膳椀を洗うのは、明日食うためで、昨日まで用いた恩のために洗うのではないというのだが、これは心得違いだ。たとえ明日食べる物がなくても、釜を洗い膳も椀も洗い上げて餓死すべきだ。これは、今日まで用いてきて、命をつないだ恩があるからだ。これが恩を思う道だ。この心のある者は、天意にかなうから、長く富を離れないであろう。富と貧は、遠い隔たりがあるわけではない。明日助かることだけを思って、今日までの恩を思わないのと、明日助かることを思うにつけて、昨日までの恩を忘れないのとの二つだけのことで、これは大切な道理なのだ。よくよく心得るがよい。

 困窮が離れない根源は、恩を忘れるからだと言います。そして天意に適い富が離れない理由は恩を思うからだと言います。そして昨日までの恩を忘れないことが何より大切な道理だと言います。
 また、恩という字は、「因」と「心」、また「因」は□(しかく)と一と人という字から成り立っています。深い「因」を忘れずに思う心が「恩」であり、一人の生存につきいかに四囲四辺の恵みを受けているか、その心根をさす言葉が「恩」であると言います。
今振り返ってみると、皆さんはどんな「恩」を受けていますか。目先のことばかりに捕らわれ人から受けた善行を忘れていませんか。人は一人では生きてはいけません。今の自分があるのは、色々な人の支えがあったからこそではないでしょうか。朝起きてから夜就寝するまで、一日の中にも色々な支えを感じることができると思います。その「恩」を一度振り返ってみてください。たくさんの感謝の心が芽生えてくると思います。何かを頑張り成果が出たとき、人は祝福を受けたいものです。しかし、「恩」を忘れた者に祝福は訪れないと思います。勉強やスポーツは自分のために頑張ることはもちろんですが、「恩」を忘れず、人のために頑張るからこそ成果を残せるものではないでしょうか。
尊徳先生は「報徳」は「恩」に報いることが徳であるとしました。「恩」を頂いて今があることを忘れず、人のために頑張れることこそが必要なことであると思います。