水曜日、Grouse Mountainへ行ってきました。学校からスクールバスにて、”ザ・ピーク・オブ・バンクーバー”とも呼ばれるバンクーバーの最高峰、グラウス・マウンテンに到着。ロープウェイ「スカイ・ライド」に乗って山頂に上がりました。あいにくの天気は曇り。山頂は霧がかかっていて、バンクーバーの街を一望とはいきませんでしたが、木こりや鷹のショーを楽しみました。
月別アーカイブ: 2016年8月
CCGS交換留学生より
河野 公成君
この週末はAFL(オーストラリア フットボール リーグ)のフリーマントルドッカーズ対シドニースワンズの試合を見に行きました。
結果は47-137で地元のフリーマントルドッカーズが負けたため残念でしたが盛り上がる試合でした。
卓球部 全日本選手権カデットの部 阪神地区予選
日時 8月2日(火)
会場 川西総合体育館
結果
【男子14歳以下の部(シングルス)】
2回戦敗退 南歩
1回戦敗退 橋本崇平 中谷航大 有安彗 芝祐治 細田康平
【男子13歳以下の部(シングルス)】
4回戦敗退 宮﨑征也
2回戦敗退 濱田渉
1・2年生あわせて1000人近い選手が出場した今年のカデット。
2年生では南が得意のサーブを活かして初戦を突破して、公式戦で初勝利をあげました。他の生徒もそれぞれ良い試合をしたものの、あと少し足りませんでした。1年生では宮﨑が順調に勝ち上がったものの、組合せが悪く4回戦で敗退。公式戦デビューの濱田は堅さがとれないまま敗退しました。それぞれ自分の課題を理解して、夏の練習につなげていってもらいたいと思います。
今月のうた・ことば
8月のことば
日陰をばおしみて骨をおしまずに
誠尽してつとめ励めよ
今月の言葉は、校祖大江市松翁のことばから選びました。今回は、少し尊徳先生から離れ、市松翁の話をしたいと思います。
本校設立ののち、翁は月に一度の「自彊会」での談話会をとおして、生徒と直接関わりを持ちました。各クラスから生徒代表が出席し、弁論大会のようなことを行っていました。それが終わると、茶菓子がふるまわれ、翁の処世訓をまじえた「報徳訓話」が行われました。また、翁は自らを「知怒乃有楽人(ちぬのうらびと)」と号し、毎月「なみのおと」と題した小紙を、亡くなる直前まで、10年あまり継続して発行し、生徒の教化に努めていました。今月の言葉も、そこに収められていたものです。
翁はものごとを教えるとき、なんでも婉曲に教えたと言います。よく「すずめの一番最初に鳴いた時刻を書いてこい」という宿題を生徒たちに出したそうです。これはもちろん、早起きを教えるためです。また、トイレの使い方が汚い場合は、それをことさらに言うのではなく、そっと狂歌を張り付けておいたそうです。
当時の卒業生の話では、「人間というものは米であるとか、かつおぶしであるとか、石けんのような人間にならなければいかん」ということをよくおっしゃっていたとのことです。お米というものはかんでいても甘くも辛くもない。何にも味がしないのにいくら食べても飽きない。かつおぶしはかめばかむほど味が出てくる。かつおぶしは自分の身を削って人に栄養を与える。石けんでもそのとおり、自分の身を削って人の身体をきれいにする。こういうようにしなければ、人間は成功できないということを、当時の生徒たちは何度も聞かされたそうです。まことに千金の価値のある言葉だと思います。
大江市松という人は、父祖から継いだ事業を拡大し、利益を上げることを目的とした人生を歩みませんでした。息子の大江精一先生は、事業家というより、教育家、道徳家としての側面が強かったと振り返っています。そのような翁の思いが結実したのがここ報徳学園です。次の卒業生のエピソードは、市松翁が、報徳学園が、どのような人間を作りたいと願っていたのか、ということがよく表れていると思います。これは今から約100年前(!)の先輩の話です。
「私が報徳を出ましたのは40数年前になります。ボロ学校だといわれた報徳の3年の教育を受け、大阪の貿易商につとめまして、会社の書類整理は全部英文ばっかりでした。これには随分みんなが苦しみましたけれども、どういうものか非常に報徳の卒業生がいいというので次々に取ってくれました。まじめでかげひなたがないのですね。英語はもちろん難しいから全部はわかりませんけれども、ソロバンはどこの学校にも負けない。当時、東京の商大(現一橋大)と神戸の高商(現神戸大)、この両校が、ほとんど支店長、部長というようなえらいところだった。そういう時代にまじめということを買われて生徒を取ってくれた。当時の優秀な会社に勤めができたということは、報徳精神が買われたわけです。」
まさに今月の言葉にうたわれた人物像ではありませんか。そして、100年経っても、この教えが人生の成否を分かつこと、何も変わりはないのです。
カナダ語学研修(3日目)
火曜日、ホストファミリーに学校まで車で送って頂き、集合場所に全員揃いました。祝日での各ホームステイ先での出来事を楽しそうに語っている姿が印象的でした。2週間お世話になるCarolyn先生とアクティビティのお手伝いをして頂くKeanan, Michaela, Priscilla の自己紹介が終わると、早速ESL TestingとCampus Tourへ。広大な敷地のキャンパスを散策しました。午後からは教室での授業、テーマは ”Getting to Know you”
カナダ語学研修(2日目)
今日はCivic Holidayという祝日です。各ホームステイ先にて、思い思いの1日を楽しんでいる事と思います。明日からTWU(Trinity Wertern University)での授業が始まります。
写真はバンクーバー市内の様子です。