八月のことば
早起きに まさる勤めぞ なかるべし
夢でこの世を 暮らしゆく身は
この言葉は、二宮尊徳先生が、朝は必ず早く起きるべきものだ。おおよそ世の中の八割の人は、この世の中を夢で明かし暮らして、一生空しく過ぎるものだから、せめて朝々だけでも早く起きなさいと諭されたものです。
臨時休校が明け二か月が経ちました。定期考査も終わり、いよいよ夏期休暇をむかえます。休暇中はクラブ活動に汗を流したり、受験へ向けた、あるいは弱点克服のための勉強に取り組むなど、有意義な時間を過ごす生徒が多くいるでしょう。普段はまとまった時間が取れずにできなかった趣味に没頭するのもよいですね。一方で、朝から授業がなく学校に行かなくてもよいからと昼に起床し、起きてからもダラダラと過ごした結果、寝る時間まで遅くなってしまい、生活のリズムを大きく乱してしまう者も少なからずいるでしょう。今年度はいつもより短い夏期休暇となりますが、時間の使い方次第で大きく成長できる絶好の機会となるはずです。時間は皆に平等に与えられていますが、その使い方は自ら考え、どのようなことをするか主体的に選択しなければなりません。
夏期休暇中も早起きをして、朝の時間を有効活用しましょう。早起きをすると、頭がぼーっとしてすっきりしないかもしれません。そういう場合は朝から熱めのシャワーを浴びて、自律神経に刺激を与えるのがよいでしょう。さらに、太陽の光を浴びればセロトニンが分泌され、集中力が高まります。あわせて、朝食をとることも大切です。こうしてしっかりとコンディションを整えてから朝練、朝学習など自分でやることを決めて取り組めば、きっとよい成績が得られるのではないでしょうか。他人より抜きん出たければ、努力を続けなければなりません。早起きをして取り組めることは小さなことかもしれません。そうであっても、この小さなことからコツコツと丁寧に積み重ねてください。皆さんの成長を心より楽しみにしています。お互いに有意義で実り多き夏となるように頑張りましょう。
年別アーカイブ: 2020年
水泳部 兵庫県高等学校3年生大会水泳競技大会
日時 令和2年7月24日~29日
場所 神戸ポートアイランドスポーツセンター
結果
【個人】
400m自由形
第4位 阪口詞音 4:13.70
100m背泳ぎ
第4位 阪口詞音 1:02.85
100m平泳ぎ
第1位 廣本新 1:04.28
第5位 神山亮也 1:09.73
200m平泳ぎ
第1位 廣本新 2:18.92
第6位 神山亮也 2:30.96
100mバタフライ
第5位 甲斐秀輝 1:00.82
200m個人メドレー
第6位 甲斐 2:23.46

自彊会生徒による「新しい学校生活のルール」動画
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、学校生活の中で特に気をつけていかないといけないことについて、自彊会生徒による生徒ならではの視点で「新しい学校生活のルール」を考え、動画を作成しました。新型コロナウイルス感染症の影響で学校行事や公式戦が中止になり、残念な思いや悔しい思いをしたことを踏まえ、同級生や後輩に同じような経験をさせたくないという気持ちから、メインテーマとして「友達との青春を守ろう」という言葉を考えました。
令和2年度 報徳学園 推譲会総会
7月15日(水)13時30分より大谷記念講堂において、推譲会総会が行われました。今年度は新型コロナウイルス感染症による感染拡大防止のため、一般の推譲会会員のご出席はご遠慮いただき、本部役員のみで実施されました。実施日程は例年よりも遅くなりましたが、今年度の推譲会のスタートを切ることができました。
総会は、会長挨拶から始まり、学校長挨拶のあと、議事に移りました。議事の内容は、以下の通りです。
(1号議案)令和元年度事業報告(教育部・厚生部・生活指導部・クラブ後援会)
(2号議案)令和元度会計報告
(3号議案)令和元年度会計監査報告
(4号議案)令和2年度本部役員選出・会計監査委嘱
(5号議案)令和2年度会計予算計画
推譲会総会終了後は、推譲会本部役員会も開催され、教育部・厚生部・生活指導部各部の活動方針などを話し合うことができました。
活動報告
新しく2名の新入部員を迎え、コロナに負けじと、今年度初めての部活を実施しました。
とても良い天気で、甲山にある広場でフリスビーをしました。少し慣れてきた頃に、副部長の前田君が考案したルールで、中学生と高校生でペアとなり、ゲームをしました。
写真の二人はその時の優勝者です。
今月のうた・ことば
七月のことば
わが教へは、徳を以(もっ)て徳に報(むく)うの道なり。天地の徳より、君の徳、親の徳、祖先の徳、其(そ)の蒙(こうむ)る処(ところ) 人々みな広大なり。之(これ)に報うに
わが徳(とく)行(こう)を以てするを云(い)ふ。
今月の言葉は「二宮翁夜話」からの引用です。皆さんの素読用テキストにも掲載されているおなじみの言葉です。「以徳報徳(徳を以て徳に報う)」は二宮尊徳翁が最も大切にした思想の一つであり、「報徳学園」という校名の由来でもあります。尊徳翁は、物や人のもっている「良さ、取り柄、持ち味」のことを「徳」として、その徳をうまく使って社会に役立てていくことを「報徳」とよびました。また尊徳翁は、「あらゆるものに徳はある」と考えました。それを「万象(ばんしょう)具(ぐ)徳(とく)」といいます。
我々はいろいろなものに支えられて生きています。それは毎日いただく天地の恵みであったり、ご先祖様の勤(きん)苦(く)(真面目に努力すること)や親の子を思う心であったり、友人や仲間のお互いを大事にする心であったりします。今回のコロナ禍(か)では多くを失ったかもしれませんが、その代わりに自分を支えてくれる人の息吹(いぶ)きや物の有難さを改めて感じたのではないですか?こんな過ごし方もできるんだと自分を見直したかも知れませんね。損得(そんとく)勘定(かんじょう)(自分にとって損か得かを打算的に考えること)に振り回されるのではなく、本当に自分がこうありたいと思うようになったならば幸せな事です。それもこれも周りの支えあってこそです。さあ、次は君の恩返しの番です。難しくはありません。ほんの少し、相手を思いやること、人の気持ちに寄り添うこと、言葉を大切にすることを忘れないで過ごしてください。それだけで十分です。見返りを求めるのではなく、当たり前のこととしてできるようになれば、相手も自分も共に豊かな気持ちになれるはずです。
感謝の気持ちを言葉にしよう!思いやりを行動にうつそう!君の心掛け(徳)がみんなを結びます!
進路指導部 合格体験記発刊
昨日の学級保護者会にて昨年に引き続き『合格体験記』を配布いたしました。今回は現大学1年に在籍する計29名がメッセージを寄せてくれました。卒業生の皆さん、ありがとうございました。合格した先輩を見本にして頑張ってほしいと思います。
学級保護者会
6月29日(月)、14時より各クラスにて学級保護者会が行われました。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、4月に実施する予定を延期しておりましたが、本日多くの保護者の皆様にお越しいただき、無事に開催することができました。保護者の皆様におかれましては、お忙しい中お越しいただき誠にありがとうございました。
保護者会の開催
6月29日午後2時より、本年度最初の保護者会が実施され、多くの保護者の皆様がご来校されました。高校Ⅱ年においても各学級担任が、自己紹介、学級の運営方針、進路に関する説明、学級役員の選出を行いました。役員の皆様、ご支援宜しくお願い致します。本日はお忙しい中ご来校下さり、誠にありがとうございました。
防災訓練の実施
本日1限目に防災訓練を行いました。感染予防の観点から、例年のように防災地区別に分かれての集会は行わず、避難経路の確認に重点を置き、訓練を実施しました。経路確認後は各クラスに戻り、津波発生時の避難経路についても指導を行うなど、緊急時の対応について学ぶ時間としました。