月別アーカイブ: 2019年12月

報徳教育研究会を行いました。

12月16日(月) 夕刻より報徳教育研究会を行いました。今回のテーマは「人道作為論」および「尊徳の語られ方~幸田露伴と内村鑑三の文章から~」の二題。前者は尊徳の説いた「天道人道」の検証、生徒へ話すにはどのような例が適切かなどについて、後者はどの視点で語るかによって人物像や徳目も変わってくる、学年に応じての視点も必要ではないかということについて、今回は二名の報徳教育部教員が発表しました。

吹奏楽部 第51回兵庫県私学連合音楽会に出演

令和元年12月15日(日)に神戸国際会館こくさいホールで開催されました「第51回 兵庫県私学連合音楽会」に、仁川学院と合同で出演しました。後期中間考査終了後の12月6日から合同練習を開始し、今年は仁川学院の高校2年生が修学旅行で参加できない関係で、報徳学園に来ていただいて練習を積み重ねてきました。本番では、本校の池田先生の指揮で「ポップス描写曲 メイン・ストリートで」を、仁川学院の浅野先生の指揮で「恋人たちのクリスマス」をパフォーマンス(振り付け)も含めて演奏させていただきました。会場も一体となって大いに盛り上がりました。休日にもかかわらず、多くの皆様に聴きに来ていただいたこと、こくさいホールというすばらしいホールで演奏できたこと、仁川学院の皆さんと合同で出演できたことに感謝いたします。ありがとうございました。

【次の吹奏楽部の本番予定】
     「第47回 兵庫県アンサンブルコンテスト 西阪神地区大会」
        1.と き   令和元年12月27日(金) 午前10時開演
        2.ところ   川西市みつなかホール
        3.入場料   600円
     ※本校からは、金管8重奏(15時13分に演奏開始予定)が出演します

※吹奏楽部は令和2年5月3日(日)に、宝塚・ベガホールに於いて、第8回定期演奏会を開催させていただきます。ぜひお越しください。

R01私学連合音楽会①

R01私学連合音楽会②

R01私学連合音楽会③

R01私学連合音楽会④

柔道部 第42回全国高等学校柔道選手権(個人試合)兵庫県予選

日時  令和元年12月15日(日)

会場  グリーンアリーナ神戸サブ

結果
  60kg級 第2位 松本 登喜定(Ⅱ-4)
  66kg級 第3位 岸  武蔵(5-2)
  73kg級 第3位 前中 祐亮(Ⅱ-8)
  無差別級 第2位 片山 凪(Ⅰ-4)

以上の結果となりました。

11月の県高校新人大会の個人戦で各階級上位に進出した選手のみで行う全国選手権大会個人戦の県予選に本校より6名が出場しました。60kg級、66kg級、73kg級、81kg級、無差別級(90kg級・100kg級・100kg超級合同)の5階級での大会です。この大会で優勝すれば、3月の全国高校選手権個人戦に出場することが決まります。
今年は、出場した6人の選手の内、60kg級の松本、無差別級の片山の2名が決勝戦に進出しましたが、接戦をものにできず、優勝することはできませんでした。
これからは、今回の大会での反省を改善し、6月の県総体へ向けて日々努力を積み重ねたいと思います。全国総体へは団体、個人ともに出場できるように、これからも精神面、技術面をさらに強化したいと思います。
ご声援ありがとうございました。

※今後の予定は、1月25日(土)にグリーンアリーナ神戸で行われる近畿大会(個人試合)、
2月1日(土)にウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館)で行われる近畿大会(団体試合)に出場します。

5-A佐々木君 兵庫県高校英文エッセーコンテスト佳作(3位)入賞

今年度本校より5-2中沢君、5-A佐々木君・増井君の3名の生徒が第22回兵庫県英文エッセーコンテストに出展をしました。
1次審査の結果26校88作中、3名とも上位20作に選ばれ、11月16日(土)加古川東高校で行われた2次審査に参加しました。
2次審査は当日にタイトルが発表され、その場で英文エッセーを書くというものです。
その結果5-A佐々木君が佳作(3位)入賞いたしました。
おそらく報徳学園としては初めてのことと思われます。
今回このコンテストに出展してくれた3名はは本校のC-Roomの学生スタッフC-staffとして活動し、日々英語の勉強に意欲的に取り組んできました。
このような結果を収めることができたのも、彼らの継続的な努力によるものだと思います。
入賞した佐々木君には今後も引き続き学習に励んでもらいたいと思います。
入賞おめでとう!!

エッセーコンテスト賞状写真

エッセーコンテスト写真2

修学旅行の行き先別説明会

12月11日(水) 1限目に、それぞれの行き先に分かれて修学旅行の説明会を行いました。オーストラリア・ゴールドコースト、オーストラリア・ケアンズ、マレーシア・シンガポール、スキーの4つの各コースで、班やホームステイのペアリング決めを行いました。生徒たちは和気あいあいとした雰囲気の中、修学旅行中のパートナーを決めていました。
修学旅行も少しずつ近づいてきました。高校生活の中でも大きなウェイトを占める修学旅行です。良い思い出をたくさん作れるように願っています。

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5年・高2対象人権教育

12月9日(水)の6,7限目に大谷記念講堂にて5年・高2対象の人権教育を行いました。まず初めに、人権の定義や、私たちを取り巻く人権問題について学習しました。その後、NHKスペシャルの「彼女は安楽死を選んだ」という作品を視聴しました。
小島ミナさんが多系統萎縮症という難病を患い、生きるか、死ぬかの葛藤に苦しみながらも異国の地で安楽死を選択するという内容でした。視聴した後、生徒たちは自分が同じ立場だったらどうするのかという難しいテーマについて考え、命の大切さと向き合う貴重な時間になりました。安楽死というテーマを通して、人間の命の尊さと同時に相手の立場になって考えることの重要性を学びました。生徒たちには自分の家族やクラスの友人などの周りの人を今まで以上に大切にしてほしいと思いました。

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柔道部 高砂市長杯争奪 第38回兵庫県中学校柔道新人大会

日時  令和元年12月7日(土)、8日(日)

大会  高砂市長杯争奪 第38回兵庫県中学校柔道新人大会
    兼 第31回兵庫県中学校新人柔道体重別選抜大会
会場  高砂市総合体育館

結果
【男子団体】 3回戦敗退
   〈1回戦〉 報徳中 シード
   〈2回戦〉 報徳中 不戦勝 八景中
   〈3回戦〉 報徳中 2-②代 龍野西中

【個人戦】
 〈66kg級〉ベスト8  杉山 力人(2-2)

以上の結果となりました。
団体戦では、3回戦で本大会3位入賞の龍野西中と対戦し、本戦では2-2の同点となり、代表戦となりました。代表戦では、力及ばず一本負けとなり、3回戦敗退という結果になりました。
個人戦では、気持ちを切り替えて挑みましたが、出場した3名とも力を発揮することができず、66kg級の杉山のベスト8が最高で入賞することはできませんでした。
この悔しさを忘れずに、夏の総体では優勝できるように、これから日々の練習を頑張りたいと思います。
ご声援ありがとうございました。

今月のうた・ことば

十二月のことば
 禽獣(きんじゅう)争奪を専(もっぱ)らにし 僅(わず)かに生活を得て礼譲の道なし。故に古(いにしえ)より以来一日も安んずるを得ざるなり。人は則(すなわ)ち此(こ)れに異り、神聖建つる所の譲道に依(よ)り、五倫の道を行い、各々父母妻子を保(やす)んじ、以て其(そ)の生を楽しむ。                                            (二宮先生語録)
*禽獣 鳥やけだもの。
*五倫の道 父子間の親(しん) 君臣間の義 夫婦間の別 長幼間の序 朋友(ほうゆう)(親友)間の信を指す。

 猛禽類(もうきんるい)でも食が足りれば、必要以上の獲物を捕らえる事はありません。しかし、人間はなかなかそうはいかないようです。「満足する」ことを忘れたかのように生きている自分がいます。足りないことの不満を言い、無いものねだりをして感謝の気持ちも薄れていくのでしょう。でも、本当はもっと楽しく生きたい、どんな些細(ささい)なことであっても素直にありがとうと言える自分でありたいと思っていますよね。じゃあ、どうすればいい?それは案外簡単なことかも知れません。例えば、「今日言えなかったことは明日必ず言おう」と決めること。それだけで幸せな気持ちになれるのではないでしょうか。幸せな気持ちになれば、人を思いやる余裕もできます。自分の幸せな気持ちを人におすそ分けすることもできます。そんな気持ちのやり取りが「譲道」ではないでしょうか。「五倫の道」も自ずから開けてきます。決して難しいことではありません。狭い廊下で階段で、ばったり鉢合(はちあ)わせ!さあ、どうします?答えは簡単ですよね。これも「譲道」かな?。さあ!今一度、自分の生活を振り返り、試してみませんか。
人のため、そして自分のため。