進路指導情報

中学高校 [2022.12.14]

進路講演会を行いました。

12月14日(水)2限目に大谷記念講堂にて中学1年生~3年生を対象に進路講演会を実施しました。
講師は、Benesseコーポレーションの池知信吾氏です。池知氏には、「模試の活用」をメインに講演していただきました。年3回実施する学力推移調査と中学総合学力調査を有効的に活用する方法や日々の学習に取り組む姿勢などをお話しいただき、生徒たちは積極的にメモを取るなどして参加していました。
10年~20年後には702の職種がなくなり、AI化するといわれています。今できることとしては、AI・ロボットと働くために力をつける必要がある。そのために、基礎学力と思考力を身に付けることが大切であるとお話しいただきました。さらに、基礎学力を大切にする必要がある、この部分が積みあがっていないと高校で困るので、まず土台を作ることが大切である、ともおっしゃっていました。さらに、GTZ(学習到達ゾーン)の指標を見ることが大切で、どこで躓いているのかを見ることも大切である、と強調されていました。
生徒たちは、11月に実施した中学総合学力調査の結果を見ながら講演を聞き、講演の中で思考力が高いと、学力推移調査の維持上昇の割合も高まる、なぜ答えがそうなるのかを考えることを意識することが大切で、この考えるということは日々の成績に影響する、これからできることを少しずつ続けることの大切さをおっしゃっていました。また、中学時に思考力レベル3以上の生徒は高校で半数近くが成績上昇している、すぐできることとしては日々の授業を大切にすることである、と強調されていました。生徒たちは、話を真剣に聞き、自分の今の学力がどのレベルなのかを確認していました。
最後に森田進路指導部長から授業中の取り組みや切り替えることの大切さの話、さらに、学力推移調査ではまず1教科からワンランク上を目指すという話がありました。これの前提は授業を大切にすることである、次の1月の学力推移調査に向けて、授業を大切にして欲しいと強調しました。
生徒たちには今日の講演を聞いて、自らの学力アップや進路実現に向けて頑張ってほしいと思います。

IMG_0343

IMG_0344

ページトップ