本日の配布物は下記の通りです。
①授業担当者変更措置のお知らせ(Ⅱ進コース)
②新学級時間割表(変更があった学級)
本日の配布物は下記の通りです。
①授業担当者変更措置のお知らせ(Ⅱ進コース)
②新学級時間割表(変更があった学級)
11月のことば
世の中は捨てあじろ木の丈くらべ
それこれともに長し短し
この歌は、ことわざで言うところの「帯に短し襷(たすき)に長し」です。『二宮翁夜話』では、尊徳先生が神道、儒教、仏教それぞれの長所と短所を考えてみたとき、どれもこれも一長一短、思わずため息を漏らした、その心境を歌ったものだと紹介されています。耳慣れない「あじろ木」という言葉が出てきますので、この語から解説します。
秋から冬に掛けて、琵琶湖で生まれた鮎の稚魚「氷魚(ひお・ひうお)」は、宇治川を下って大阪湾に至ります。シラウオのような魚で、現在では釜揚げにして食べるのが一般的なようです。この愛らしい魚は、特産品として古くから皇室へも供されていました。この氷魚を獲るときに使われたのが「網代(あじろ)」です。竹を薄く削ったものを編み込んで作ります。現代でもせいろのふたや、手芸などで使われています。漁では置き網漁法の網代わりに使われます。浅瀬に杭をVの字に打ち込み、そこに編み上げた網代を張り巡らし、氷魚がかかるのを待つという寸法です。この網代を結び付けていた杭が「網代木」です。冬が終われば網代は取り外され、杭だけが残ります。これが「捨て網代木」です。古来より網代木は宇治の風物詩として、和歌に詠み込まれたり、わざわざ見物に来る人もいるほど有名でした。
さて、この捨て網代木は、水面から顔を出していますが、その丈は不揃いです。そこに人々は風流を感じてきたようです。一定の長さの杭を作っても、打ち込む場所に高低の差があれば、水面から顔を出す杭にも高低ができます。この不揃いの網代木のごとく、世の中のものは長短それぞれ、なかなかおあつらえ向きのものはないという歌となります。ただ、この不揃いの網代木も、網代を張るという用途に不足はありません。報徳流に解釈すれば、長ければ長いなりに、短ければ短いなりに、それぞれの徳を発揮しているということになりましょう。尊徳先生は同じような句を語を変えて作ることがあります。「それこれともに」が「皆おしなべて」となっている句もありますが、こちらは今のような意味で用いられています。単に慨嘆の句と見るよりは、こちらの方で詠み味わいたい句です。
この世には長所だけしかない人間も、短所だけしかない人間もいません。そもそも「長所」「短所」というのも、時代や社会によって変動するものです。互いの長所で互いの短所をカバーしあい、集団や社会として一円融合になっていればよいのです。偏った価値観にとらわれ、不揃いでいいはずの網代木の丈までも切りそろえようとして、本来の持ち味を殺してしまうことこそ避けたいものです。長さがビッチリと揃った宇治の網代木など、何の面白みもないでしょうから。
第70回兵庫県高等学校駅伝競走大会が1日篠山市の高校駅伝コースで行われました。10年ぶりの都大路を目指す本校は1区で中園がトップと13秒差の3位と上位争いを展開しましたが、粘り及ばず2時間8分2秒の3位でゴールしました。この結果11月15日(日)に京丹後市網野町で行われます第66回近畿高等学校駅伝競走大会に出場し都大路への出場(各府県の代表校を除く近畿大会の最上位校が出場権を取得)を目指します。ご声援よろしくお願いします。
1区 中園 誠也(区間3位 29′50)
2区 藤井 亮矢(区間3位 8′50)
3区 今井 毅 (区間3位 25′37)
4区 石森 海晴(区間2位 24′16)
5区 平田 佳祐(区間3位 8′45)
6区 遠藤 悠紀(区間5位 15′27)
7区 西 涼太 (区間2位 15′17)
本日の配布物は下記の通りです。
①バザー開催についてのお礼
②バザーについてのアンケート(推譲会学級委員のみ)
③六甲山強歩大会要項・登山道等地図
日時 10月31日(土)、11月1日(日)
会場 あじさいスタジアム北神戸
結果 第3位
1回戦 報徳学園 6 - 6 津名中(淡路地区)
特別延長により、5-4で勝利
(報)宅島、大崎-豊浦
(二)岡本
準決勝 報徳学園 0 - 3 西脇南中(東播地区)
(報)宅島、大川-豊浦
第3位という結果に終わりました。
負けて3位という結果ですが、自信を持っていい結果だと思います。1回戦から2時間半を超える激闘になり、その中で勝てたということがすごい経験になったと思います。準決勝は相手ピッチャーの気持ちに少し負けた部分もあり、勝負所で思うようなバッティングができなかったように思います。連係ミスなど普段できていたことができなかったことも敗因のひとつでした。しかし、まだ新人大会が終わったばかりですので、この悔しさを晴らす場面はたくさんあります。この大会で得た自信、経験を今後につなげていければ、まだまだ強くなれると思います。生徒たちのこれからの頑張りに期待しています。応援ありがとうございました。
本日の配布物は下記の通りです。
①東日本大震災義援金推譲のお願い
10月28日(水)6限目に分野別説明会が行われました。大学の学部学科21種類が用意され、生徒は興味のある分野を2つ選び大学のブースを設置した各教室に行き、大学の方から説明を聞きました。
医学・医療系分野を選択した生徒の感想「医療系の幅広い話をして頂き、今まで知らなかった職業などを知れて、視野が広がりました。」
情報分野を選択した生徒の感想「情報を使う仕事を教えてもらい、世の中でいろいろな形で使われていることが分かった。情報はとても大切な分野だと分かった。」
社会分野を選択した生徒の感想「社会学にはいろいろな種類があり、研究内容もさまざまということを知りました。」
教育分野を選択した生徒の感想「免許の取り方を詳しく教えてもらいとても分かりやすかった。小学校の教員にも興味がわきました。」
11月にある文理選択の予備調査に役立ててくれることを期待します。