年別アーカイブ: 2022年

【特進・特Ⅰコース】合格体験報告会

2月15日、大谷記念講堂において、現時点で国立大学や私立大学に合格している高校3年生4名と昨年度の卒業生が、大学合格までの経験を簡単なパワーポイントを使いながら、話してくれました。卒業生は日程が変更されたため、動画を撮影して語りかけてくれました。

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いずれの発表者も、「今からでも遅くはない。授業を大切にして、日々学習に真剣に取り組めば、必ず目標とする大学合格を勝ち取れる」と激励してくれました。
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 このスライドを作成してくれた彼は、毎日の小テスト、到達テストでは満点を目指したそうです。そして「幼いころから嗜んできたクラシック・ギターが心の支えになった」と語っていました。何か、一つでも心の支えになるものがあるといいですね。

【特進・特Ⅰコース】キャリア甲子園報徳大会(校内発表会)

2月14日(月)、令和3年度 キャリア甲子園 報徳カップが大谷記念講堂で開催されました。高校Ⅱ年生の3チームが企業からの応募情報を受けて、以下の通り発表しました。発表者自身が発表の中で発信していましたが、提案推敲から発表練習まで、この新型コロナ禍で時間的なゆとりがなかったようですね。それでも、来年度、このキャリア甲子園に取り組む後輩に向かって、以下のようなアドバイスをしているところは高校Ⅱ年生らしく、カッコよかったです。
<アドバイス>
〇 世の中の出来事に興味関心を持ち、ニュースなどを見る習慣をつけておく
〇 発表練習を繰り返す。仲間や先生方にサポートしてもらい、本番まで改善に努める

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東京電力「カーボンニュートラルな未来の実現を目指し、自由な発想で新たなサービスを提案せよ」
高校Ⅱ―7 チーム名(Power with hear A君I君U君F君)

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LG Electronics Japan「10年度のノートパソコンの価値とLG gramの強みを融合させた新しいサービスを提案せよ」
高校Ⅱ―8 チーム名(ムラキ・ランチーン O君K君T君Y君)

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鹿島建設「鹿島がこれまで担ってきた役割を踏まえ、20年後の社会に新たな価値を創出するビジネスを自由に提案せよ」
高校Ⅱ―9 チーム名(The 漢 O君K君T君M君)

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R03合格体験講演会①

令和3年度 合格体験報告会

令和4年2月15日(火)6限に大谷記念講堂において、合格体験報告会が中学3年Ⅰ進コース、高校Ⅰ年Ⅰ進コース、特進コース、高校Ⅱ年特Ⅰコースの生徒対象に行われました。今回の発表者は高校Ⅲ年特Ⅰコースから4名と昨年度卒業したOB1名でした。発表者は以下の通りです。

 7組 津野君 8組 大川君 9組 小林君 9組 辻君 OB 久保君
               ※久保君は事前に撮影した動画での発表となりました。
 
大学の受験方法や今取り組むべきこと、受験に向かう姿勢など盛り沢山の話があり、とても有意義な時間となりました。

R03合格体験講演会①

R03合格体験講演会②

R03合格体験報告会③

R03合格体験報告会④

R03合格体験報告会⑤

2月14日から第3期大学入試対策講座スタート

週明け、世間ではバレンタインデーで騒がしくなる14日(月)から、報徳学園では第3期大学入試対策講座が始まります。国公立大学入学試験に向けて毎日努力を続けている高校Ⅲ年生の皆さん、先生方とともにラストスパートをかけましょう。
今日も蟻田記念館の金次郎スタジオで机に向かう生徒諸君に、廊下から(窓越しではありますが)エールを送りました。
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全校生諸君にとっては、学年末考査10日前になります。
朝9時過ぎに自転車で伊丹市からやってきた中学1年生のM君とあいさつを交わしました。彼は「学年末考査にむけて、英語や数学の勉強をしょうと思っています」ときりりとした表情で話してくれました。
ある声優さんが好きな言葉として「努力は必ずしも報われない。しかし、成功の陰には必ず努力がある」とSNSでつぶやいていました。
蟻田記念館で机に向かっている生徒諸君、自宅で机に向かっている諸君、皆さんの「努力」が報われることを祈り、願っています。

余談)
「努力は必ずしも報われない。しかし、成功の陰には必ず努力がある」
今、北京で行われているオリンピックも然りですね。メダリストのこれまでの歩み(軌跡)をテレビが放送しています。どれも感動させられます。メダルにあと一歩手が届かなかった選手もマスコミから同様に扱われることがありますが、予選で敗れた選手のことを知る機会は少ないのが常です。さらに、さかのぼれば、国内予選で敗れたアスリートにも、それぞれの歩みがあったことでしょう。
学習もスポーツも、成果を求めるなら「努力」は不可欠です。生きることは「努力」の連続ですね。「努力」したことが、その後の生き方にどんな風につながり、どのような人生を歩むのかということも大切なことだと私は思うのです。

週末19日(金)には第112回卒業式が挙行されます。私は今から緊張しています。

令和4年度 報徳学園高等学校 入学試験

週間天気予報(テレビのデータ放送)では、入学試験日の10日は(雨の降る)傘マークだったのですが、今週に入り雲マークとなり、今朝は曇天の空模様となりました。
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自然は報徳学園受験生に味方をしてくれました。寒さもそれほどではありません。関東方面では大雪の予報が出ているので、大学も含めて受験生が困るような状況にならないことを願うばかりです。日本中のすべての受験生が持てる力を十二分に発揮できますように。
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傘を持参している受験生に「おはようございます。朝は雨が降らなくて良かったね。帰宅時、雨が降らないといいね」と声をかけると、笑顔で「おはようございます。ありがとうございます」と爽やかなあいさつが返ってきました。
緊張しているだろうに、きちんと私の目をみて、応えてくれた受験生に心の中で「がんばれ~」とエールを送りました。

余談
日本では大雪が懸念される関東地方。一方、地球規模では過去40年間で最悪規模の干ばつに見舞われ、1000万人以上が厳しい飢えの脅威に直面している地域があります。アフリカ大陸東端の地域です。(WFP:世界食糧計画の発表)

第24回冬季オリンピック 北京大会

冬季オリンピック 北京大会が始まりましたね。大学受験真っただ中の高校Ⅲ年生諸君にとっては、それどころじゃないかもしれません。私もそんな学生の一人でした。何か、不安や心配事で心を占めることがあるとその他のことが目に入ってこない手につかないタイプでした。不安や心配事と言えば、かつてない大雪になっている北海道、ウクライナへの侵攻を懸念してロシアを訪問したフランス、毎日新型コロナで、たくさんの方々が亡くなっている日本、目前になった私立高校受験、数え上げたらきりがありません。

<それでも、この機会に皆さんと一緒に考えたいこと>
4年に1度開催されるオリンピックは、アスリートにとって特別な意味を持っているのは疑いのないものです。種目別の世界大会(での記録や入賞)との大きな違いは、何でしょうか?注目度の違い?4年に1度だから?オリンピアンの響き?メダリストという名の称号?
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、1年延期された夏のオリンピック 東京大会が終わって1年も経たないうちにやってきた冬季オリンピック 北京大会が始まりました。
メダルに届かず涙する選手を見るたびに、せつない気持ちになってしまいます。メダルに届き歓喜する選手たちがいる一方で、メダルを手にしながらも悔し涙する選手もいます。テレビのモニターから喜び、悲しさ、悔しさなど、選手の感情が伝わってきます。
私自身、スポーツの盛んな進学校 報徳学園の一員としてだけでなく、まだ種目にすらなっていなかった空手競技で、小学校時代からオリンピック出場を目指す一人の青年をずっと見て応援してきたものとして、オリンピアンを目指しているアスリートの「努力」がどんなものか少なからず知っているものとして、選手に感情移入してしまうのです。
メダリストについては、競技者として、社会人として、家庭人として、様々な個人情報(本人の了承の下でしょうが)が視聴者に知らされます。メダルに届かなかった人も、競技後の一挙手一投足がテレビだけでなく、SNSなどで視聴者の批評の的になります。
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報徳学園からアスリートとして世界を目指す生徒諸君
顧問の先生やコーチ、先生方から指導されているだけでなく、幼いころから見守ってく下さったたくさんの方々から、ずっと言葉をかけられ導かれてきたと思いますが、あえて一言言わせてもらいます。
「競技者である前に一人の人間として、どのような生き方を目指すのか、この報徳学園で共に学びましょう」

追記
オリンピアンに限らず、アスリートの中には、競技に全力で取り組みながらも社会貢献活動をしている選手がいます。その心に宿るものに、皆さんの心をよせてみませんか?
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夕日を背に、学園生の社会貢献を期待している尊徳先生座像

<この機会に オリンピックについて>
紀元前9世紀ごろギリシアで、宗教行事として1000年以上実施されていた古代オリンピックは、宗教的に大きな意味のあり、戦争を中断してでも参加しなければならなかったようです。(聖なる休戦)
ギリシア人以外は参加できなかった古代オリンピックは、ローマによる地中海全域支配により393年の第293回オリンピック競技大祭で終焉の時を迎えました。
古代オリンピックの火が途絶えて1500年の時が流れた1892年、フランスのクーベルタン男爵によりオリンピック復興の構想が「ルネッサンス・オリンピック」と題する講演の中で語られ、1896年、第1回大会がギリシアのアテネで開催されました。

1924年、第1回冬季オリンピック シャモニー・モンブラン大会(フランス)が開催され、日本は第2回サンモリッツ大会(スイス)に初出場し、スキーのノルディック種目の選手6人と監督1人計7名で参加しました。

現在開催されている冬季オリンピック 北京大会は冬季としては24回を数え、前回の平昌大会(韓国)よりも1か国少ない91か国が参加しています。
過去の冬季オリンピックの中で、日本は第5回大会の候補地(札幌大会)となりましたが、日中戦争により中止となり、戦後1972年に35か国の参加を得て第11回札幌大会を 1998年に72か国の参加を得て第18回長野大会を開催しました。夏のオリンピックも含めて、それぞれ2回ずつ開催できるなんて、日本という国は凄い国です。
※ 日本の夏のオリンピック:1964年 第18回東京大会(93)・2021年 第32回東京大会(205) ( )内は参加国・参加地の数

柔道部 第63回近畿高等学校柔道新人大会(団体試合)

日時  令和4年2月5日(土)

会場  和歌山ビッグウエーブ

結果
<団体戦> ベスト16
 (1回戦)報徳  シード
 (2回戦)報徳 ◎( 不戦勝 )  和歌山工(和歌山県)
 (3回戦)報徳  (2人残し)◎ 比叡山(滋賀県)

以上の結果となりました。
県新人戦での結果より、本校は兵庫県3位校として出場しました。
2回戦は対戦校が棄権のため、不戦勝となりました。
3回戦では、本大会の準優勝校である比叡山高との対戦となりました。比叡山は中・軽量級中心のチームではありますが実力のある選手が揃っており、本校の選手は相手に組手を徹底して抑えられてしまい、持っている力を出し切ることができず2人残しでの敗退となりました。
この大会での反省点をしっかりと見直して、今後の大会に向けて一層努力をしたいと思います。ご声援ありがとうございました。

私立大学入試真っ只中 報徳生の健闘を祈ります

2月に入り、阪神間では立春の今日まで4日間中3日間は朝日の登る天候が続いています。
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私立大学一般入試の真っ只中、高校Ⅲ年生の教室前や蟻田記念館の自主学習教室前を「報徳生は力を存分に発揮できているだろうか」と思いながら毎日歩いています。

私自身、今から46年前の2月1日を初日に京阪神間の私立大学を数校受験しました。ふるさとが丹波市(当時は氷上郡)なので、泊を伴う受験もありました。畳の大部屋で多くの受験生と雑魚寝して、翌朝雪の降る中バス停まで歩き、受験校に向かったこともあります。途中、雪の積もった歩道橋で、足を滑らせてしまいズボンが破れてしまい、膝小僧をすりむきながら受験したのも今となっては思い出です。私のようなドジな報徳生はいないと思います。

当時を振り返ってみると、受験初日を終えるとその後、嘘のように緊張感が少なくなったことは確かです。極度の緊張感が続かない私でした。それが良かったのか悪かったのかは分かりません。緊張を強いられる「試験」と名の付くものを40歳を過ぎても50歳を過ぎても何度か受けることになりました。社会人となってからもステップアップのために「試験」は不可欠だったのです。
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立春早朝の河川敷:大学でも走り続ける高Ⅲ陸上長距離部員 ステップアップのために努力し続ける姿

一般入試で頑張っている皆さん、皆さんの挑戦は皆さんの人生で、きっと意義あるものとなるはずです。少なくとも、私の経験からは断言できます。すべてがうまくいったわけではありません。うまくいかなかったことも含めて、今があります。そして、その今を支えてくれたたくさんの人々の中に両親がいます。
成人するまで学業に専念させてくれた両親、大学受験をさせてくれた両親、下宿生活を許してくれた両親には感謝しかありません。今あるのはすべて両親のおかげといっても過言ではありません。

報徳訓より
「身体の根源は父母の生育に在り」「吾身の富貴は父母の積善に在り」なのです。

推譲会 生活指導部講演会

2月2日(水)大谷記念講堂で、神戸市立医療センター 男性外来・石川クリニックの石川英二先生にお越しいただき「情報過多の中で1人悩む男子の性:男子思春期外来と性教育の経験から」と題して講演していただきました。石川先生は「学校に、性教育デリバリー」ということで活動を続けておられます。(私個人の感想でたいへん申し訳ないのですが)石川先生はとても気さくな方でした。先生の人柄が現れた言葉遣いのおかげで、その内容はもちろんのこと、とても親しみやすい講演でした。
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(余談)
午前中、推譲会本部委員会の冒頭校長あいさつで「明日は節分、お子さんたちと豆まきされたこともあったと思います。まだ下にお子さんがおられたら豆まきをされるのでしょうね。今は恵方巻がどちらの方角かしらとか、イワシは買ってきたので料理できるけれど、ひいらぎはどうしようかしら等、食事の支度でお悩みかもしれませんね」の言葉に頷いてくださる方もあり、毎回何を話そうかと迷い困っている私は少しホッとしました。新型コロナウイルス オミクロン株による感染者が増加している中、午前中からお越しいただいた推譲会役員の皆さんを始め、午後講演を聞きにきてくださった皆さんのご家庭の「鬼」がしっかりと打ち払われ、「福」がやってきますように。「鬼」は外(あにはーそと)!「福」は内(ふくはーうち)!という思いであいさつさせていただきました。

推譲会生活指導部講演会

2月2日(水)午後2時から本校の大谷記念講堂において、令和3年度生活指導部講演会が行われました。今回は、講師として神戸市立医療センター中央市民病院泌尿器科男性外来・石川クリニックの石川英二先生をお招きし、「情報過多の中で1人悩む男子の性:男子思春期外来と性教育の経験から」のテーマでご講演いただき、ネット情報に振り回された性の悩みについて、泌尿器科医の立場からお話しくださいました。
 新型コロナウイルス感染症の予防対策として、参加人数を制限して行われました。参加していただきました保護者の皆様におかれましては、約1時間30分の講演でしたが、有意義な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。

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