早いもので、１月が去り、２月がやってきました。第１１４回生の卒業式まで後わずかとなりました。第１１４回生の生徒の中には、私立大学受験真っ最中の諸君がたくさんいます。
関西の私立大学一般入学試験は、早いところで１月の２０日過ぎから始まっています。
私も４７年前の２月１日から４つの私立大学を受験しました。丹波の田舎から、入試前日に連泊で宿をとりました。宿は畳の大広間にたくさんの受験生が雑魚寝するような旅館でした。
入試当日は前日降った雪が残っており、バス停に向かう歩道橋から足を滑らせてしまい、ズボンの膝が破れてしまうハプニングに見舞われました。試験会場で、絆創膏をもらって受験したのが大学受験での思い出です。
学園生に、私のようなドジな生徒はいないはずです。学園生諸君が持てる力を発揮して、目標となる大学に合格してくれることを心から祈っています。そして、願わくば、自身の受検で力を発揮するだけでなく、その往復の道のり、試験会場でも、報徳生としての輝きを放ち、何かしらの徳を発揮してくれることを期待しています。
休み明けの集会で、お話した「報徳生が社会を明るく照らす存在」となってくれることを期待しています。

余談）
毎年、報徳学園の位置する最もそばにある段上小学校の児童と高校ラグビーフットボール部員が、下記の通り新春ハイキングをしています。

部員と児童、どんな会話をしながら、甲山の頂までハイキングしているのでしょうね？

公共交通機関で登校する生徒諸君や自転車で登校する諸君、そんな生徒一人一人の後ろ姿や横顔を見守ってくださっている二宮尊徳先生の座像が西門を入ったところにあります。

昨年、その座像の西側壁面に亀裂が入っていたため、樹木の伐採や壁面の強化などを施しました。現在、尊徳先生座像の後ろに六甲の山並みが見えるような景観になっています。
学園にお越しの際は、是非西門の尊徳先生にも挨拶してくださるとありがたいです。

余談）
「月探査機SLIM　復活」の記事を読んで、とても嬉しくなった。誤差５５ｍのピンポイント着陸を成し遂げたものの、逆さまで斜めになった機体。しかし、ＳＬＩＭは「復活」したのです。記事では２月になると、復活を支えた太陽光発電も使えなうなるそうです。今日と明日、ＳＬＩＭはどんなことに挑戦するのでしょう。今日と明日しかないと知らされたら、今を生きるあなたは、どんなことをしますか？私は、、、、。

兵庫県において、５年連続、２９回目の総合優勝を果たした報徳学園高等学校です。
２９日(月）兵庫県農業共済会館の大会議室で優勝旗等返還式と表彰式が行われました。元々、総合優勝した学校の長とはいえ出席する必要はないのですが、毎年この日を迎えられることを感謝しており、今年度の返還式表彰式に参加しました。
日ごろ、がんばっているすべての部活動の公式戦に足を運べていない私が、心からすべての部活動選手諸君に心を込めて「おめでとう。そして、ありがとう」を伝える日となっているのです。（自己満足でしかないのですが）
＜返還式＞

＜表彰式＞