年別アーカイブ: 2015年

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国際交流合宿3日目

晴天に恵まれた3日間でした。
昨日のキャンプファイアーは、留学生と一緒に練習した出し物を披露しました。各クラスから選抜された班が出場し、最後のダンスは大いに盛り上がりました。星空もきれいでした。3日目は、留学生とクイズ大会。日本語の問題を英訳して、留学生にどんな問題かを伝えます。お昼はバーベキュー大会です。
みんな、火おこしに大変でしたが、無事肉を食べることができました。留学生とのお別れの時間が近づいてきました。最後に記念撮影です。留学生のみなさんにたくさんの笑顔をいただきました。また、キャンプ指導員の方には、キャンプファイアーやバーベキューでの準備など、手伝っていただきました。
無事終了したことに、国際交流合宿に携わったすべての方に感謝です。そして、生徒諸君は多いに盛り上げてくれてありがとう。これからの学園生活を今回の交流合宿で得た体験を活かしてほしいと思います。また、国際貢献のできる人間になってほしいと思います。

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弓道部 第70回国民体育大会(2015紀の国わかやま国体)少年男子の部遠的競技

第70回国民体育大会弓道競技会が9月27日(日)~29日(火)の3日間、和歌山県田辺市立弓道場にて行なわれました。本校からは3年生の中田・下山が兵庫県代表チームの一員として出場。初日の近的競技予選では例年以上のハイレベルな戦いが展開され、兵庫県は惜しくも落選しました。大会2日目の遠的予選では前日の悔しさを胸に秘め、見事予選を突破。決勝トーナメント1回戦では本年度全国高校総体団体優勝校を率いる熊本県と対戦し、緊迫した試合展開の中、60点対63点の僅差で敗退。5位~8位の順位決定戦で第7位に輝きました。
今年のチームの選手達は全員3年生で今回の国体が高校最後の公式試合でした。全国1位の夢は叶いませんでしたが、受験勉強をしながらの練習は想像以上に大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。

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国際交流合宿(2日目)

今回は16人の留学生にお世話になっています。2日目となると、かなり打ち解けた様子です。午前中は、キャンプファイヤーの練習会です。クラス予選を行い、夜の本番に備えます。みんな、練習の成果がでていました。午後は、アクティビティでバレーボール。最後に、留学生チーム、教員チーム、生徒チームで試合。生徒チームの勝利でした。ジャパニーズアワーでは、留学生に日本の文化を紹介しました。けん玉、風呂敷、習字といろんな文化を紹介しました。今日の夜は、楽しみのキャンプファイヤーです。

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国際交流合宿1日目

朝8時40分に学校を出発しました。9時40分には神戸しあわせの村に到着。開会式のあと、早速留学生探しです。英語で話して自分の班の留学生を探します。そのあとはアイスブレイクの時間です。これでかなり留学生と打ち解けた様子。昼食後インターナショナルアワーです。留学生に自国紹介してもらい、いろんなことを聞きます。1日目で、かなり積極的に留学生と話ができるようになりました。

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CCGS交換留学生が帰国しました。

本日は約三ヶ月に及ぶCCGS交換留学生が帰国致しました。毎日が楽しく充実していたと笑顔で話してくれました。不安だらけで研修に参加したようですが、この研修で多くのことを学び成長してくれたと思います。
CCGSの皆様、ありがとうございました。
CCGSからの研修生は10月初旬に参ります。よろしくお願いします。

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CCGS交換留学生からの便り

christ church で知り合った友達、ノワが僕の帰国の前に自宅でのディナーに招待してくれました。彼は去年報徳に10週間の留学に参加していたので日本語も本当に上手でした。
10週間という長期間ホームステイだったので、パースで出会った友達やホストファミリーと別れるのは寂しいですが、また大学生になったらもう一度パースを訪れたいと思います。

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遺跡めぐり(1日目)

今日からいよいよ遺跡巡りです。例年天候が優れない時期ですが、今年は素晴らしい好天に恵まれました。一同時間通りに出発し、小田原に向かっています。報徳の教えや、集団行動に大切なこと、様々なことを学んでほしいと思います。

1日目は尊徳先生生誕の地、小田原を巡り、最後に城戸先生、金澤先生の報徳講話でした。早起きの疲れも見えるなか、最後までがんばりましたが、まだまだ未熟さの目立つ中1です。この3日間で、成長することができるでしょうか。

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硬式野球部 秋季兵庫県高校野球大会

秋季兵庫県高校野球大会の準々決勝が26日、明石トーカロ球場で行われ本校は育英高校と対戦。二回2死一、二塁から河野の中越え二塁打で2点を先制。四回にも四球と敵失で2死二塁とし、再び河野が適時打を放ち1点を加えました。先発主島は五回以降を被安打1本と踏ん張り、2失点で完投。3対2で競り勝ち6年連続でベスト4進出を決めました。準決勝は10月3日、明石トーカロ球場で10時から神港学園と対戦します。ご声援よろしくお願いします。

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今月のうた・ことば

九月のことば

まき植ゑて時に耕しくさぎりてみのり待つ身は楽しかりけり

稲穂も色づき、今年も実りの季節がやってきました。この歌はそのまま読めば、その実りを喜ぶ歌です。まく、植える、耕す、くさぎる(草刈り)と、日々の仕事を怠ることなく勤め、その成果を待つというのはいつの時代の人々にとっても喜びでしょう。一仕事して、汗を拭きながらその田畑を眺める尊徳先生の姿が思い浮かんでくる歌です。
農作業に限らず、日々の学校生活でも、思い当たる場面はあることでしょう。授業を集中して受け、小テストにも前向きに取り組み、計画を立てた上でテスト勉強に励み、十分な手ごたえをもって試験本番に臨むことができたならば、その答案が返却されるのが楽しみに思えるはずです。スポーツでも同じことが言えるのではないでしょうか。逆もまたしかりです。自分自身で手を抜いたこと、不十分であったことが自覚できていたら、勉強にしろスポーツにしろ、結果を待つ身は楽しくないものとなるでしょう。どちらが望ましいか、言うまでもありません。
さて、この歌には題がついています。それは、あの「論語」の巻頭にある「学而編」の最初の言葉、「学んで時にこれを習う、また悦ばしからずや」という句です。非常に有名な一句ですから、ぜひともこの機会に覚えて欲しいと思います。この句の解釈は、古今、様々な儒者によって行われてきたところです。大きな差はないのですが、細かい解釈は人それぞれといったところです。筆者が大学生の時に受けた講義は、「『学ぶ』とは『まねぶ(真似をする)』の意である。手本となる人の真似をしているうちに、時宜に応じて(あるタイミングが来ると)その知識、技を習得するときがやってくる。そのときの喜びは、人間にとって無上のものである」といったものだと記憶しています。
「習」は「マスターする」という意味だ、とも伺った覚えがあります。二つあわせて「学習」となります。人間という生き物に不可欠なこの行為、あらためて考えさせられたことを思い出しましす。
尊徳先生の歌や言葉というのは、神道、仏教、儒教の三つを、自分の体験、経験で一度ろ過してから、農民にわかりやすいよう、農作業を例にとって教えとしているものが多くあります。今月の言葉も、儒教の教えを報徳風に味付けしたものとなっています。我々日本人のDNAには農作業に従事した記憶がやどっているのか、農作業の例でも十分に理解はできます。ただ、そこに留まらず、どの教えも自分の生活に落とし込んでみて、自分自身の理解をしていくことが大切です。学生時代の今と社会人になってから、子供の今と親になってからでは、同じ言葉でも受け取り方が変わってくるでしょう。