年別アーカイブ: 2021年

令和3年度 中学校マラソン大会

武庫川河川敷の改修工事に伴い、コース距離が6Kmに短縮されたマラソン大会。  朝7時過ぎの東の空は

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冷たい北風が吹くこともなく、太陽のおかげで若干暖かくも感じる天候の下、午前10時20分300名弱の中学生が一斉にスタートしました。

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およそ3分の2の生徒はしっかりとした足取りで最後まで走り切ることができているように見えました。残り3分の1の生徒は若干苦しそうな表情でした。

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それでも、私が見た範囲では自分自身に負けるような走りをしている生徒はいませんでした。

人権教育講習会(高校Ⅱ年生対象)

阪神・淡路大震災よろず相談室 元理事長 牧 秀一さんにお越しいただき、「希望を握りしめて」という演題で、ご講演いただきました。一方的に話されるのではなく、時折生徒に感想や疑問を投げかけられながら、聞き取りやすく穏やかな口調でお話しくださいました。牧さんは震災後生まれた生徒諸君にとっては同じような経験もなければ想像することもできない震災現場や、そこにあった人々の現実を震災後9日目から運営されてきた「よろず相談室」で触れ合ってきた方々との交流や映像など通して、語ってくださいました。

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この講演会は、牧さんに再度お越しいただき、年明け1月11日(火)、中学生を対象に実施する予定です。

毎年、1月17日を迎えたときだけでなく、日々の生活の中で何をどんな風に意識しておくことが大切かを考える貴重な講演会となりました。

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高校Ⅱ年対象 人権教育講演会が実施されました。

本日6,7限目に大谷記念講堂において高校Ⅱ年生対象の人権教育研修会が実施されました。
NPO法人 阪神淡路大震災よろず相談室の牧 秀一(マキ シュウイチ)先生に講師として来ていただき、「希望を握りしめて」というテーマでお話いただきました。
 阪神淡路大震災の被害状況や震災障がい者など、生徒が普段ふれることのない内容をお話しいただき、震災について考える有意義な講演会となりました。

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本校高校Ⅱ年生の新聞を読んでの感想文コンクールから

去る11月19日(金)の神戸新聞26面総合の記事に「第12回ひょうご新聞感想文コンクール(神戸新聞社、神戸新聞販売店会主催)の審査結果が発表されていました。 同コンクールで本校 高校Ⅱ年 片瀬奏磨君が兵庫県知事賞を受賞しました。片瀬君は昨年同コンクールにおいて優秀賞を受賞しており二年連続の受賞でした。

以下にその新聞感想文を紹介します。

「戦争は二度と起こしてはいけない。」これは、この夏の僕の経験から強く実感し、深く心に刻み込んだ言葉だ。被爆者の平均年齢は83歳を超えている。もう時間がない。                                 被爆者代表、岡信子さん92歳「語り継ぐ いのちある限り」の記事で、岡さんは「原爆の恐ろしさを伝えるため、この年まで生かされた、命ある限り戦争体験談を語り継ぎ、核兵器廃絶と平和を訴えていく。」と誓われた。夫や子にさえ被爆体験を話せなかったという。被爆したのは16歳、今の僕と同年齢だ。想像を絶する凄惨で残酷な体験を言語化することの精神的な困難さ、沈黙を破り語られた言葉の全てが僕に響く。きっと澱のように常に心の底にたまり、76年間苦しんだに違いない。                                        同じ8月9日早朝、全国から参加した約70人の高校生の中に僕もいた。原爆落下中心地碑を囲む人間の鎖をつくり平和を祈念した。                

僕は兵庫県の平和大使サポーターとして長崎に三日間派遣され、貴重な被爆体験を聴き、長崎の高校生の解説で原爆遺構も見学した。被爆当時の地層がそのまま保管されている場所では、僕達の歩いた地面の下に、当時生活していた人々のお茶碗や瓦などの生活用品、骨さえもある。その上に普段生活する層があり、復興工事で埋め立てられたものだ。胸が詰まり、言葉で表せない感情になった。その後、原爆資料館、追悼平和祈念館を訪れた。最終日、若者早朝集会として爆心地公園で人間の鎖、高校生平和宣言を行った。                                   三日間で出会った全国の仲間とSNSを通じた活動が始まり、海外の平和大使との交流も決定した。平和の輪を世界に広げていく。                      

122か国が支持する核禁止条約に唯一の被爆国である日本は批准していない。発効から3年目の生まれたての条約は、僕達の世代が育てる。核抑止力として核は必要だといわれるが、危険を増幅させるものであり、どんな理由であれ核の保持、使用は絶対に許されない。                         今年6月時点で、世界には13130発の核がある。喜ぶのは核が残りの一発になったからではなく、全廃してからだ。「長崎を最後の被爆地に」を被爆者の強い願いだ。                                              僕の氏名と取材内容がNHK電子版に掲載された。記事への最初のコメントは伝えたかった平和のことではなく、どこの高校生か、高校生が利用されている、高校生に何ができるのか、という内容だった。とはいえ、恒久な平和の願いは皆が持っているだろう。だが、戦争について深く考え、行動する人は少ない。成果は行動についてくると信じ、僕達高校生から行動に移すきっかけを作る。僕達の世代は戦争経験者から直接話を聞ける最後の世代だ。だからこそ、戦争経験者から学び、平和のバトンを受け継ぐ責任がある。                                       世界中から核兵器や戦争がなくなる日が来ると、平和が当たり前になり、「戦争」や「平和」という言葉が忘れられるだろう。その日が来ることを願い活動を続けていく。岡さんのように、命の限り受け継いでいく。

その日たまたま、新聞発表の日から感想文を見せてもらおうか迷っていた私の前を片瀬君が通り過ぎたので、声をかけて感想文をお借りしました。新聞発表が12月中旬とあったので、それまで待つつもりだったのですが、戦争や核についてはこの職業を選択したときから生徒とともに考える機会をいただいていたので、わが校の生徒が受賞した感想文をどうしても早く読みたいという衝動にかられてしまい、声をかけたのです。
受賞感想文をお借りした翌朝「“空白の10年”被爆者の闘い」というテレビ番組を観ました。広島に投下された原爆で被爆された阿部静子さん(当時18歳)は番組最後で「被爆者の私が傷をさらしているのは、この世に役立っていると信じているからです」と語っておられました。被爆による苦痛のみならず、近くの存在から人権を侵害された阿部さん。人権週間(法務省12月3日~10日)が終わりました。改めて、夏、終戦間際だけでなく、私たち皆の人権を考えてみませんか?命はつながっています。しあわせもつながっています。私の命も然り、顔も名も知らない人ときっとつながっているのです。誰かのしあわせが、あなたのしあわせとつながっているのです。

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ワンダーフォーゲル部 活動報告

12月12日(日)、テスト明けで久しぶりの活動という事もあり、学校近くの甲山に登山をしました。比較的登りやすい山ではありますが、いつもと違う登山ルートで登ると急な勾配もあり、少し息が上がるほどでした。その後甲山森林公園の広場でモルックをしました。モルックをするのは3回目くらいですが、回数を重ねるごとに力加減や戦力など難しく感じることが多くなり、生徒たちも相談しながら投げていました。また部内で試合などをしてより楽しく出来たらなと思っています。
次回は年内最後の活動になりますが、思い出に残るような日になればいいなと願っています。

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柔道部 第44回全国高等学校柔道選手権(個人試合)兵庫県予選

日時  令和3年12月11日(土)

会場  グリーンアリーナ神戸サブ

結果
 66kg級 第3位 杉山 力人(Ⅰ-3)
 73kg級 優 勝 鬼塚 勇芯(Ⅱ-4) ※全国高校選手権大会への出場が決定
 81kg級 第3位 貝田 陸大(Ⅱ-9)
無差別級 第3位 滝浪 昭嘉(Ⅱ-3)

以上の結果となりました。

11月の県高校新人大会の個人戦で各階級上位に進出した選手のみで行う全国選手権大会個人戦の県予選に本校より6名が出場しました。60kg級、66kg級、73kg級、81kg級、無差別級(90kg級・100kg級・100kg超級)の5階級での大会です。この大会で優勝すれば、3月の全国高校選手権個人戦に出場することが決まります。
今年は、出場した6人の選手の内、鬼塚が県新人戦に引き続き決勝戦に進出し、見事に接戦を制し優勝することができました。73kg級において全国高校選手権への出場権を獲得することができました。今までの努力が報われて、とても嬉しく思います。
これからは、今回の大会での反省を改善し、3月20日(日)に日本武道館で行われる全国高校選手権個人戦で優勝を目指して一つでも多く勝てるように努力したいと思います。また、鬼塚以外の選手は来年の6月の県総体への戦いがスタートを切ります。全国総体へは団体、個人ともに出場できるように、これからも精神面、技術面をさらに強化したいと思います。
ご声援ありがとうございました。

※今後の予定は、1月29日(土)に兵庫県立武道館で行われる近畿大会(個人試合)、
2月5日(土)に和歌山県ビックウェーブで行われる近畿大会(団体試合)に出場します。

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高校Ⅱ年生 修学旅行説明会

2022年3月3日から3泊4日で実施される予定の高校Ⅱ年生修学旅行の保護者説明会が、大谷記念講堂で実施されました。たくさんの保護者に起こしただき、概要をお聞きいただくことができました。

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新型コロナウイルス感染症予防対策により、今年3月に卒業した諸君に続き、現高校Ⅲ年生諸君も泊を伴う修学旅行を実施することができませんでした。

3か月後に迫った修学旅行が無事実施できることを願いつつ、改めて私たち皆の自覚と責任ある日々の行動によって、報徳学園の教育活動、当たり前の日常が維持されていくことを再確認したいものです。

進路講演会

中学生3学年、高校Ⅰ年、高校Ⅱ年対象の進路講演会を開催しました。

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中学校は全学年、高等学校はそれぞれ学年に応じた内容で、講師の方(株式会社ベネッセコーポレーション)にお話しいただきました。

講師の方の「高校Ⅲ年の最後の日3月31日まで合格の可能性はあります。最後の最後まで、挑戦し続けることが大切です」の言葉が印象的でした。

12月7日 段上地区青少年愛護協議会定例会に参加して

報徳学園が位置している西宮のこの地域を「段上地区」といいます。この段上地区で青少年の健全育成及び地域住民のより良い生活のための活動を推進している団体(自治会、民生委員・児童委員、社会福祉協議会、防犯協会、婦人会、老人クラブ、学校園など)の集合体を

「段上地区青少年愛護協議会」

と言います。毎月第1火曜日に定例会を開催し、各団体の取り組みや諸活動の情報交換をしたり、全体で確認しあいながら地域課題の解決に向けて具体的な対策を協議したりしています。私も可能な限り出席しています。

以下のようなチラシをいただき、西宮市の担当者の方から直接ご案内いただきましたので、紹介しておきます。
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今月21日(火)は短縮授業ですから、もし興味があれば参加してみませんか?

また、来年早々の1月23日(日)には、生徒諸君が自身の得意なことや、地域の皆さんと一緒にやってみたいと思っていることなど、公民館という場所で出会い、時間を共有することを通じて、地域の皆さんと新たな絆を作ってみませんか?

もし、前向きに考えている人がいたら、私に声をかけてください。

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柔道部 高砂市長杯争奪 第40回兵庫県中学校柔道新人大会

日時  令和3年12月4日(土)、5日(日)

会場  高砂市総合体育館

大会  高砂市長杯争奪 第40回兵庫県中学校柔道新人大会
    兼 第33回兵庫県中学校新人柔道体重別選抜大会
結果【男子団体】 第3位
   〈1回戦〉 報徳中 4-0 氷丘中
  〈準々決勝〉 報徳中 4-1 上郡中
   〈準決勝〉 報徳中 1-4 小野中
〈シード権決定戦〉 報徳中 1-3 望海中

【個人戦】
 〈66kg級〉第3位 福井 大心(1-1)
 〈73kg級〉ベスト8 遠山  輝(2-2)
 〈90kg級〉第3位 中山 颯大(1-1)
       ベスト8 朝井 博紀(2-1)

以上の結果となりました。
団体戦では、1回戦から厳しい戦いを勝ち上がり、3年ぶりに準決勝まで進出しました。
準決勝では本大会で優勝した小野中と対戦し、善戦したものの力及ばず1-4で敗退となりました。またその後、来年度の県総体のシード権決定戦が行われ、望海中と対戦しましたが、1-3で敗退しました。来年7月の県総体に向けて、これからの練習で体力面、技術面ともに強化し、努力を続けたいと思います。
個人戦では、本校より6名が出場しました。1年生の福井、中山が持っている力を十分に発揮し、第3位に入賞することができました。
ご声援ありがとうございました。

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