[2024.9.4]
9月4日(水)13時30分から本校の大谷記念講堂において、令和6年度推譲会教育部講演会が行われました。
本日は、講師として伊藤真波氏をお招きし、「あきらめない心」のテーマでご講演いただきました。伊藤真波氏は、20歳の時に事故で右腕を失われますが、夢をあきらめずに挑戦し続け日本で初の義手の看護師になられました。また、競泳日本代表として、北京・ロンドンパラリンピックに出場されております。
今回は、小中高での経験や、事故後に看護師として社会復帰するまでのエピソード、何事もあきらめずに取り組むことの大切さ、親の存在、家族への感謝など、様々なお話をとても臨場感のある形でお話しいただきました。また、支え続けてくれた母親を喜ばせたいという思いで、幼少期より習っていたバイオリンを特注の義手を付けて練習を重ね、見事に演奏できるようになりました。講演会の最後には実際に素晴らしい演奏をご披露いただき、ご参加いただきました保護者の皆様はとても感動的な時間を過ごせたことと思います。