月別アーカイブ: 2021年9月

前期末考査 3日目の朝(高Ⅲ教室)

考査が始まる1時間以上も前に登校し、教室で黙々と勉強している高校Ⅲ年生。

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高校Ⅲ年生にとって、大学入学共通テストまで半年を切り、いよいよ受験勉強のラストスパートとなる時期に実施される考査の結果は、今後の学習に対するブースター(booster)的な役割を果たすものだと思います。※コロナワクチン接種で使われているので、つい!
学習教材を真剣に見つめる彼らの姿を見て、「成果が出ますように!」と心の中で応援しました。彼らのように何かに臨む姿勢として、直前に時間的なゆとりをもって、その場に立つことは、これからの人生において、とても有益だと思います。

しかしながら、その「時間的なゆとり」がないのが地球温暖化の解消ですね。昨日イタリア・ミラノで、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんが出席し、改めて世界の首脳に向かって苦言を呈した「若者気候サミット」には190以上の国から400名以上の若者が集ったそうです。日本からも出席者はいたのでしょうか?(彼女の英語でのスピーチも、英語好きな人には面白いかもしれませんよ。)

 

阪神新人 団体 写真

剣道部 令和3年度 第66回阪神地区高等学校新人剣道大会 

日時  令和3年9月25日(土)26日(日)

会場  伊丹スポーツセンター

【団体戦】 準優勝
一回戦 シード
二回戦 報徳 対 雲雀丘  (5-0)
三回戦 報徳 対 川西緑台 (2-0)
準決勝 報徳 対 宝塚西  (5-0)
決 勝 報徳 対 関西学院 (0-2)

出場選手
先鋒 山野 隆大郎
次鋒 世良田 誠
中堅 富田 隼太朗
副将 牧野 諒弥
大将 村上 凜一朗

補欠 竹中 青太郎

優秀選手に富田隼太朗が選ばれました。

【個人戦】
第3位   牧野 諒弥
ベスト8  富田 隼太朗
ベスト16 村上 凜一朗

阪神新人 団体 写真

阪神新人 団体 表彰

阪神新人 個人

3+(2)

ハンドボール部 令和3年度 阪神地区秋季リーグ戦

日程  9月20日(月)・23日(木)・25日(土)

会場  報徳学園・西宮東高校・三田城山体育館

試合結果 1部リーグ2位

 報徳 20 (8-7・12-6) 13 宝塚西  
 報徳 14(8-11・6-11)22 川西緑台
 報徳 18 (9-5・9-10) 15 西宮南 

思うように練習ができない中ですが、春季に引き続いて1部リーグ2位という結果となりました。
このリーグ戦の結果をもとに、県新人戦代表決定戦が10月2日に行われます。
ぜひとも勝利し、新人戦出場権を得たいと思います。
引き続きご声援よろしくお願いいたします。

3+(2)

2+(2) (1)

1+(2)

週明け27日(月)から前期末考査スタート

前期末考査が直前に迫る蟻田記念館(放課後自主学習スペース)には、たくさんの生徒が集っています。黙々と一人で取り組む生徒、友人と教え愛(合い)しながら机に向かう生徒など様々です。

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大谷記念講堂や各教室には、クラブごとで集まって、各顧問の先生方の前で学習している姿もあります。

何事も然りですが、直前の取り組みだけでは思うような成果は得られないものです。

某ネットニュースに「新型コロナウイルスのmRNAワクチン 知られざる30年の開発史」とありました。mRNAワクチンはウイルスの情報を記載したRNAを体内に入れてたんぱく質を作らせ、免疫細胞を訓練してウイルスに対する免疫をつける役目を果たすそうです。この研究開発は1990年にスタートしていたおかげで、現在に至ったそうです。当初、注射したRNAはすぐに分解してしまい、不安定な物質で医薬品としては使えないと思われていました。2005年に状況を一変させたのが現在、ドイツのマインツに本社を置くバイオテクノロジー企業ビオンテック社の上級副社長を務める研究者カタリン・カリコ氏他の研究者たちでした。当時、カリコ氏はアメリカのペンシルバニア大学で、ドリュー・ワイスマン氏らとともに、体内免疫とRNAの働きについて研究していました。その成果が今日のワクチン開発につながっているのです。カリコ氏らの論文発表の半年前に、東大の石井教授と阪大の審良特任教授もRNAの構造変化と免疫効果について報告していたそうです。いわばワクチン研究ではカリコ氏らとライバル関係だったそうです。

2005年が「mRNAワクチン開発の契機」で、2010年代には幅広い病気に、このワクチンの臨床試験が行われていたそうです。過去30年の研究開発のおかげで、私たちは少しずつ未来に明るい展望を持てているのですネ。

 

報徳学園の生徒諸君、未来に明るい展望をもたらせる存在になってください。

自転車駐輪場(中高生 自転車通学者率60%)

駐輪場を掃除している高校陸上長距離部員の姿です。
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長距離部員は、正門付近を含め、近隣道路も定期的に掃除しています。黙々と清掃する姿を見ていると、自分の若かったころが恥ずかしくなってしまいます。自分のことだけで精一杯、いや、自分のことも持て余していたように思います。この歳になるまで、たくさんの支えを受け人生を長らえていますが、陸上部長距離部員のような存在もきっとあったのでしょう。これをしたから、何がしかの恩恵にあずかったというのではなく、見返りを求めない奉仕の精神を培うことは、実は教育に求められる一番大切なことかもしれません。
単純に言ってしまえば、「人を助けることの良さ、素晴らしさ」を身につけた若者が明日の日本を 世界を 地球をきっと生きる喜びにあふれた場所にしていくのだと思います。実は、これこそが報徳学園の目指す教育理念なのです。

今日を含めて10日後の9月26日という日は、昨年高ⅢだったK君が不慮の事故で、夢を追い求められなくなった日です。その場所には定期的にきれいな花が活けられています。
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報徳学園の生徒諸君、特に自転車を利用している諸君、事故に遭わない、事故を起こさない運転を心がけてください。また、幼い子どもにとって、見本となるような素敵な運転をしましょう。

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自転車通学生にはヘルメット着用も推奨しています。

 

かつては今日9月15日が「敬老の日」でした

今年は5日後の20日(月)がその日となりますが、かつては9月15日が「敬老の日」と固定されていました。その発祥が、兵庫県多可郡ということを知っている方もおられると思います。
兵庫県多可郡 野間谷村が、昭和22年の9月15日を「としよりの日」として、55歳以上の人を対象に敬老会を開催したのが「敬老の日」の始まりと言われています。
野間谷村の村長が戦後の混乱期、子どもを戦場へ送った多く親を癒す意味も含め、農閑期のこの日「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」と提案したようです。
新型コロナウイルス感染症で、最後のお別れすら満足にできないままで、今なお心に喪失感を抱いている方が、この地球上にどれくらいおられるのでしょう。

報徳学園の生徒諸君、報徳訓に「父母の富貴は祖先の勤労にあり」とありますね。
おじいちゃんやおばあちゃん、「敬老の日」をお祝いしたい方が近くにお住まいなら、顔を見せてあげましょう。遠くても、今は便利なツールがありますので、顔を見せて電話することも可能ですよね。皆さんの元気な姿を見れるだけで、きっと喜ばれるでしょう。

前期末考査まで、2週間を切りました。新型コロナウイルス感染症予防対策もあり、緊張の続く日々ですが、このウイルス対策には少しずつ明るい話題も聞かれています。ウイルス研究は人類が生き延びるために最優先される研究の一つであることが広く認識され、その分野で力を発揮しようと考える若い魂も育っていると信じています。皆さんの中にも、いるのではないでしょうか?期待しています。

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ワンダーフォーゲル部 活動報告

9月12日(日)武田尾駅からバスで西谷の森公園まで行き、丸山湿原、大岩岳、千刈ダムを目指して登山しました。3時間ほどの道のりでしたが、気候も涼しく、とても気持ちのいい活動となりました。大岩岳からの景色と千刈ダムの壮大さが強く印象に残っているようでした。

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陸上部 第73回西宮市中学校陸上競技新人大会

日時  令和3年9月12日(土)

会場  西宮中央運動公園陸上競技場

結果
 ◆1年男子100m 岩上 琥太朗 14”6(-0.3)
 ◆2年男子100m 丸林 大晟 予選12”3(+0.2) 決勝12”1(+1.0) 5位
 ◆共通男子1500m 室 拓実 4’58”6 8位
 ◆1、2年男子走幅跳 西海 光馬 4m20(+0.6)

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軟式野球部 令和3年度西宮市中学校新人大会軟式野球大会

日時  9月4日(土)~12(日)

会場  鳴尾浜臨海公園野球場、甲子園浜野球場

結果  優 勝
2回戦 VS浜脇中 12-4(5回コールド)

3回戦 VS平木中 16-0(5回コールド)

準決勝 VS鳴尾中 7-0(6回コールド)

決勝 VS上甲子園中 7-0(6回コールド)

10月9日㈯から尼崎市・橘公園野球場、小田南公園野球場で行われる
「令和3年度 阪神中学校新人大会 第55回阪神中学校軟式野球大会」
に出場が決定しました。
西宮市内大会では、悪天候の中、朝早くからグランド整備等をして頂いた大会役員・競技委員の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。

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あの日から20年

 その瞬間をテレビ報道で、目撃したときの衝撃は今でも忘れられません。某テレビ放送のTアナウンサーがその状況(貿易センタービルに1機目が突入した直後の録画映像をバックに)を淡々と語っていました。その口調が妙に印象的でテレビ画面に見入っていると、2機目がもう一つの貿易センタービルに突入しました。えっ何かの間違いじゃないのか?1機目が突入した映像?とわが目を疑いましたが、それは現実でした。その日から20年が経過しました。
9・11 その日は報徳学園の生徒諸君が生まれる前の出来事です。
なぜ、9・11は起こったのか?「9・11」に関する機密文書が公開されるらしい。
「過去から学べないものは、同じ過ちを繰り返す」という某哲学者の言葉があります。

報徳学園の生徒諸君、授業で学んだかもしれませんが、この機会に9・11について見つめなおしてみてはどうでしょうか?

「11」つながりというわけではありませんが、3・11 東日本大震災・福島第一原発事故発生
あの日から10年半、その日夫を亡くした妻のその後を今朝某テレビ局が伝えていました。
3・11 報徳学園の生徒諸君は生まれていますが、記憶にあるでしょうか?被災された関係者は?
報徳学園の生徒諸君、3・11から君は何を学んでいますか? 3・11について何か考えることはありますか?

What do you learn from 3.11?  What may you think about about 3.11?

歴史に 過去の出来事に 学び 考え 心をよせて 自分事として 歩む 報徳学園生であってほしいのです。