4月1日、第96回選抜高等学校野球大会の準優勝報告会が本校大谷記念講堂で行われました。大角監督はじめ各選手から感謝の言葉が述べられ、間木主将からは応援やサポートに感謝しつつ、「チーム全員が悔しい気持ちを持っていると思う。夏こそ日本一になれるよう負けないチームと作りたい」と力強く話してくれました。今後ともご声援宜しくお願い致します。

4月1日、第96回選抜高等学校野球大会の準優勝報告会が本校大谷記念講堂で行われました。大角監督はじめ各選手から感謝の言葉が述べられ、間木主将からは応援やサポートに感謝しつつ、「チーム全員が悔しい気持ちを持っていると思う。夏こそ日本一になれるよう負けないチームと作りたい」と力強く話してくれました。今後ともご声援宜しくお願い致します。
令和6年3月22日(金)、27日(水)、28日(木)、30日(土)、31日(日)に第96回選抜高等学校野球大会に出場しました本校硬式野球部の応援を行いました。本校の吹奏楽部は部員が8名と少ないため、日頃から親交の深い関西学院高等部、県立西宮高等学校、仁川学院中学・高等学校の吹奏楽部の皆さん、そして本校を含めた各校のOB・OGの皆さんにもご協力いただいて150名を超える大応援団を結成しました。各校様々な行事がある中、応援に駆けつけていただき、大音量の応援で選手を鼓舞してくれました。楽器を吹くだけでも大変なのに、その後の掛け声も精一杯がんばってくれました。写真にも写っていますように、ピンチの場面では手を合わせて祈ってくれました。試合に勝ったら大声で歓声を上げてくれました。負けたら一緒に泣いてくれました。単なる応援協力ではない熱い熱い思いに感謝しかありません。本当にありがとうございました。おかげさまで、2年連続準優勝というすばらしい成績を残すことができました。このすばらしい絆がいつまでも続きますことを願っております。
※最後から2枚目の掲載写真は、1回戦で対戦しました愛工大名電高校の吹奏楽部の皆さんと試合終了後にお互いの健闘をたたえ合ったシーンです。愛工大名電高校さんのすばらしい演奏とすばらしい態度に敬服いたしました。高校野球のすばらしさを実感する一場面でした。
【吹奏楽部の次の本番予定】
※吹奏楽部は令和6年5月3日(火)14時00分から、宝塚ベガ・ホールに於
いて、第11回定期演奏会を開催させていただきます。入場は無料です。
ぜひお越しください。
四月のことば
凡(およ)そ事を成さんと欲せば、
始(はじめ)に其の終りを詳(つまびら)かにすべし
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生のみなさん、気分もあらたに、またこの1年がんばりましょう。今月は、尊徳先生の言葉の中から、新年度の始まりにふさわしい言葉を紹介します。この言葉は、「なにごとも成功させようと思えば、最初から物事の終わりをはっきりとさせておかなければならない」という意味です。このあとには、次のような例え話が続きます。
「例えば、木を切り倒すときを考えてみるがよい。切る前にどこに倒すか考えておかなければ、いざ倒れるという時になってもどうしようないではないか。」と、尊徳先生は木の伐採を例にとって諭しています。木材に使用するような大木を切り倒す場合を想像してみましょう。道具に関しては、現代では主にチェーンソーを使い、江戸時代は鉈や斧、のこぎり、と異なっていますが、伐採の手順は変わっていません。初めに行うのは、倒したい方向に、「受け口」というV字型の切れ込みを作ることです。そして、その反対側から、「受け口」のやや上を目がけて「追い口」を切り込むことで、樹木は「受け口」の方向へ倒れ込んでいくのです。このとき、「受け口」をいい加減に作ってしまったり、誤った方向に作ってしったりすると、どうなるでしょう。思った方向に木が倒れこんでくれないのはもちろん、場合によっては自分の方へ倒れてきて、怪我をしてしまうこともあるでしょう。このように、何事も終着点・着地点を見据え、計画を立ててから、最初の一手に着手することが、成功の秘訣なのです。
新年度を迎えるにあたって、報徳学園を卒業するときにどのような自分になっていたいか、あらためて思い描いてみましょう。そして、そういう自分になるためには、この1年間をどのように過ごせばよいかを考え、さらに前期・後期、1か月、1週間、1日とだんだん細かく、具体的な計画を考えていきましょう。一つ一つの小さな頑張りの積み重ねの果てに、大きな実りが待っています。初心を忘れず、充実した1年間にしましょう。