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[2023.1.1]

今月のうた・ことば

一月のことば
およそ世の中は、智あるも学あるも、
  至誠と実行とにあらざれば、
    事は成らぬものと知るべし

新しい年を迎えました。年末年始は有意義な時間を過ごせましたか。クラブ活動に必死に取り組んだり、進路実現に向けて勉強に励んだりして充実した時間を過ごした人もいれば、だらだらと過ごしてしまい生活リズムが乱れてしまったという人もいるのではないでしょうか。
 さて、一年のスタートであるこの時期に今年の目標を考えた人も多いかと思います。節目のタイミングで目標を考える機会は多くあると思いますが、これまでの経験を振り返ったときに、目標達成のために具体的な行動を実践することはできていましたか。
尊徳先生の言葉に「我が道は至誠と実行のみ」という言葉があります。真心を込めて行動するという意味です。ここで注目してほしいところは「実行」「行動」という言葉です。確実に成績が上がる勉強方法を知っていても実行(勉強)しなければ成績は上がりません。どれだけ科学的なトレーニング方法を知っていても行動(トレーニング)しなければ筋肉はつきません。尊徳先生は実行のない理論を嫌いました。多くの知識を持っていても、実際に行動に移さなければ意味がない、どれだけ高い目標を掲げても行動しなければ達成できない。一年の始まりであるこの時期に、そういった言葉の意味を理解し、一つ一つの事柄に対して真心を込めて向き合ってほしいと思います。その行動の積み重ねが大きな成果を生むことは間違いありません。明確な目標を立てることと、それを実現するための行動を続けること。みなさんの一年が目標達成に向けた有意義な年になることを願っています。

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