110回生(2020年卒業)

中2 [2016.3.28]

イギリス語学研修(9日目)

連休最後の月曜日。今日は「イースターマンデイ」と呼ばれるイースター祝日最後の日でもあります。今日はみんなでリーズ城とカンタベリーに行きました。リーズ城は「世界でもっとも愛らしい城」と評されたこともあるそうで、のどかな田園風景のなかにひっそりと佇む美しい城でした。この城はヘンリ8世(この国の歴史を勉強すると何回も登場するこの王)の最初の妻にささげた宮殿です。彼女はヘンリ8世から離婚を突き付けられ、さらに再婚相手が自らの侍女アン・ブーリンという悲劇に満ちた人物です。苦難の女性と美しい城という皮肉な歴史がこの城内から感じられるようでした。研修生たちは見学後、近くにある迷路にいき、楽しんでいました。
その後カンタベリーに向けてバスで1時間移動。カンタベリーはイギリスのカトリックでもっとも格式の高い教会があり、カンタベリー大司教は13世紀当時イングランド国王と並ぶ地位をもっていました。ヘンリ8世の宗教改革により、カトリックが弾圧されてもなおその重要性から現在にその姿を保っています。ここでは大聖堂の歴史を教えて頂き、聖堂内部を見学しました。イギリスゴシック様式の美しい建築物で、英語で文学を描いた初期の人物チョーサーの描いた『カンタベリー物語』で巡礼の目的地としてでてくる有名な場所でもあり、イギリスの歴史・文化を勉強できたのではないでしょうか。

研修生の声〈昨日の研修生の日記から〉
今日はケンブリッジに行きました。バスで2時間は少し長かったですが、王立の大学がたくさんあり、そこに残る物語も聞けたので、面白かったです。僕が一番おもしろいと感じた話は車を分解して、大学の上で組み立てた生徒の話とボートレースの話でした。

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