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10月1日 秋休み(初日)

昨日の前期終業式を終え、今日から10日まで秋休み期間に入りました。
そんな初日に中学校オープンスクール クラブ活動体験編を実施します。たくさんの小学生が来てくれることを期待しています。
早朝のグラウンドでは、高校硬式野球部が県大会準決勝戦前の打撃練習に励んでいます。
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自彊会館前では、中学軟式野球部がクラブ体験編の準備の為に、早くから登校しています。
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蟻田記念館北側、テニスコートでは公式試合準備をしている選手と先生方の姿もありました。
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秋休みも、早朝から報徳学園は全力投球で、教育活動に励んでいます。

追記
 昨日、ロシアがウクライナ東・南4州(ドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソン)の併合を宣言しました。この歴史的な出来事を学園生諸君はどのように考えていますか?
 校長とすれ違い、時間が許す範囲でいいので、想いや意見、考えを聞かせてほしい。

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今月のうた・ことば

十月のことば
見渡せば遠き近きはなかりけり
     己れおのれの住みかにぞある

 二宮尊徳翁(おう)の思想に一円観といって、自分の立場から一方的にものを見るようなことはせず、対立するものも含めて一つとしてみるという考え方があります。吉凶好悪や善悪、敵味方も、円の半分で相対的なものですし、他にも地上の木や花は見えても土中の根は見ることはありません。絨毯なども表ばかりが見え、裏は見ることができません。自分に都合の良い面だけにとらわれて、もう一方に立つ人の立場が見えなくなると、対立衝突し、論争し、闘争し、建設的な行動をとることが難しくなります。一つの円の中に入れてとらえることを大切にして、友好的で発展的な考えを持ってみましょう。性別、人種、国籍、宗教などの価値観の相違が理由で、人の社会が分断されることは、とても悲しくあり非生産的です。これからの新しい世界を築いていく上で、一円観はとても重要な考えであるといえます。
また、二宮翁は農村の復興を行うときに、「芋こじ」の原理を引用し、頻繁に農民同士での会合を持ちました。人と人との交わりを活発にすることで、意見を交換したり、体験を発表しあったり、互いに練磨しあえる環境ができました。相手の立場、自分の立場、互いに持っているものを出しあい、互いに教育しあい、そういったことがスタンダードになってくると皆の意見が一致し、どんどん難しい問題を解決し、復興を果たしていったようです。このように、「芋こじ」の心と心のふれあいの中から、人として持つべき規範や果たすべき義務の必要性を認識すれば、自然と自分の小欲を抑えることができるとともに、世のため、人のために尽くそうとする大欲が生まれてきます。各自がこの自覚のもとに融和し、団結してことにあたれば、いかなる難問も問題ではありません。
自分自身も一円の中の一人に過ぎません。人は人と関わるために生まれてきています。どんな屈強な人でも一人では生きていくことすらできません。多くの人に支えられ、隣の人の手を取り支え、それで世界は成り立っているのです。多くの人と関わり、相手の立場を考えましょう。多くの社会に所属し、様々な価値観を知りましょう。そういった経験が自分の徳を磨くことになります。自分が磨かれるということは、周囲の人を磨いていることにもつながります。社会に良い影響を与えることができる人になっていってください。

前期終業式①

前期終業式

9月30日(金)、3限目に前期終業式を行いました。生徒は、報徳学園中学校に入学して早くも半年が過ぎました。10月1日~10日までの秋休みの期間では、これまでの学園生活を振り返る期間にしてもらいたいと思います。そして、11日の後期始業式でまた元気な姿を見せてもらいたいと思います。

前期終業式①

前期終業式②

前期終業式③

遺跡めぐり振り返り・学園祭準備

9月30日(金)、1.2限目に遺跡めぐりの振り返りと、学園祭に向けての準備を行いました。昨日までの遺跡めぐりで学んだ内容を、今日の振り返りによって、より深く理解できたと思います。また、学園祭準備では、展示とステージの班に分かれて話し合いを行いました。学園祭では、自分たちで考え、行動し、いい作品を作ってもらいたいと思います。

遺跡めぐり振り返り①

遺跡めぐり振り返り②

遺跡めぐり振り返り③

遺跡めぐり振り返り④

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令和4年度 前期終業式

 9月30日(金)3校時に、前期終業式を放送で行いました。
 校長先生からは、日本だけだなく世界中で起こった自然災害に目を向けることで国際社会で活躍する人間になってほしいというお話がありました。
 また、各部において新人大会の時期になっています。すでに県大会への出場を決めた部も、これから予選を戦う部も精一杯の活躍をしてくれることを期待しています。
 中学1年・2年のⅡ進コースからは、学園祭恒例の子供服のリサイクルのお知らせがありました。
 秋休みに入りますが、それぞれが充実した生活を送れるようにしてください。

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令和4年度 前期終業式校長あいさつ

報徳学園の皆さん、こんにちは。校長の元田です。
本日をもって、令和4年度の前期が終了します。いつも、同じ挨拶を繰り返してしまいますが、皆さんのあいさつは最高です。先日23日(秋分の日)のことです。お昼時だったのですが、蟻田記念館の自主学習スペースに顔を出しました。その際、プール横の駐車場に自動車を止めて、校舎に向かわれている来校者がありました。その方に対して、「こんにちは」と元気なあいさつを投げかけた生徒がいました。また、別の生徒は、小さな子供の手を引いて散歩されているお母さんとその子にむかって、顔を覗き込みながら「こんにちは」とあいさつしていたのです。当たり前のことかもしれませんが、私は思ったのです。部活動のユニフォーム姿で元気なあいさつを投げかけてくれる学園生も、蟻田記念館で勉学に専念する学園生も、皆が清々しく爽やかなあいさつのできる好青年に成長していると。
そんな爽やかな皆さんに、今日は私が図書館で読んだ雑誌の内容を紹介して、考えてほしいことがあります。
その雑誌に「2050年 8億人以上の都市住民が日常的に生命の危機にさらされる恐れがある」とありました。ちょうど、皆さんが社会の中心となって活躍しているころ、家庭を築いている人は、皆さんのような年頃の子供を育てているかもしれません。8億人以上の都市住民が日常的に生命の危機にさらされる理由は2つ、気候変動による海面上昇と異常気象の増加というのです。この夏も、北半球ではたくさんの自然災害がありました。
7月には欧州で1週間以上、猛烈な熱波に見舞われ、多数の死者が出て、欧州南部 フランスやスペイン、ギリシャ、クロアイチアでは森林火災も発生していました。欧州以外にカナダやアメリカ 北米でも熱波による火災が発生していましたね。
イギリスでは最高気温40℃を記録し、気象庁は熱波警報を最高レベル「赤」に初めて引き上げ、事実上の「国家非常事態宣言」が出ている状態になっていました。
ポルトガルでも最高気温47℃に達し、スペインでも45℃以上を記録。両国では7月中旬には高齢者を中心に1000人以上が亡くなっています。
8月に入っても、記録的な熱波と干ばつの影響で水不足が深刻な状態になり、欧州連合(EU)の欧州委員会は同月下旬に、この高温で乾燥した気候が11月ごろまで続くと報告しています。北欧のノルウェー南部ではダムの水位が下がり、最低水準を記録したそうです。
以上、世界のことばかり述べていますが、一方日本はどうでしょうか?8月上旬には発達した低気圧で北海道や東北地方の河川が氾濫し甚大な被害が発生しました。先の台風十四号により関東の一部では今も断水が続いており、気象変動による大型台風の被害は今後も更に大きなものとなる可能性があります。
皆さんは「人新世」(ひとしんせい、じんしんせい)という言葉を聞いたことがありますか? 「人新世」とは産業革命以後の約200年間に人類がもたらした戦争や森林破壊における環境への影響や気候変動があまりに大きくなっているとオゾンホールの研究でノーベル化学賞を受賞したパウル・クルッツェン博士らが2000年に提唱した地質学における時代区分のことです。
人間が自然を大きく作りかえていること、自然界で分解されないプラスチックが生態系を壊し、温室効果ガスが異常気象変動を起こし、海水面を上昇させていることなど今の時代をそう呼ぶそうです。
先ほど、雑誌から抜粋して述べた通りたくさんの自然災害が発生していますが、その被害を最も厳しく受けてしまうのは貧しい国々の人たちであることも、同時に認識しておかねばならないのです。
「人新世」の時代に二宮尊徳先生が生きていたら、どんな風に世の人を導いたでしょう。本を読み先人に学び、現場に足を運び記録を取り、現状を客観的に分析するなど学者としての素養もあった尊徳先生が、実践者として、具体的に何を推し進めたでしょうか。
尊徳先生が生きた時代も、より良い生活を求めて、自然とのかかわり、人と人とのかかわりを大切にし、人と人とが助け合って生きてきたおかげで、今の私たちがあります。
私は報徳学園で尊徳先生の教えを学んだ皆さんが、どんなに小さなことでもいいので誰かの為に支えとなる存在となり、将来社会に出て活躍してくれることを期待しています。
どうか、今机に向かって学んでいること、部活動などで培っている力が形となって表れる日の為に、報徳学園生であることを誇りに胸張って生きることができるように、これからも一日一日を一瞬一瞬を大切に生活してください。

皆さんがコロナ対策に誠実な姿勢で向き合ってくれたおかげで、日々の教育活動を継続できています。これから、乾燥、涼しさ、澄んだ空気をウイルスが好む季節を迎えます。社会生活における規制が緩和されつつありますが、引き続き、油断することなく緊張感ある新型コロナウイルス対策をお願いします。

最後に、令和4年度前期、皆さんの成長を支えたくれたすべてに感謝し、皆さんが地域社会を明るく輝かせ、素晴らしい未来の到来を信じさせてくれる存在であり続けてくれることを期待し、前期終業式のあいさつとします。

前期終業式

9月30日(金)の3限に前期終業式が各教室で放送により行われました。
 校風三則の唱和の後、元田学校長の式辞がありました。いつも気持ち良く元気なあいさつをする報徳生に感謝の気持ちを述べられました。
 また、式辞の中で2040年の地球は現在よりも気候変動や異常気象が進み、生命の危機にさらされる事態が深刻になると話されました。人新世と呼ばれる時代の中で、尊徳先生のように現状を知るとともに先人に学び、実践者として何をするべきか考えて、一日一日、一瞬一瞬を大切にして報徳学園での学校生活を過ごしてほしいとお話しされました。
 クラブ戦績では中学柔道部が西宮市新人大会で優れた成績を収め、阪神新人大会に進出することを報告しました。Ⅱ進コースからは、中学1年・2年によるユニクロの“届けよう、服のチカラ”プロジェクトの説明がありました。中学2年の代表生徒が家に余っている子供服を保護者会や学園祭で回収できるよう秋季休業中に保護者の方へ伝えてほしいと話しました。
 前期での学校生活を振り返り、10月11日(火)からはじまる後期での取組みに期待します。

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中 1 遺跡めぐり(3日目)

本日遺跡めぐり最終日となりました。昨日は、鬼怒川パークホテルズに宿泊しました。生徒は、素晴らしい食事やお宿のおかげで、長かったバス移動の疲れを取ることができたと思います。
今日このあとは、鬼怒楯岩大吊橋を散策し、鬼怒川ライン下り、あさやレストハウスで食事をとり、18時57分に新大阪駅到着、19時30分解散予定です。最終日も充実した1日にしてもらいたいと思います。

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本日は、朝から、鬼怒楯岩大吊橋を散策、鬼怒川ライン下り、あさやレストハウスで食事をとりました。初日、2日目とは違った活動が多いなかで、生徒全員が楽しそうにしているのが印象的でした。
これから新幹線に乗り、新大阪駅に18時57分到着予定です。最後まで気を抜かずに過ごしてもらいたいと思います。

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中2 国際交流合宿 DAY3

国際交流合宿は最終日を迎えました。
最終日は日本の文化を英語で紹介するJapan Expoが行われました。
生徒達は3日間、英語ネイティブの講師の先生方と発表の練習を重ね、各班でプレゼンテーションしました。
Japan Expoの後、退所式が行われ、アクティビティ、キャンプファイヤーやJapan Expoの結果発表が行われました。生徒達は3日間のプログラムを無事に終えて、写真撮影の際には講師方への感謝の気持ちを伝えていました。
3日間で生徒達が学んだことを今後の学校生活でも生かせるよう期待します。

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中2 国際交流合宿 DAY2

昨日から実施されている国際交流合宿2日目を迎えました。
昨日の雨が上がり、起床後全員で体操をしました。午前中は、アクティビティとして各種目のスポーツに取組みました。その後、班ごとに英語ネイティブの講師の先生と一緒にカレー作りに取組みました。
午後からは明日のJapan Expoの準備やキャンプファイヤーの準備が予定されています。
生徒一人ひとりが頑張ることでプログラムが無事に終了することを切に願っています。

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