年別アーカイブ: 2024年

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中3 修学旅行(初日)

今日から沖縄修学旅行が始まりました。
初日の沖縄は雨となりましたが、那覇空港からアンティラガマに到着すると、その間だけ雨が止みました。平和学習として当時の状況や様子を聞かせていただき、その後、ひめゆり平和祈念資料館に千羽鶴を奉納しました。
この後は伊江島に向かい、民泊体験をさせていただきます。

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相撲部 今村圭吾(高3)が大相撲二所ノ関部屋から入門の挨拶を受けました。

本日、3月1日(金)二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が入門の挨拶のため、本校を訪問されました。今村君は大阪場所より初土俵をふむ予定です。応援宜しくお願い致します。

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願いは一つ 事故無く怪我無く

朝早い集合、伊丹空港に見送りに行ってきました。高校生が「校長先生、一緒に行かないんですか?」と声をかけてくれました。正直なところ、僕も一緒に行きたかった!
中学生の出発直前
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さあ、入場だ!
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高校生の出発前
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さあ、入場だ!
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高校生には「欲を言えば、『流石、報徳生だ』と思ってもらえるような修学旅行にしてもらえたら、校長としては有難い」と校長としての欲張りなことをお願いしました。普段通り、学園で生活しているように過ごしてくれたら、それだけでいいのですが。

余談)ここ数日、関東地方で震度3,4の地震が発生しています。大きな被害には至っていませんが、私たちは常に備えておかねばならないと改めて自覚させられています。
いわんや、修学旅行は大集団での移動です、どんなことに直面しようと最善の選択、行動を示せるような報徳学園生、報徳学園教員であると信じています。
日々、これ奇跡の連続なんですから!

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今月のうた・ことば

三月のことば
 真実に守る力の弱ければ
  まずわが身からもてぬ世の中

年度末になりました。今年度を振り返って、どのような1年だったでしょうか?年度初めに立てた目標に向けて努力は出来ましたか?達成は出来ましたか?4月には多くの生徒が進級し、新たな学年でスタートを切ります。是非、今年度中に、学業面やクラブ活動の面,生活面を振り返り、課題や反省があれば、来年度にいかしてもらいたいと思います。
上の歌は、尊徳先生の道歌の1つで、「惰弱」と題がついています。勤業に精励しない,遊楽にふける,真面目に物事に取り組まない行動に対しては、昔から惰弱と批判されます。なぜ、このような惰弱が尊徳先生の歌の題になったのか?
報徳仕法の目的の1つは農民の貧困の解消です。尊徳先生は、貧困の原因は数々あるが、原因が天災・地変・病難など余儀ない事情のものは、救済の道を立てれば直ちに解消される。しかし、起こしても倒れ、救ってもまた同じ貧困への過ちを重ねるものがある。その場合の多くが惰弱であると述べています。そのため、自分の分をわきまえ生活の道を開いても、なすべき勤業を怠り、守るべき倹素を省みない、そのような惰弱の戒めとして詠まれた歌、といわれています。また、健康がすぐれなく惰弱になるのはやむを得ないが、信念をもって修練すれば相当に精励の度を高めることが出来る。気力の弱いものは怖気づいたり、すねたりして惰弱になるが、信念の確立によって充分引き立て得る。人生観を確立し、それを実現し得る生活方法を自覚せしめることが最も緊要である、とも述べています。
 尊徳先生は、報徳仕法を実行するにあたり、人々の心の田を耕すこと、すなわち「心田開発」が重要と捉え、農民の惰弱を改善するため様々な取り組みを行い、多くの農村を復興させました。皆さんの中にも、今年度惰弱に陥ってしまい、学業面やクラブ活動の面で成績が下がってしまった人もいるかと思います。そのような人は、来年度に向けて具体的な目標を立て、4月から揺るぎない信念を持って努力してほしいと思います。そして、一人でも多くの生徒の心の田が耕され、充実した1年になることを期待しています。

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高Ⅱ修学旅行の結団式

 令和6年2月29日(木)に、大谷記念講堂において、修学旅行の結団式が行われました。翌3月1日(金)から4日(月)までの4日間の日程で始まる修学旅行に参加する高校Ⅱ年生が全員集まりました。
 まず学年主任の納富先生から、旅行中の心構えについて、大人としての旅の楽しみ方をすること、自分だけが楽しいだけではなく、周囲に対する心配りをすること、誰かの犠牲の上の楽しみではあってはならないこと等の訓示を受けました。
 次に、今回の旅行に添乗してくださるJTBの添乗員の方々のご紹介と、ご挨拶をいただきました。
 また、昨年度石垣島の修学旅行を引率された第Ⅲ学年の三木先生より、石垣島や竹富島の観光スポットや楽しみ方についてレクチャーを受け、昨年度の旅行の様子なども写真を見ながら教えていただきました。
 そして、桂川先生より旅行中の集合時間や持ち物、注意事項について説明があり、最後に生徒指導部の礒野先生から貴重品の管理や問題行動を起こさないという注意事項についてお話をいただきました。
 明日から4日間、集団行動の中でたくさんのことを学び、大いに楽しみ、全員元気で帰ってきましょう!

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沖縄への修学旅行結団式

昨日までで令和5年度の学年末考査を終えた中学3年生と高校Ⅱ年生が、明日の修学旅行出発を目前に、それぞれ「結団式」を大谷記念講堂で開催しました。
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中学3年生の結団式風景
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高校Ⅱ年生の結団式風景
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新型コロナウイルスのパンデミックにより、海外への修学旅行が実施できない中で、沖縄県への修学旅行をここ数年実施してきましたが、沖縄県観光業のおかげで、素敵な思い出を作っていただいています。
明日は朝から、出発する生徒諸君や引率してくださる先生方を見送りに伊丹まで足を運ぶつもりです。

余談)忘れないでくださいね。沖縄県が日本全国にあるアメリカ軍基地の7割を抱えており、軍事基地があるが故の苦悩があるということ。以徳報徳、至誠勤労、分度推譲を胸に刻む報徳生らしく、沖縄県での時間を過ごしてくるのだということを。
 

段上スポーツクラブ21の子どもたちから

この春センバツ高校野球に出場する硬式野球部に下の色紙が届けられました。
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段上スポーツクラブ21の福田副会長が、これら色紙を持参してくださいました。私がお預かりして、野球部顧問の先生に手渡しました。
野球、サッカー、バレーボール、バドミントン、ミニバスケットボールの各団体が趣向を凝らして作成してくれています。一人一人心のこもった寄せ書きに感動させられます。
硬式野球部員一同、段上スポーツクラブ21の皆さんに感謝しながら、一丸となって甲子園球場で優勝目指してがんばってくれると思います。

追記)2月24日(土)、「来週3月1日から沖縄に修学旅行に向かう中学3年生と高校Ⅱ年生は学年末テスト2日目です。午後は新入学高校生が制服の採寸にやってきます」と報徳学園の今日を語れることをこんなにも深く考える日はありません。なぜなら、今日で2年目となるのです。明日から3年目に入るのです。同じ民族、友好的な民族が殺し合い、多くの若者が未来を失っているのです。この状況が今後どうなるのかは、報徳学園生の未来にもつながっています。「2月24日」は特定の地域の未来だけでなく、地球上のすべての生命の未来を左右する日となったのかもしれません。

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バスケットボール部 第34回近畿高等学校バスケットボール新人大会

日時 令和6年2月17日(土)、18日(日)

場所 香芝市総合体育館、ジェイテクトアリーナ奈良

結果 第3位
1回戦
報徳 65 (23-13, 16-14, 13-16, 13-11) 54 光泉カトリック(滋賀)
2回戦
報徳 63 (19-19, 19-8, 11-14, 14-8) 49 近畿大学附属(大阪)
準決勝
報徳 62 (18-22, 12-15, 11-19, 21-11) 67 東山(京都)

以上の結果より、近畿大会を第3位で終えました。今大会での反省を活かし、インターハイ予選に向けて、チーム一丸となって頑張りたいと思います。ご声援ありがとうございました。

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国公立大学前期入学試験迫る

4日後の25日(日)に始まる国公立大学入学試験。先日、卒業した第114期生が
挑みます。卒業後も、蟻田記念館にやってきて、目標大学合格を目指して机に向かっています。
そんな彼らの後を追う現高校Ⅱ年生。今朝、特Ⅱコースの教室をのぞくと
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二宮尊徳先生のことばを皆で読み上げていました。今朝のことばは「創業と守成」でした。
昨今、学校で学ぶ傍ら、創業する学生のことが、話題にのぼることがあります。
報徳学園生の中から、若きイノベーターが現れてくれることも私たち報徳学園教職員にとっては大きな願いの一つです。

以下は、ものつくりの世界、スポーツの世界で活躍をする人としての成長を願っての余談

余談1)先日、日本版NEWSWEEKにシカゴ大助教授のコラムがあり、次のようなことを知りました。一部抜粋「既に私たちは捨てられるはずの牛乳から衣類を、きのこの菌糸から家具を。海藻やスイカの皮からプラスチックを作っている。解決策を求めるなら、問題を生み出したのと同じ発想に頼ってはいけない。廃棄物の処理方法だけでなく、もの作りの発想を根本から変えなければならない

余談2)TikTokを見ていて、サディオ・マネというサッカー選手がいることを知り、調べてみました。
彼はイングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するセネガル代表です。FWのサディオ・マネは世界的なスター選手でありながら贅沢な生活に興味がなく、「自分にとって重要なのは人々を助けることだ」と告白しています。TikTokには年俸60億円のサッカー選手が割れたスマホを使い続ける理由として、「学校、病院、スタジアムを建て、貧困に苦しむ人に食料や衣服、お金を毎月渡すことができるんだ。おれ個人の人生に必要なものはもう十分に揃っているんだ」と彼は言います。

第114回卒業式後の学活風景

朝一は曇り空だった卒業式当日。卒業式を終え、式場を後にして、各学級で最後の学級活動。
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式冒頭の担任による卒業生一人一人の呼名、スタートの3年1組の生徒の大きな返事「ハイ」を聞いて、今日の卒業式は素晴らしい式になりそうな予感がしました。式終了前の校歌斉唱も然り、大きな歌声が体育館に響き渡りました。
保護者の皆さんは、この卒業式をどんな風に感じてくださったのでしょうか?
もちろん、生徒諸君は?

余談)式終了後、式出席時の服装 モーニング姿のままで校長室南側に立ち、名残を惜しんでいる卒業生や保護者の皆さんを眺めていました。心の中では、「校長先生、写真を一緒に撮ってください」という言葉を待っていました。撮影者となってくださるお母さんを伴って、グループでやってきた卒業生の真ん中で記念写真に納まりました。2年後、二十歳を祝う集いや社会人となって報徳学園を思い出すとき、どんな風に思い出してくれるのかを知る由もありませんが、これらの写真から何か校長の発していた言葉を思い出してくれたら、有難いと思っています。