報徳教育部(今月のうた・ことば)

[2017.10.6]

今月のうた・ことば

十月のことば まく種のすぐにそのまま生い立ちて              花と見るまに実のる草々  今月の言葉は「二宮先生道歌選(佐々井信太郎著)」からの引用です。  この歌の大意は「まいた種がすぐに生え育って、花が咲い…続きを読む

[2017.9.4]

今月のうた・ことば

九月のことば   もと福と禍と同体にして一円なり    吉と凶と兄弟にして一円なり  今月の言葉は『二宮翁夜話』から採りました。この前の章では、善悪は相対的なものであることが説かれています。「見渡せば遠き近きはなかりけり…続きを読む

[2017.8.1]

今月のうた・ことば

八月のことば 天道は自然なり。人道は天道に随ふといへども、又人為なり。人道を尽くして天道に任すべし。  天道とは自然の摂理・法則、人道とは人としてのあり方を言います。人間はもちろん自然の営みの中で生まれるものではあります…続きを読む

[2017.7.6]

中学報徳教育講演会

 公益財団法人 報徳福運社理事長 草山 昭氏を講師にお招きし、「実践報徳について」をテーマに講演頂きました。尊徳先生の生涯から、日本はもとより海外に広がる報徳思想、個人から企業に至る報徳の実践について様々にお話しください…続きを読む

[2017.7.6]

今月のうた・ことば

七月のことば 若き者は、毎日能(よ)く勤めよ。是(こ)れ我が 身に徳を積むなり。  至誠の精神、勤勉勤労を推奨された尊徳先生の教えです。前途ある若者にとって最も大切なのは、日々を勤勉に、着実に生きること。学生である皆さん…続きを読む

[2017.6.5]

今月のうた・ことば

六月のことば 夕立と姿をかへて山里を めぐむなさけぞはげしかりける 1年を通じて雨の多い日本でも、とりわけ6月から7月にかけての梅雨のシーズンには雨の降る日が続きます。うっとおしい季節の到来を前に、今回は雨のことに思いを…続きを読む

[2017.5.1]

今月のうた・ことば

五月のことば 夫れ因報の理は、米を蒔けば米が生へ、瓜の蔓に茄子のならざるの理なり。  因果応報という言葉があります。仏教では、過去や前世の行いの善悪に応じて、必然的な結果・報いがあるという考え方です。しかし、この考え方は…続きを読む

[2017.4.10]

今月のうた・ことば

四月のことば  以徳報徳  我が教へは、徳を以て徳に報うの道なり。  まさしく、私たちの学園生活の根幹を成している言葉です。論語に見られるこの「以徳報徳」という言葉ですが、二宮尊徳の考える「徳」とは決して特別な美点や善根…続きを読む

[2017.3.1]

今月のうた・ことば

三月のことば 見渡せば遠き近きはなかりけり       おのれおのれが住処(すみど)にぞある 今月のことばには『二宮翁夜話』26話に載っている道歌を選びました。道歌に続く部分では「遠い近いというのは自分の居る場所が定まっ…続きを読む

[2017.2.2]

今月のうた・ことば

二月のことば                恩を思うの道  人間はこの世の中のあらゆるものが循環してることを見失い目先のことばかりを追いかけると、今の恩徳を感じられなくなるものです。また、自分のことばかりを心配して、周り…続きを読む

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