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夏期休業も中盤から後半へ

今朝、学園北側を歩いていると、お隣の小学校にある育成センターに向かう児童と遭遇しました。
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学園北側の横断歩道を渡る彼らの為に、ほんの少しだけお手伝いしました。最後に渡る児童が、こちらを向いて軽く会釈してくれました。
朝から猛暑が予想される熱気の中、爽やかな気持ちになりました。
育成センターに向かう児童の後ろ姿を見ながら、今日も元気で楽しい一日になりますようにと、心の中で願いました。

一方で学園生は?
校内で合宿をはっている部もあります。全国大会に向けて早朝から涼しい時間帯に練習している部もあります。
もう少しすれば、蟻田記念館自主学習スペースにやってくる生徒、高校Ⅲ年生もやってくるでしょう。
それぞれの夢に向かって、充実した夏季休業を過ごしてくれていますように。

余談)
8月6日と9日の広島、長崎原爆投下の日が過ぎました。私は、夏になると繰り返し観るYouTube動画があります。”キミガタメ”という曲です。次女に勧められて観たのですが、戦地に向かう日本兵士の遺書が”キミガタメ”の曲想や歌詞とあいまって、何とも言えないくらいに心に突き刺さるのです。
最大の人権侵害、戦争や紛争で人命が失われることのない社会になってほしいと願わずにおれない日々が続いています。

集合写真

相撲部 令和5年度全国高等学校総合体育大会相撲競技大会

日時  令和5年8月4日(金)~6日(日)

会場  北斗市総合体育館

大会  令和5年度全国高等学校総合体育大会相撲競技大会
    第101回全国高等学校相撲選手権大会
結果
個人戦(無差別級)
岡本 塁(3年)、今村 圭吾(3年)、吉田 幸瑛(2年)が出場しました。
予選1回戦
吉田 〇 寄り切り ● 田中(野村)
今村 〇 押し出し ● 谷 (高松南)
岡本 〇 寄り切り ● 梅木(日田林工)

予選2回戦
吉田 ● 二枚蹴り 〇 ラグチャースレン(鳥取城北)
今村 ● 叩き込み 〇 伊賀(埼玉栄)
岡本 〇 寄り切り ● 山本(海洋)

予選3回戦
吉田 〇 送り出し ● 竹内(更級農業)
今村 〇 突き出し ● 三枝(甲府工業)
岡本 〇 突き出し ● 石川(金足農業)

以上の結果、岡本が3勝、今村・吉田が2勝1敗で予選通過しました。

優秀32選手 決定トーナメント1回戦
吉田・今村・岡本 シード

優秀32選手 決定トーナメント2回戦
吉田 〇 叩き込み ● 加賀谷(金足農業)
今村 ● 叩き込み 〇 五十嵐(高岡向陵)
岡本 ● 勇み足  〇 伊藤(平舘)

優秀32選手 決勝トーナメント1回戦
吉田 ● すくい投げ 〇 福原(南宇和)
以上の結果、吉田幸瑛(2年)がベスト32でした。

個人体重別戦80㎏級
大角 夢翔(3年)が出場しました。
1回戦 シード
2回戦 大角 ● 突き落とし 〇 山口(長崎鶴洋)

個人体重別戦100㎏級
吉田 幸瑛(2年)が出場しました。
1回戦 吉田 〇 寄り倒し ● 浅井(福井農林)
2回戦 吉田 〇 不戦勝  ● 平山(近大附属)
3回戦 吉田 〇 腕捻り  ● 鈴木(矢板)
準々決勝戦
吉田 ● 裾払い 〇 工藤(平舘)

以上の結果、吉田 幸瑛(2年)がベスト8、第5位に入賞しました。

団体戦メンバー
先鋒:岡本 塁 (3年)
二陣:田中 彰人(1年)
中堅:今村 圭吾(3年)
副将:村上 拓之(3年)
大将:大角 夢翔(3年)
選手:大和 歩夢(2年)
選手:吉田 幸瑛(2年)

団体戦(予選1回戦) 対 埼玉栄高等学校(埼玉県)
先鋒:岡本 〇 押し出し ● 竹田
二陣:田中 ● 寄り切り 〇 斧沢
中堅:今村 ● 叩き込み 〇 斎藤
副将:村上 ● 叩き込み 〇 伊賀
大将:大角 ● 押し出し 〇 鮫島
以上の結果、1-4で負けました。

団体戦(予選2回戦) 対 福井農林高等学校(福井県)
先鋒:岡本 〇 突き出し ● 川口
二陣:田中 〇 押し出し ● 滝波
中堅:今村 〇 押し出し ● 藤田
副将:吉田 〇 寄り倒し ● 浅井
大将:大角 〇 肩すかし ● 横田
以上の結果、5-0で勝ちました。

団体戦(予選3回戦) 対 中津東高等学校(大分県)
先鋒:岡本 〇 突き出し ● 冨原
二陣:田中 ● 下手投げ 〇 野島
中堅:今村 〇 不戦勝  ● 
副将:吉田 ● 寄り切り 〇 田中
大将:大角 〇 上手出し投げ ● 野島
以上の結果、3-2で勝ちました。
予選3戦の結果、2勝9点で決勝トーナメントに進出しました。

団体決勝トーナメント1回戦 対 平舘高等学校(岩手県)
先鋒:岡本 〇 突き出し ● 工藤
二陣:田中 ● 寄り切り 〇 伊藤
中堅:今村 〇 押し出し ● 工藤
副将:吉田 ● 寄り切り 〇 工藤
大将:大角 ● 押し出し 〇 田村
以上の結果、2-3で負けました。この結果、ベスト32でした。

集合写真

個人戦出場者

〓田体重別5位

体重別出場者

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理科研究部 科学の祭典に、参加してきました。

8/5(土)・8/6(日)に行われた科学の祭典に、参加してきました。当日は来場者の方に磁石を使った実験を体験してもらいました。2日間でたくさんの方に実験の楽しさを伝えることが出来ました。足を運んでくださった方ありがとうございました。

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早朝の爽やかな光景

今朝、夏季休業中ということもあり、自転車の数も多くない学園駐輪場を一人の高校生が箒で掃除をしていました。
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校長 「どこか、故障しているのですか?」
高校生「はい、大腿骨を」
校長 「一人で清掃、ありがとう」
怪我や故障との向き合い方も、大切な学びです。そんな時、誰もいない駐輪場を一人で箒をもってゴミを集める心はどこからやってきたのでしょうか?
僕は感謝の気持ちを胸に彼の学年と名前を聞いて、その場を離れました。
振り返ると駐輪場1階はとても美しくなっていました。

その後、いつものように武庫川にかかる甲武橋そばを通りかかると先日、活けかえられていた橋の欄干の花束が夏の日差しで、少し弱っていました。
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不定期ですが、ここには花が供えられています。
甲武橋の横断歩道を自転車で渡っていた当時高校Ⅲ年生だったK君が、夢を追うことができなくなった場所。
その交通事故は2020年9月に発生しました。

自転車駐輪場で、皆のことを思い、掃除してくれている学園生。
ベストナッジ賞コンテスト受賞候補にノミネートされた社会科研究部諸君。

爽やかな高校生の姿を見て、受賞候補にノミネートの報告を受け、K君のことを思い出した校長です。
この夏、地球沸騰化の夏、もう誰一人未来を夢見る若者の訃報を聞きたくはない。

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ベストナッジ賞コンテスト受賞候補へのノミネート

社会科研究部の研究が環境省主催のベストナッジ賞コンテストの受賞候補に選ばれました。この研究ではヘルメットの所有率をあげるために行動経済学のナッジ理論を用いて啓発ポスターを作製配信し、本校生徒の所有率上昇に寄与しました。

本研究は事前にヘルメット所有の有無を生徒にアンケートし、その後ヘルメット所有の啓発ポスターを保護者に配信後、再び同様のアンケートを生徒対象にしました。

今後夏休み明けにオンラインにてプレゼンテーション審査があり、その結果で受賞が決まります。

社会科研究部の今後の活動に注目してください。

ヘルメット啓蒙漫画

ヘルメット啓蒙ポスター

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笑顔あふれた理科実験考房

8月2日(水)と8月4日(金)の2日間に渡って、本校理科教員3名による小学生対象の標記実験教室を開催しました。

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本校理科研究部の生徒もサポートに入ってくれました。

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初めて出会う同年代の男子児童同士が、一つの実験を通して協力し合うこうとで、あっという間に人間関係が築かれていくのです。言葉を交わし、手を差し伸べ合いながら、目標に向かっていく姿や実験をサポートしていた高校生にも気軽に質問している姿がありました。
電流が流れていることを実体験する実験では、小学生が高校生に「一緒に輪に入ってください」と積極的に誘っている場面もありました。

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また全体をけん引していた理科教員からはこれら実験を通して、夏の自由研究の材料になるような提案が複数されていました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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園芸部 夏野菜の収穫

園芸部では、今年も夏野菜の栽培を行いました。
連日の猛暑に負けずぐんぐん成長し、ゴーヤやキュウリなど6種類の夏野菜を収穫しました。

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中学軟式野球部 野球体験会

報徳学園中学校軟式野球部では、8月27(日)に野球部体験会、9月30(土)に学校主催のオープンスクールクラブ体験編を実施いたします。報徳学園のグラウンドでおもいっきり野球をしよう!
皆様のご参加お待ちしております。

日時:第1回 令和5年8月27日(日) 受付14:30
                体験会15:00~17:30
   第2回 令和5年9月30日(土) 受付9:00
       オープンスクールクラブ体験編9:30~12:00

場所:報徳学園グラウンド(黒土)

対象:小学校4年生~6年生

持ち物:ユニフォーム(動きやすい服装)・帽子・グローブ
    バット(お持ちの場合)・水筒

※第1回はメールもしくはお電話で、第2回は学園HPよりお申し込み下さい。
 詳しくはこちら

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インターハイ写真①

バスケットボール部 令和5年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技

日時 令和5年7月24日(月)~7月28日(金)

場所 北海きたえーる

結果 ベスト8

1回戦
    報徳学園 75 (12-14, 15-15, 20-12, 28-20) 61 実践学園(東京)
   2回戦
    報徳学園 67 (16-16, 26-7, 14-20, 11-16) 59 福島東稜(福島)
   3回戦
    報徳学園 71 (16-17, 25-17, 10-10, 20-10) 54 岡山商科大学附属(岡山)
   準々決勝
    報徳学園 60 (15-29, 15-19, 8-19, 22-12) 79 日本航空(山梨)

以上の結果により、ベスト8という形でインターハイを終えました。今大会でも報徳らしいバスケットが披露できました。冬のウィンターカップでも上位進出を目指し、メインコートで試合ができるよう、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。ご声援ありがとうございました。

インターハイ写真①

インターハイ写真②

インターハイ写真③

インターハイ写真④

インターハイ写真⑤

インターハイ写真⑥

八月のことば ホームページ用s

今月のうた・ことば

八月のことば
 聖人も聖人にならむとて、
   聖人になりたるにはあらず

 今月のことばは『二宮翁夜話』32の一節から選びました。本文ではこの後に「日々夜々天理に随ひ人道を尽して行ふを、他より称して聖人といひしなり」と続きます。尊徳翁は、古代中国の伝説上の王である堯(ぎょう)や舜は、理想的な政治を行った聖人として知られているけれど、彼らは親孝行をし、人を助け、国のために尽くしていただけだ、その行動を見て人々が「聖人」とよんだのだ、といいます。世間で聖人とよばれるような立派な人は、自分が聖人になろうと思って善行を積んでいるわけではなく、自分のやるべきことを毎日しっかりやっていた結果、聖人とよばれたのです。
 尊徳翁も聖人とよばれるような偉人の一人ですが、その生涯をふりかえってみると、何か特別なことをしつづけたわけではありません。むしろあたりまえのことを着実にやり遂げた人でした。やるべきことをやる、ということは誰でもわかっていることです。7月の三者面談では、担任の先生からいろいろなアドバイスをもらったことでしょう。夏休みにやるべきことを決めたりしたことでしょう。(7月末まで補習があったクラスはありますが)夏休みが始まって1週間以上たちました。みなさんはどのような生活を送っているでしょうか。
夏休みが始まったとき、「宿題は早めにやってしまう」「1日x時間勉強するぞ」「早寝早起きして生活リズムを守ろう」などそれぞれに考えていたはずです。これらのことは何も特別な行動ではありません。誰もがあたりまえにやるべき行動です。しかしそれと同時に、誰もができる行動ではありません。人というのは楽な方に流れてしまうものだからです。
 「積小為大」という言葉にもあるように、日々の積み重ねが大きな成果につながります。大きな成果をあげるには日々の積み重ねが不可欠です。日々の積み重ねができた人が立派な人になるのです。みなさんの夏休みが実りあるものになるよう願っています。

八月のことば ホームページ用s