クラブ活動案内(高等学校)|柔道部

高校 [2023.3.21]

柔道部 第45回 全国高等学校柔道選手権大会

日時  令和5年3月20日(月)

会場  日本武道館

結果
【男子個人試合】
 〈73kg級〉 新本 慶(Ⅱ-5) 準優勝
 
  (1回戦) 新本 〇(指導2・僅差) 菅野 桜暉(田村・福島県)
  (2回戦) 新本 〇(内股・技有)  小山田 凰太(鹿児島情報・鹿児島県)
  (3回戦) 新本 〇(反則・一本)  中村 悟暉(北陸・福井県)
 (準々決勝) 新本 〇(反則・一本)  川端 吏飛(沖学園・福岡県)
  (準決勝) 新本 〇(合技・一本)  寺沢 龍之介(東海大甲府・山梨県)
  (決 勝) 新本  (内股・技有)〇 木原 慧登(東海大相模・神奈川県)

 以上の結果となりました。
 兵庫県代表として73kg級に新本慶(Ⅱ-5)が出場しました。
 新本は、1回戦は3分内で指導2を取り僅差勝、2回戦は試合中盤に内股にて技有を取り優勢勝ちと良いスタートを切ることができました。3回戦以降もとても動きが良く、常に攻める姿勢があり、相手の技にもしっかりと対応し、接戦をものにして勝ち上がりました。
 準々決勝では、1分過ぎのところで相手の背負投をまたぐ形になり、そのまま場外際で技有を先取されました。そこで開き直り、直後の組手で勢いよく持つと相手が腰を引く姿勢になったため、強引に腰車で投げに行ったところ、相手がブリッジの体勢で受けたことにより相手に反則が与えられ一本勝ちとなりました。ブリッジと判定されなかったとしても技有と判定されるであろう投げであったため、新本の勝ちたいという気持ちが前に出た良い場面でした。
 良い流れのまま準決勝を迎えたため、準決勝は常に強気で戦うことができました。試合中盤に相手が前技に来たところに合わせて小外刈を仕掛け、技有を奪うとそのまま横四方固にて抑え込み、合技にて一本勝ちとなりました。
 決勝は、高校1年時から全国総体(インターハイ)にて優勝(2連覇)をしている東海大相模の木原選手との対戦となりました。木原選手は早生まれの大学3年生までが出場できる全日本ジュニアでも優勝をしており、今大会も安定した試合運びで決勝まで進出してきました。新本は準決勝の勢いのままいこうと、最初の組手で勢い良く奥襟を持ちましたが、相手も組手がうまく、投げにいくところまでは展開できませんでした。試合中盤に相手は両襟を持った状態での内股を最後まで回し切り、新本はそれに耐えることができず尻もち気味に背中をつき、技有を先取されました。その後、片方の襟と袖を持って隅返で投げに行き、あと少しで技有かという場面はありましたが、相手の組手に圧倒されて思うように反撃することができず試合終了となりました。
 日本一まであと一歩という悔しい結果ではありましたが、持っている力を十分に発揮し本当に素晴らしい試合をしてくれました。この経験を生かしてさらに成長し、インターハイでは優勝できるようにさらに精進したいと思います。また、柔道部としても良い刺激となったので、夏の総体に向けて全部員で今後も頑張りたいと思います。 
 ご声援ありがとうございました。

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