[2023.12.1]
十二月のことば それ正月は不意に来るにあらず 米は偶然に得らるるものにあらず 今月の言葉は、『二宮翁夜話』のなかから、年の瀬にふさわしいものはないかという思いで探してみました。すると、上に掲げた言葉が目に留まりま…続きを読む
[2023.11.1]
十一月のことば むかしまく木の実大木となりにけり 今まく木の実後の大木ぞ この道歌は、小さな種から大きな樹木に育つ地上の現実を歌ったもので、尊徳先生はこの歌の中で、世の中のあらゆる事物には必ず原因…続きを読む
[2023.10.2]
十月のことば 分度を守る 盛衰治乱存亡の本源は分度を守ると守らざるとの二つにあり。我この分度を守りて領中衰廃を興し百姓を安んじ上下百年の艱難を免れしむ。子孫永く我が志を継ぎ、富憂の時に居ると雖も本源たる分度を確守して戻ら…続きを読む
[2023.9.1]
九月のことば 富者は明日の為に今日勤め、 来年の為に今年勤め、安楽自在にして、 成す事成就せずと云うことなし 尊徳先生は、昨日のために今日働く者、昨年のために今年働く者は、豊かな日々を送るこ…続きを読む
[2023.8.26]
8月26日(土)15時から大谷記念講堂にて、地域貢献活動の一環として、(株)ネッツトヨタ神戸と連携して、ミニ四駆YouTubeイベントを開催しました。 大谷記念講堂の壇上に設置されたミニ四駆のコースを使用し、レースを…続きを読む
[2023.8.1]
八月のことば 聖人も聖人にならむとて、 聖人になりたるにはあらず 今月のことばは『二宮翁夜話』32の一節から選びました。本文ではこの後に「日々夜々天理に随ひ人道を尽して行ふを、他より称して聖人といひしなり」と続…続きを読む
[2023.7.1]
七月のことば 何事も事足り過ぎて事足らず 徳に報ゆる道の見えねば 尊徳先生の道歌の一つです。携帯電話、メール、インターネットが急速に普及し、居ながらにして瞬時に情報を交換できるようになりました。高速道路網や鉄道網の…続きを読む
[2023.6.1]
六月のことば 打つ心あればうたるる世の中よ うたぬこころのうたるるはなし この歌は、『解説 二宮先生道歌選』にある「勝負の歌」と題されているもので、二宮尊徳先生が復興事業をしている際に、村内をさわがし邪魔をす…続きを読む
[2023.5.1]
五月のことば 以徳報徳 二宮尊徳は、物や人の持っている「良さ、取り柄、持ち味」のことを「徳」として、その「徳」をうまく使って社会に役立てていくことを「報徳」とよびました。周囲の人やものなどから「徳」を受けたとき…続きを読む
[2023.3.1]
三月のことば 山々のつゆあつまりし谷川の ながれ尽きせぬおとぞ楽しき あちこちの山々の草木や苔(こけ)の中に含まれる露の一滴ずつが集まって流れ、小さい谷から大渓谷に集まり、あるいは滝となり、淵と…続きを読む